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指輪の選んだ婚約者  作者: 茉雪ゆえ
本編

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26/59

24

「どんな令嬢よりも、私には貴女の方が愛らしく見える」


 きっぱりと、フェリクスは言い切った。周囲がしんと静まり返る。


(ひょっとしてまた酔っ払っているの?)


 アウローラは目を白黒させた。今日の彼は会話が保たないせいで、片手にずっとグラスを握りしめていたし、なにせ彼には酔っ払って指輪を放り投げて婚約者を選んだという前科がある。


(……あの夜会の時もきっと、話が保たなくてお酒を飲んでる内に酔っ払ったんだわ、きっと)

「まだ酔ってはいないぞ」

「心の声を読まないでください」


 口の端に苦笑を浮かべたフェリクスの、白い手袋に包まれた指が、アウローラの頬に添えられた。事態を理解しきれないアウローラはぱくぱくと口を開け閉めするが、呼吸にしかならない。

 森のような緑の瞳を深く覗きこまれ、喉が詰まる。


「貴女の笑みはひどく愛らしいし、無心に刺繍をしている時の横顔は美しく見える。魔力も柔らかく心地よい。それに、私のような不器用な男にも根気強く付き合ってくれる忍耐力も素晴らしい。それらに比べれば、着飾った時の容色など些事だ」

(そ、そんなに必死にラブラブアピールする必要、あります?!)


 間抜け口を開いたままのアウローラに、熱い眼差しが注がれる。混乱の極みに陥った彼女は思わず、助けを求めるように視線をさまよわせた。

 しかし、近場のキルステン侯爵夫人は扇子の陰で爛々と瞳を輝かせているし、その後ろにいる侯爵は呆れの目線である。少し離れたところでこちらを伺っていたご令嬢たちは苦い顔をしているか、さもなくば頬を上気させつつもそっと目をそらしていて、貴公子たちは苦笑いだ。軍属と思しき軍服の男性陣は日頃のフェリクスを知っているのか、『驚愕!』と額に書いてあるような顔で、血管が浮き上がりそうなほどに目を剥いている。

 誰も助けてくれそうではない。


「ああああの、ありがとうございます? そ、そろそろ離してくださいませ!」

「なぜ?」


 心底不思議そうな声色で問いかけられ、アウローラは仰天してばたばたと取り乱した。すると、逃さないと言わんばかり、腰に回された腕に力がこもる。


「ななななぜって!? むしろ突然どうなさいましたのフェリクス様!?」

「突然でもないが。しかし貴女に名を呼ばれるのはいいな」

(ど、どうしよう!? やっぱり酔っ払ってる!?)


「フロアのど真ん中で婚約者を口説くとはなかなかやるじゃないか」

「……ルーミスか」


 だれかたすけてー。


 心の中で棒読みの台詞を朗読したその時、低い声が背中から届いて、アウローラは思わず振り返った。そこにあったのは、華やかな美貌が台無しな、苦い薬を一気飲みしたかのような顔である。


「君が色恋にかまける様を見る日が来ようとはね」


 磨きぬかれた床の上、磨きこまれた黒い革靴でカツンカツンと高らかな音を立てながら歩み寄ってきたのは、夜会の主催者たるルーミス家の嫡男、ユール・イル・レ=ルーミス。アウローラとフェリクスを夜会へと招いた張本人である。

 彼は白地に金刺繍、金ボタン、赤いマント。フェリクスの礼装と対をなす色合いの、近衛隊第一小隊第一班の者にのみ許された、『白装』と呼ばれる儀仗兵の礼装をまとっていた。白を着ることがタブーである場であっても許される、数少ない装いである。

 甘い微笑みに偽装した、敵愾心に満ち満ちた青い瞳がフェリクスを射抜き、フェリクスははっきりと顔をしかめて、ゆっくりとアウローラを解放した。


(た、助かった! ……まさかこの男の言動に助けられるとは夢にも思わなかったわ!)

「何の用だ」

「用も何も! せっかく私が招いたというのに、君が父上への挨拶以降、ちっともこちらへ来ないから、私の方から来ただけの話だよ」


 やれやれ、とユールが肩をすくめる。鋭く睨みつけるフェリクスを尻目に、彼は隣に立っていたアウローラを、頭の天辺からつま先まで舐めるように見やった。顔をしかめたアウローラを、フェリクスが自分の背中に隠す。


「へえ」

「なんだ」

「馬子にも衣装とはよく言ったものだね? 先日街でお見かけした時よりも、随分お綺麗ですよ、アウローラ嬢」

「馴れ馴れしく呼ぶな」

(うわあ、とばっちりの視線が刺さる!)


