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そして、いつか、余白な世界へ  作者: 秋真
第三章 白銀世界の卵たち
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第97話 紅の夜

 影の獣たちは低い唸り声をあげながら、じりじりと山小屋(コテージ)へ近づいてくる。



(クソ……、この前より数が多い……)


 思った悠貴は思わず一歩下がった。森から姿を現した影の獣たちの他にも森の中には(あか)い光が見てとれた。



「悠貴君!」


 山小屋から真美と眞衣が駆け出してきた。2人はテラスを降り、雪の上を駆けながら魔装して悠貴に並ぶ。



 山小屋を背にした悠貴たち3人が影の獣の群れと対峙する。


 群れの様子を窺いながら悠貴は思う。


(俊輔と憲一は見回りでいない……。それでも山小屋からは住職だって直ぐに来るだろうし、なによりこっちには聖奈がいる……。それに、今回は奇襲じゃない。よし、乗りきれる……)



 そこまで思った瞬間、悠貴の背筋が凍った。


(……そうだ。何故、今回は奇襲じゃないんだ……。正面から、自分達の姿を見せつけるように……)



「今回はやられないわよ! 私の魔法を喰らうといいわ!」


 言った眞衣が飛び出す。掌に火の球を浮かべ魔物たちに向かっていく。


「ダメだ! 眞衣!」


「心配しないで悠貴さん! この前は後ろから来られたから遅れをとったけど、こんなやつら……、私の魔法で黒こげよ!」


 群れに迫った眞衣は止まり、火の球を連続で影の獣たちに放つ。群れのいた辺りが火に包まれる。ふう、と一息ついた眞衣が悠貴と真美に向かって振り向く。


「どうですかっ、悠貴さん? 私だってこれくらい……」


 悠貴は得意気に語る眞衣に向かって駆け出す。



(奇襲じゃなく、あえて正面からあいつらはやって来た……。それでも勝てると思って!)



 眞衣が放った火。燃え盛る炎の中。揺らめく影が見えた。それを見留めた悠貴は駆ける足に力を込める。


「眞衣!」


 悠貴が叫んだのとほぼ同時に、影の獣たちが炎の中から眞衣へ向かって飛び出してきた。



「きゃああああ!」


 不意をつかれた眞衣は悲鳴を上げた。獣たちが襲いかかる。悠貴は群れの手前に魔法を放って牽制し、動けずにいる眞衣を抱き抱えて後退した。



 悠貴は真美のいる辺りまで下がり、抱えていた眞衣を下ろす。


「あ、ありがとうございます……」


 眞衣は紅潮しながら悠貴に言って、思い出したように表情を変えて群れを見据えた。


「な、何なのよ、あいつら……。効いてないの……、私の魔法……」


 眞衣は試しに火の球を射掛けてみた。眞衣が放った火の球は魔獣たちの体をすり抜けて奥の森に着弾した。


「な、なんでよ……」


 そう言って立ち尽くす眞衣の横で真美が口を開く。


「たぶん……あいつらは魔法士が自身の魔力で産み出した眷属……。聞いたことがあるわ。その眷属を産み出した術者とあまりにも魔力に差がある魔法士の攻撃は、ほとんど効かないか、無効化されるって……」


 真美もまた試しに自身の『雪』属性の魔法を放ってみる。全く効いてないわけではないが足止め程度でしかなさそうだった。




「これならどうだ!」


 悠貴が放った風の魔法。


 群れの先頭の集団を蹴散らした。風に体を裂かれた影の獣の骸はやはり黒い粉のようになって散っていった。



「す、凄い……」


 真美と眞衣が同時にそう口にした。



「俺が先頭に立つ! 真美と眞衣は援護を頼む!」


 悠貴は群れに向かって進み、そこから魔法を放って群れと戦う。隙をついて襲おうとする影の獣たちを真美が牽制する。眞衣は群れの行く手に火の球を放って阻む。


 悠貴は襲いかかってくる影の獣たちを一匹、また一匹と仕留めていく。真美が足止めをしていることもあって一斉に向かってくることはなかったが、それでもじりじりと近寄ってきた。




