表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
234/239

210話 ……岩

1日遅れてしまい申し訳ありませんでした

「うぅ……酷い目にあった」


スノーピンクのお説教はノアがご飯を作り終えるまで続いた


かなりの時間、正座していたけどゲームだからか足が痺れなかったのが不幸中の幸いかな


「……自業自得」

「いやノアだって調子に乗ってたじゃん!」

「……?知らない」


なんなら私よりもスノーピンクで遊んでいた気がするんだけど普通にはぐらかされた


「ノアにはリアルの方でお仕置きしておくから覚悟してね?」

「……そんな」


ガックリと頭を下げて悲しむノア


『www』

『乙』

『逃げられず残念だったな』

『1番得してるのは俺ら』


雑談したり時折コメントを見たりしながらノアが作ったご飯を食べた


「……ん、目指せ頂上、溶岩で釣りする」

「なんか頂上にいたよね、燃えてる鳥」

「私は良さげなお宝が欲しい。あれだけのモンスターが道を塞いでいたんだから相当なお宝があるはず」


ノアは溶岩で釣り?する、スノーピンクはお宝目当て、私はお宝半分に謎の燃えてる鳥目当て


溶岩で釣りってできるものなのかな……?


そんな事思いつつ険しい山道を転ばないように進んでいく


「……む」

「変な声だしてどうしたの?」


先頭を進むノアが声を上げた


「……岩」

「岩?がどうしたの?」

「ちょっと、なんか転がってくる音しない?」


確かになんか音するね、だんだんと大きく聞こえるから近づいてきているのかな?


……ん?


「……岩、転がってきた」

「やっぱり!」

「はぁ?!」


気づいた時にはほんの少し先に岩があるレベルまで転がって近づいてきていた


なんとか咄嗟に私は上に跳んで避けた、スノーピンクはギリギリで横に飛び込むように避ける


そしてノアは避ける事なく岩に踏み潰された


「びっくりした」

「びっくりどころじゃないって……死ぬかと思った」


最初のノアの警告を聞いていなかったスノーピンクは避けるのが遅れたからギリギリだった、お宝が落ちてないか隅々まで見てたせいだね


潰れたノアというと……


「……足抜けない、助けて」


相変わらず無傷ではある


しかし潰れた衝撃で身体が埋まってしまい、足が自力で抜け出せなくなっていた

次回は24日、お昼12時に投稿します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