 フェリクスの凍れる目線がユールに突き刺さる。それと時を同じくして、アウローラに矢のような視線が注がれた。新王家派閥のご令嬢達の悋気の火矢である。美貌の騎士二人に挟まれていることへの嫉妬もあるだろう。けれど、フェリクスとふたりでいた時よりもよほど、強い視線に晒される。

 彼女たちにとって、派閥の違う家柄のフェリクスはどれほど美しくても観賞用であり、現実の相手としてはユールの方が魅力的なのだろう。けれど彼は、いずれ侯爵位を継ぐ身分の持ち主である。ほとんどの娘達にとっては声をかけることはおろか、声を掛けられることさえ夢の様な相手なのだ。他派閥の、さほど美女でもない娘が彼に言葉を掛けられるなど、彼女たちからしてみれば許しがたいことなのに違いなかった。


 おののくアウローラを他所に男たちは、穏やかならぬ視線の火花をバチバチと交わし合っていたが、本人たちにとってはさして珍しい事態でもないらしい。しばらく続いた不毛な睨み合いから視線を逸らしたのは、フェリクスの方が早かった。


「……本日はお招きありがとう、と言うべきか?」

「ふん、どういたしましてと返すべきかい?」

「いらんな。……ジロジロ見るんじゃない」

「客をよく観察しておくことは主催の義務だろう」

「うるさい、減る。見るな」

「随分だな」


 ユールはアウローラから目を離さない。睨み返せば、大きな手で、ぐいぐいとフェリクスの陰に押し込まれる。呆れ果てた目をして、ユールは再び肩をすくめた。


「まあいい。そろそろ舞踏の時間だ。端に避けろ」

「言われずとも」

「――ポルタ嬢」

「はい」


 名を呼ばれ、隠されていた背中から伸びをして顔を出す。ユールは美々しい顔立ちに甘い貴公子然とした笑みを乗せ、スッとアウローラへ手を差し出した。


「最初のダンスは私と踊っていただけますね?」

「……はい?」


 ぱちくりと、アウローラの緑の目が瞬く。

 最初の一曲はパートナーと。それがウェルバム王国の社交界における夜会の基本である。しかし、主催に申し込まれたダンスは断らない、というのもまた、夜会の基本だ。


「わたくしと?」

「ええ。アウローラ・エル・ラ=ポルタ嬢、貴女と」

(……底意地の悪い男ね!)


 アウローラは咄嗟に思考を巡らせた。

 ユールは主催、ルーミス侯爵家の嫡男だ。アウローラの実家、ポルタ辺境伯家より、爵位に基づく位は高い。主催かつ上位者ということで、ウェルバム王国の社交界としては、ルーミスの手を取るのがマナー上は正しい。しかしアウローラは婚約したての若い娘であり、婚約者の家はルーミス家と同じ家格の侯爵家、クラヴィス家の人間である。パートナーとして夜会に出席している限り、アウローラはクラヴィス家に属する立ち位置になるのだ。

 よって、ここでアウローラがどちらを取ろうとも、社交界暗黙のルールからは外れない。

 しかし、ルールはあくまでルール。それを見る人がどう思うかは別の問題である。

 ここでユールの手を取れば、社交界のルールはよく分かっていると判断されるだろう。しかし、婚約したてだというのに他の男の手を取るのかと、周囲、特に年配者は眉をひそめるに違いない。そして、お前ごときが、という若い娘たちの嫉妬の炎がアウローラを燃やしつくそうとする。そして、フェリクスは所在なさげにアウローラを待つのだろう。

 ではフェリクスの手を取ればどうだろう。マナーを知らぬ娘よと笑われ、お前ごときがユール様の誘いを断るなどと! と、今度は怒りの業火に巻かれるだろう。主催の顔を潰されたと、ユールが報復に出るかもしれない。

 どちらをとっても、アウローラがよく言われることはないのだ。


(……でもまあ、一択だわね)


 しばし想像を巡らせて、アウローラはにっこりと笑ってみせた。男二人が訝しげに首を傾けるのに笑いを噛み殺しながら、アウローラはフェリクスの腕をぎゅっとつかむ。


「ごめんなさい、ルーミス様。今日はわたくしとフェリクス様が婚約してから、初めての夜会なのです。ですから、最初のダンスはどうしても、フェリクス様と踊りたいのです。二曲目にお誘いいただけますか?」