「悠貴君! 皆を呼んできたわ!」


「ゆかりさん!」


 ゆかりに続いて聖奈、琥太郎が出てきた。直ぐに魔装して戦列に加わる。


 ゆかりも悠貴の後方に立ち、影の獣たちへの攻撃を始める。


「佑佳ちゃんはまだダメ、治りきってない……。山小屋の守りも必要だったし中に残してきたわ。佑佳ちゃんだけじゃ不安だったから中は住職にお願いしてきたわ」


 言ったゆかりに悠貴は攻撃の手を緩めずに返す。



「正解ですよ。真美の話だと力量に差があるとあいつらには攻撃が効かない……。眞衣! お前も山小屋(コテージ)の中に避難しろ!」


 と、迫り来る獣たちに魔法を放ちながら叫ぶ。


「い、嫌です! 私も悠貴さんと……」


「お前の攻撃はあいつらには効かない! それに……、別方向からも攻撃があるかもしれない。お前は山小屋と佑佳を守ってくれ!」


 一瞬戸惑いを見せた眞衣だったが、表情を変えると力強く頷きコテージへ向けて駆け出した。




 戦列に加わった琥太郎の攻撃は獣たちにある程度聞いている。その横。聖奈が魔力を溜めて攻撃のタイミングを窺う。


 聖奈が横にいた琥太郎を見て頷く。それを見た琥太郎が悠貴に向かって叫ぶ。


「悠貴さん! 聖奈ちゃんの攻撃……、いけます!」



 悠貴は攻撃を止め、それを合図に他の仲間たちも攻撃を止めた。我先にと襲い掛かる影の獣たちの群れに向かって聖奈が魔法を放つ。


 轟音と共に雷撃が魔獣たちを襲い、群れの半数を飲み込んだ。


「す、凄え……」


 聖奈の横で琥太郎が唖然としながら言った。


 歓声を上げる悠貴たち。ちょうど見回りに出ていた俊輔と憲一も戦列に加わり、残りの影の獣たちを一掃した。





 最後の一匹を炎を纏う拳で葬った俊輔。


「どうだっ、見たか……、俺たちの力!」



 森から出てきた影の獣たちは一匹残らず倒した。一撃に全力を込めた聖奈、まだ戦う程には回復していなかった憲一。ゆかりが付き添って山小屋(コテージ)に下がらせた。



 取り敢えず目の前の脅威は排除できたか、と悠貴は魔装を解いて森を見つめる。


(俺の考え過ぎか……)


 その一言で自身の思考に決着をつけようと思った悠貴だったが、どうしても森から目が離せない。


 俊輔や琥太郎は勝利の余韻に浸っている。互いに何匹倒したと手柄の数を競いながら山小屋へ向かう。




 森を見ながら佇む悠貴を見留めた真美。悠貴に駆け寄る。影の獣たちを無事に退(しりぞ)け微笑んでいたが、近づくにつれて目に入ってきた悠貴の顔を見て表情が曇る。変わらず森をじっと見ている悠貴の背後に立ち、声を掛けた。


「どうしたの? 悠貴君……」


「あ、いや……。何か、あっけなかったなって……」


 悠貴にそう言われた真美。悠貴と同じように森を見つめる。月と星に照らされた森はどこまでも深く、そして暗い。


 真美はそんな森を見てゾクッとした。言い知れぬ怖さを感じた真美は、内心にもたげた感情を打ち消すように森を背にして悠貴の前に立つ。


「考えすぎだよっ、悠貴君。私たちだって弱くないんだよ。聖奈ちゃんだっているし、それに、その……、悠貴君だって凄いんだし……」



 真美がそこまで言ったとき、悠貴が一歩近づいた。俯く真美。


「な、なにっ……? ど、どうしたの……、ち、近いよ」


 真美は紅潮しながらそう言ったが悠貴の返答がない。顔を上げる真美。悠貴の目が自分の背後の森から全く動かない。真美は振り向く。そして。



「う、うそ……」



 真美の顔に恐怖の色がはっきりと表れる。


 森から姿を現した影の獣たちの数は先程退けた時よりも多い。直ぐに紅い牙と瞳が襲いかかってきた。


 真美が悲鳴を上げる。すかさず悠貴は応戦する。真美の悲鳴を聞き付けた俊輔、琥太郎が加わって影の獣たちとの戦いが再開される。山小屋の中からもゆかりと宗玄が駆けつける。



 魔力を減らしながらの戦いだったが、悠貴たちは少しずつ獣たちとの戦いに慣れてきていた。どう襲い掛かってくるのか、どう倒すのか、互いにどう連携すれば良いのか……。そうして再び群れを一掃した悠貴たち。



 直後。更に森の奥から湧くようにして影の獣たちが姿を現した。



 影の獣たちの波状攻撃。悠貴たちは魔力を消耗しながら、ただひたすら襲い掛かってくる敵を倒していった。退ける度に数を増して現れる影の獣たち。一度山小屋に下がった憲一も加わり弾幕を張る。


