120話 サプライズ企画
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「ついに決着!第二回イベントの優勝者は……ラビリル選手となりました!皆さま、盛大な拍手をお願いします!」
私が街の広場に戻るとみんなが盛大に祝ってくれた
「すっごい悪魔だったね、角とか触らせてよ」
「禍々しい感じだったのじゃ」
「しゅごかったでしゅ……」
ベルテとあるふぁさん、それは祝ってくれてるの?
あとその美味しそうな焼き鳥ちょうだい
「……おめでと」
ぶすっとした不貞腐れた顔で一応祝ってくれたスノーピンク
「報酬などは後日配布となります!これにて第二回イベントを終了しま――」
ゴゴゴゴ……
地面が揺れている
「おい、なんだあれは?!」
「巨大な……キノコ!」
「あれ、ラビリルのじゃね?」
他のプレイヤーが叫ぶ先に巨大なパラが居た
◆◇◆
これは第二回イベントの予選が終わってすぐのこと
「もしもし、由佳さん?こんな夜中にどうしたの?」
もう寝ようかなとか思っていたら由佳さんから電話がきた
「あっ百ちゃん、夜中にごめんね!ちょっと第二回イベントの事でね」
「何かあったの?」
第二回イベントで何かあったのだろうか?
「決勝トーナメントが終わった後にちょっとしたサプライズ企画があるんだけど百ちゃん……ラビリルに許可を貰えないかなって、実は――」
私はサプライズ企画の内容を由佳さんから聞いた
「え!なにそれ超面白そうじゃん!」
「でしょー、それでラビリルの――借りて良い?」
「どうぞ!存分に改造しちゃってよ」
これは楽しい企画になりそうだ、今からめっちゃ楽しみだなぁ
「それでその企画は私も参加していいの?」
「プレイヤー全員参加可能の企画にするつもりだからねー、もちろん良いよ!」
◆◇◆
そして現在
「な、な、なんと!ラビリルの仲間モンスターであるパラが暴走してしまったー!このままでは街が破壊されてしまうぞー!」
『緊急クエスト "巨大化したパラ"の討伐又は撃退』
『このクエスト中は街中でもダメージを受けます』
『制限時間は10分です』
「それではプレイヤーの皆様、全員力を合わせて緊急クエストのクリア頑張ってください!」
急に始まったイベントにプレイヤーのみんなが大騒ぎをしている
「ラビリル、どういうこと?!自分のペットくらい管理しといてよ!」
「これは面白くなってきたのじゃ!」
「あわわ、ラビリル様のお仲間を攻撃してもよろしいのでしょうか?!」
「食べられた恨みをはらしてやるぅー!」
ベルテやあるふぁさんなども困惑しつつも応戦状態に入っていた
「おい!こっちにきた――」
「やめてくれー!」
「あ、これは無理だわ」
次々とプレイヤーを踏み潰したり街中を壊しているパラ
しっかりと巨大なHPゲージがパラの頭の上に表示されていた
ちなみに私だけ詳細なHP量が確認できる、ステータスとかは見れなくなってるけどね
「えっと、残りHPは26980だね!」
しっかり10倍になってるよ、みんなで攻撃すればいけるかな?
「"魔王降臨"行け、私のしもべ達!」
「"魔道の力を"今度こそ焼きキノコにしてやるのじゃ!」
「"愚か者に救済を"ごめんなしゃいぃぃ!」
「《変身》《自分魔法領域》!私が逆に食べてやるから!」
各自、スキルを使って自分を強化する
「"破壊開始"……パラ、本気で戦うのは初めてだね!」
全員が巨大化したパラに向かって突撃していった
ただでさえ強いパラが運営により魔改造されて全プレイヤーを襲う……!
次回もお昼12時に投稿です