「……ふうん?」


 面白いものを見た、とユールの瞳が眇められる。


「わたくしは遊戯の嗜みもない田舎者でございます。田舎娘の憧れをどうか汲みとってくださいませ」


 もっと演技上手だったならここで、甘い少女の顔で笑えたかもしれない。しかしアウローラにはそこまでは出来ない。かわりに少々男らしく、にっこりしてみせた。

 どちらをとっても心象が良くないのなら、アウローラが取るのはフェリクス一択だった。もし、他の男の手を取ったなら、アウローラがいないからといって他の女性をダンスに誘うどころか、そんなことを考えもしないだろう彼が、舞踏の時間の間ずっと壁際に所在なく佇むことになるのは、目に見えている。アウローラは刺繍を眺めていくらでも時間の潰せるが、彼がひとり取り残されたならきっと、周囲とうまく会話も出来ずにしょんぼりするのだ。そんな思いはさせたくなかった。しばらく婚約者として過ごしてきて、それくらいには情が移っている。

 それに、街で遭遇したユールは、『色男』を気取っているようだった。そんな矜持があるのなら、『恋する乙女』に手を出すなどという、無粋な真似はしないだろうというちょっとした賭けもあったのだ。


「二曲目以降も渡す気はないが」

「うわっ」

「これはこれは」


 おさまりがいいのか位置がいいのか、フェリクスがまた、アウローラの腰を引き寄せる。それを見て、くっく、とユールの喉が鳴った。彼はさも楽しげに口角を上げたが、青い瞳は笑っていない。


「まあ、冗談だ。私とて、相愛の恋人たちを引き裂くような野暮な男ではないつもりだよ。――ダンスを楽しんで行くといい」


 やれやれ、と聞こえてきそうな面差しでまたしても肩をすくめ、ユールは無駄に典雅な仕草で歩き去る。アウローラはその背に向かって舌を突き出したい衝動をぐっとこらえた。

 ユールが主催席へと戻ってゆくのを合図としたのか、テンポの良いワルツが広間に流れ始める。

 とりあえずの嵐は去ったとホッとしてアウローラが深い息をつくと、目の前にスッと手を差し出される。白い手袋に包まれた大きな手だ。見上げれば、ほんのり紫味を帯びた青い瞳が、アウローラを見下ろしている。

 そういえば抱えられたままだった、と気がついて、アウローラはさすがに頬を赤く染めた。厚いコルセットやドレス越しとは言え、そのしっかりとした腕を腹に感じるのは、少々気恥ずかしい。


「あの?」

「一曲お相手いただけますか」

「ああ……ええ、喜んで」


 クラヴィス侯爵夫人の書斎でダンスの練習をしたことを思い出し、アウローラはこほん、と咳払いして、絹の手袋に包まれた己の指を差し出されていた手のひらに乗せた。すると不意にギュッと掴まれて、驚いて顔を上げると。


(………………その顔は、反則!)


 まるで大きな音に驚いて硬直する子猫のように、アウローラの背が固まる。ああ、一体誰が彼を氷だなどと言ったものか! こんなに、柔らかい顔もする人だったなんて!

 赤い頬を隠すようにむっと口を閉ざしたアウローラを、鋭い目元を薄紅に染め、ゆるりと緩んだ甘い青紫の瞳が、ひたと見つめていた。





「つ、疲れた……」


 さわさわと、薄い月に照らされた藍色の木の葉がそよぐ。日が落ちて心地よく冷え始めた風の吹き抜けるテラスで、アウローラはよろよろと石造りの手すりに寄りかかった。足元に数段ある階段の向こうは綺麗に整えられた青々とした芝の庭で、白い夏の花が揺れている。日が落ちても目につくように白を植えたのかもしれない。会場の外であろうとも一部の隙もなく整えられた手入れに感嘆の息が漏れる。

 ルーミス家もまたクラヴィス家に匹敵する名家なのだということを思い出しながら、アウローラは体重を手すりに預けた。


「すまない、調子に乗った」

「楽しかったようで、なによりです……」


 真剣に謝る声色ではあるが、会場から溢れる光りに照らされた銀の髪の端正な横顔がひどく満足気で、アウローラはげっそりしつつ、細く長く、肺の中の空気をすべて入れ替えるような息を吐き出す。ダンス用の柔らかい革と低めの踵の靴であるとは言え、繰り返し踊った足はもはやガクガクと生まれたての子馬のようで、踵は少々傷んで、こもったような熱を訴えてすらいる。

 そう、この男は二曲目どころか、三曲目も四曲目も、それどころか五曲目も、フロアの端から端まで、まるで魅せつけるように踊り続けたのだ。

 腰に添えられた青年の手が何度も何度も彼女を持ち上げて回し、その度に広がる白地に黒刺繍のドレス。星屑のような溢れる灯りを反射して、北の一等星のように輝くのはこめかみの横で揺れる髪飾りの青い石。そんな彼女を追うように大きく翻るのは、濃紺の軍服と銀の髪。息ぴったりの軽やかなステップと交わすほほ笑み、楽しげな男女の姿は会場の数多の令嬢たちの目を惹きつけ、羨望の吐息を誘ったが、踊っている方はそれどころではない。