 退けて、現れて……を何度か繰り返すうち憲一と琥太郎が弾幕の隙間をぬって飛び出してきた魔獣の攻撃を受けて負傷した。


 悠貴の指示で負傷した2人をゆかりが連れてコテージまで下がらせると戦況は逆転した。火力の下がった悠貴たちにじりじりと近寄ってくる魔獣たち。


「悠貴! これちょっとヤバくねぇか! 一度山小屋の中に下がろうぜ!」


 悲鳴にも似た俊輔の叫び。


 悠貴も危機感は共有している。しかし、山小屋に退いたとしても囲まれたら終わりだ。むしろ逃げ道がなくなる。


(いっそ食料を持って山の中に逃げるか……。いや、逃げきれる保証はないし、飢えと寒さで何日もつか……)



「きゃーーーーー!」


 悠貴は悲鳴を上げた真美を見る。一匹の獣が真美の腕に噛みついている。


「このヤロウ!」


 魔装した悠貴の拳が真美に噛みついていた魔獣の脇腹にめり込む。魔獣は吹き飛ばされ、そして黒い粉になって消えた。


「真美! 大丈夫か!」


「だ、大丈夫よ……、これくらい……」


 言葉と裏腹に蒼白な真美の顔。腕の傷は浅くない。


 真美の横では山小屋から出てきた聖奈が雷撃を群れに向かって放ち続けているが明らかに威力が落ち始めている……。


「悠貴!」


 目につく最後の一匹を倒した俊輔が悠貴に駆け寄ってくる。宗玄は膝をつき、聖奈は魔力を使い果たしその場にうずくまる。



 どう考えてもこれ以上は襲撃を防ぎきれない。思った悠貴の前で負傷した真美に治癒魔法を施すゆかり。そのゆかりの魔力も弱っている。



 悠貴は下を向き、そして森を見た。もう驚きはない。森からは影の獣たちが溢れだしてきている。動きは遅々としていて、どこか余裕を感じさせた。



 よろよろと立ち上がる宗玄と聖奈。負傷した真美も立ち上がり獣たちと対峙する。



 その仲間たちの前に立つ悠貴。魔力を振り絞って群れに向かって攻撃する。


「悠貴!」


 叫ぶ俊輔には振り返らず悠貴は叫ぶ。


「ここは俺が食い止める! でも、そう長くはもたない! 山小屋まで戻って食料を持って逃げろ!」


「ふざけんな! お前だけ置いていける訳無いだろ!」


 そう叫び返して悠貴の横に並ぶ俊輔。


「馬鹿! なにやってんだよ! 早く逃げろ!」


「ああ、悠貴の言う通り俺は馬鹿だよ。馬鹿な高校の、その中でもビリの方だからよ。先々の計算なんて出来ねぇ。だけどな……、そんな俺でもよ、仲間を置いて逃げるような腰抜けだけにはなりたくねえ!」


「俊輔……」



 言った俊輔を見つめる悠貴の耳に入る音があった。ざっ……。雪を踏み締める音。



「真美……、聖奈……、住職さんも……」



「俊輔君にそう言われちゃったら、私だって逃げる訳にはいかないわね……。後で、腰抜けだって俊輔くんに馬鹿にされちゃうもんねっ」


 傷の痛みに苦悶の表情を浮かべる真美は無理に作った笑顔で横の聖奈を見る。笑い返す聖奈。


「お前たち……」


 そう、声を漏らす悠貴。震える悠貴の肩に宗玄が手を置く。


「やれるとこまでやってみよう……。わしらが少しでもここで踏ん張れば、山小屋の子たちだけでも助かる可能性がある……」


 宗玄を見て、次いで仲間たちを見回す悠貴。覚悟を決めた魔法士たちの顔がそこにあった。



(俺の……、俺のせいだ……。俺にもっと力があって、皆を守ることが出来たら……)