 アウローラの体力は、令嬢の平均よりは優っているが、働く平民女性よりは劣る程度という、要するに人並みである。刺繍のために徹夜は出来ても、ダンスは三曲くらいが限度。いくら楽しくとも、精神力だけでは騎士の体力にはついていけるはずもない。よって、楽しげなフェリクスに付き合おうと頑張っては見たものの、三曲目が始まるあたりからアウローラの笑みはピクピクと引きつり始め、五曲目が終わる頃には倒れこみそうになっていたのだった。


「……すまないな。挨拶から何から、何もかも貴女に任せきりだというのに」

「お気になさらず……」

「だが、これほど夜会が楽しいのは初めてだ」

「そ、それはよかったですわー」

(だ、だからその顔は反則です……! かえって目の毒……!)


 日頃無表情な人が表情を和らげる、その破壊力たるや。軍服の客人たちの慄くような顔の理由も分かる。笑み崩れるという程ではないが、明らかに満足気、自分は今嬉しいのだと訴える口元と目元には、氷の精霊に温かな血が通ったかのようで、見惚れることさえ出来ないほどまばゆいのだ。アウローラはそっぽを向いて棒読みで返事をするしかない。


(……わたし、兄様と父様で美形慣れしていたはずなのに。恐るべしフェリクス様……)


 目をそらしているのに、己の横顔に注がれる視線に、頬が熱くなる。


「足は大丈夫か?」

「ひゃっ?!」


 腰をひょいと持ち上げられて悲鳴が漏れる。フェリクスは頓着せず、持ち上げたアウローラを手すりに座らせた。


「え、あの、ちょっと、フェリクス様?!」

「少し足を見せてくれ……ああ、やはり熱をもっているな」

「だ、ダメですったら! 誰かに見られたらどうします!」


 するりと靴を脱がされ、絹の靴下越しに踵に触れられて、アウローラは顔を真赤に染めた。貴族の娘が足を晒すのは、夫の前だけであるべきとされている。いくら婚約者でも、これは不躾だ。


「いけません! あ、あの、ご存知ないのでしたら大問題ですわ! 女が足を見せていいのは、夫だけなのですから!」

「……そ、そうなのか。それは、すまない」


 慌ててドレスの裾を戻すフェリクスに、アウローラは力なく首を横に振った。


「今日は、許します。……でも、これ以上踊るのは無理かもしれません」

「……無理をさせて悪かった。貴女がその刺繍の小鳥のように軽いものだから、いつまでも踊れるような気がしたのだが」


 耳を垂れる子猫のようにシュンとした彼に、アウローラは顔を仰ぎながら苦笑した。涼しいはずの夜風が、ちっとも頬を冷ましてくれない。


「わたくし、それほど軽くありませんけれど」

「羽根のようだったが?」

「ご冗談を」

「私は冗談が言えない」

(そうでした……)


 とはいえ、それは彼が体を鍛えている騎士であるからだ。可憐な見た目のお嬢さんたちに比べれば、彼女の目方は多い方である。アウローラはコホンと喉を鳴らして気を落ち着けると顔を上げた。


「いつ頃帰りましょうか」

「そうだな、もうそろそろ引き上げても問題のない時間ではないかとは思うが」


 貴女はまだ十代で婚約者と言う立場だし、とフェリクスは続け、アウローラは頷く。


「ルナ・マーレ様の仰る『ラブラブアピール』とやらも、まあ、それなりに達成したのでは、と思います、し。そろそろ、良いかもしれませんわね。あれだけ踊れば、印象には残ったと思いますもの」

「私は普段全く会話がないし踊りもしないから、騎士団員の記憶には間違いなく残っただろうな」


 アウローラの言葉に首肯してから、フェリクスは彼女を手すりから下ろす。軽く傷みを訴えた踵をトントンと慣らし、アウローラは軽く伸びをした。


「このまま出ますか? それとも、最後にもう一度ご挨拶してからにしますか?」

「そうだな、挨拶くらいはしてもいい」


 頷いたフェリクスが腕を差し出す。そこに己の腕を絡めて広間へと踏み出し、二人は同時に足を止めた。






最初の一行はあえての重複なんで大丈夫なんじゃよ。

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実は「アイリスNEO」から、1~10巻が発売中です。
2巻以降は完全書き下ろしなので、よろしければぜひ!

― 新着の感想 ―
楽しく読ませていただいています。 この先もどんな展開かと、わくわくドキドキ…!
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