 悠貴は群れを見据えながら肩を震わせる。こんなにも頼もしい仲間たち。その仲間たちを救えない自分の無力さを呪う。




 影の獣たちの群れが悠貴たちへ向かって駆け出す。悠貴たちは力の限り魔法を放つ。しかし、繰り返される襲撃に悠貴たちの力は限界を迎えていた。


 途切れる弾幕。


 迫り来る影の獣たち。






 その時。


 悠貴たちの背後から轟音が聞こえた。悠貴は何事かと振り返る。



 夜を切り裂く炎。夜空を紅に染める。


 炎の渦は悠貴たちの頭上を通り過ぎ、影の獣たちの群れを飲み込み、辺りを焼き尽くした。




「先生ー! 無事!?」



 塾の自習室で聞き慣れた声に悠貴は振り向く。


「なつ!」



 魔装した新島なつみが悠貴たちの前に立つ。


「ふぅ……。どうにか間に合ったみたいね……。もう大丈夫よ、安心して。すぐに私の仲間も来るから……」


 振り返って笑みを浮かべるなつみ。


「なつ!」


 影の獣たちがやはり大地から沸き上がるようにして現れた。改めて群れの方に向き直ったなつみが背中越に答える。


「大丈夫よ、なつ、天才だから。それに……、先生たちがかなり粘ってくれたお陰で向こうだって魔力の残りは少ないはずよ。この、眷属を産み出す術式は魔力を相当消耗するの。ここから先は魔力の底力比べよ! こてつ!」


 なつみの呼び掛けに従者のこてつが姿を現す。


『はーい。悠貴、少しだけ久しぶりっ。取り敢えずこいつらは僕となつに任せて悠貴たちは休んでて』



 なつみとこてつは次々に影の獣を葬っていく。倒されただけ次々に影の獣が姿を現したが、その獣たちにも直ぐに炎が降り注ぐ。


 紅く染まる冬の夜の中、悠貴たちは燃え盛る影の獣たちと森を前に立ち尽くすしかなかった。



 影の獣たちに炎を放ちながら、こてつがなつみに魔法で思念を伝える。


『なつ……。この術式……、たぶん、あの子だね……』



 そうね、とだけ同じように魔法で思念をこてつに返すなつみ。


(そう……、こてつの言う通り、たぶんこいつらの先にいるのは嵯峨有紗……。こんな陰険な魔力の波動……、あいつ以外にはあり得ないわね……)




 なつみとこてつは休まずに攻撃を続け、遂に影の獣たちは姿を現さなくなった。




「せんせー、終わったよっ」


 振り返って手を振るなつみ。

 脱力して悠貴はその場に座り込んだ。

 横の俊輔も座り込んで口を開いた。


「なつ……、あいつ、やっぱとんでもねぇ化け物だな」


 言った俊輔は大の字で倒れた。ああ、とだけ悠貴は返して、近づいてくるなつみに目をやった。こてつと楽しそうにやりとりをしているなつみの足取りは軽い。


 助けてくれたなつみに感謝をして、悠貴は夜空を見上げた。ゆかりと見た夜空は相変わらず見事だった。


 満天の星空を見上げながら、悠貴は掌の下の雪を握り締めた。







 満天の星空の下、黒いローブが舞いに合わせて(ひるがえ)る。


(ふふ……。流石の私も今夜はここまでね……。悠貴君……、貴方やっぱり本当に凄い……。私の可愛い眷属を綺麗に一刀両断……。素敵過ぎるわ……)



 まだまだ本気ではない。それでも初心者の彼にここまで見事に眷属である影の獣を蹴散らされるとは……。魔力の量で押しきったが、いつかは抜かされてしまうかもしれない……。であれば本望だ。



 (たわむ)れに、雪に魔力を(まと)わせて産み出した黒い兎たちも主人である嵯峨有紗に合わせて踊っている。



 くるりとひと回転。静止する有紗。スカートもローブも舞うのを止め、彼女の白い足を隠す。


 そうして迎えた静寂の中、有紗は薄く笑った。


(そして……、新島なつみ……。貴女が出てこなければもう少し悠貴君と遊べていたのに。ふふ、貴女、本当に(やみ)を燃やすのが好きなのね。私たちの新人研修の時と同じね……。凄まじい炎で夜を紅蓮に染めた……。そうして付いた(あざな)が紅夜の魔女。変わってないのね……。貴女はそうではないのだろうけど、本当なら貴女とも私は仲良くしたいのよ……)



 星の瞬きに合わせるように有紗は再び踊り始めた。



(あの、大塚って人には悪いけど、今回は私はここまでね……。あとは陽菜乃に任せるわ……。)



 舞を止めた有紗の足元。雪に円形の影が現れる。黒い兎たちはただの雪に戻る。



 夜空を仰いで有紗は口を開く。


「またね……、悠貴君。強くなって……、お願いだから。もっと私が、いいえ、私の夢が貴方を欲しくなるように……」



 有紗は影に沈んで消えた。

今話もお読み頂き本当にありがとうございます!


次回の更新ですが、いつもであれば金曜の夜なのですが、年末ということもあり仕事が立て込んできまして……。なので、次回の更新は12月21日(月)の夜を予定しています。


お読み頂いている方々にはお待たせしてしまい申し訳ありません!


宜しくお願い致します!

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