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84 魔装兵器

 アメリカ合衆国、ホワイトハウスでは・・・・・・



「大統領、ついに中華大陸連合が南シナ海で民間船を攻撃いたしました」


「そうか、彼らが通商破壊という愚かな手段に出るのは時間の問題だと考えてはいたが、予想よりもずいぶん早かったな。それだけ追い詰められている証だろう」


 このような事態が発生するという予想は事前にペンタゴンの統合作戦本部から大統領宛てに警告が発せられていた。これまでアメリカとしては南シナ海の航行の危険性を訴え関係諸国に警告を発するとともに、衛星からの監視やフィリピンの東海上に第2艦隊を派遣して警戒を強めていた矢先の出来事であった。



「我が国としてどのように対応いたしますか?」


「彼らを我が物顔で南シナ海でのさばらせておくのはいよいよ我が国としても看過できなくなってきた。中華大陸連合が2度と海に出たくなくなるように、かねてから準備していた例の作戦を発動しようではないか」


 秘書官からの問いかけに自信ありげな表情で返事をするマクニール大統領、すでに十分なシュミレーションを重ねてきた作戦がゴーサインを待つだけとなっているのだった。秘書官は万事承知という表情で笑顔で大統領に確認を続ける。



「それでは外交ルートを通じて日本との共同作戦を提案してよろしいでしょうか?」


「ああ、私から直接日本の首相に話をするよ。なにしろ日本には、済州島の拠点をあっさりと譲ってもらった借りがある。今回は我々が主体となって南シナ海を取り返そうじゃないか」


 在韓米軍基地を失ったアメリカは北東アジアへの強固な足掛かりを失って、在日米軍基地が彼らにとっては最前線になるという土俵際まで追い詰められているような緊張状態に陥っていた。そこに降って湧いたような日本による済州島の攻略によって、再び朝鮮半島に対する軍事的プレゼンスの足掛かりを回復しただけではなくて、黄海の対岸から北京に対して睨みを利かせる効果まで同時に得ていた。


 だからこそ今回は最強国家であるアメリカのプライドを懸けて、南シナ海から中華大陸連合海軍を追い出す必要がある。日本だけにいい格好をさせておくとアジア諸国からの支持が全て日本に集中してしまうのは容易に想像がつく。アジアへの影響力は絶対に確保したいという首脳部の思惑が強く働いた結果だ。その日のうちに日米の首脳が電話で会談を行う予定が急遽組まれた。





 ホワイトハウスから提案を受けた山本首相はこの作戦に前向きに取り組むと返事をした。実はこの点に関して山本は先々を見通した上で、済州島への米軍の基地建設を了承したのだった。日本単独で基地を建設するよりも費用が大幅に安く済むだけでなく、『次はアメリカの番ですよ』とホワイトハウスを動かすための将来を見越した布石だった。


 米大統領からの提案は日本の内閣と統合幕僚会議で十分に検討された上で了承されて、南シナ海における日米合同作戦が実施される運びとなった。









 1週間後の富士駐屯地では・・・・・・



「帰還者は図面演習室に集合するように」


 朝礼で副官さんが本日の連絡事項を伝える。恒例の図面演習室に集合ということは、何かしらの大きな動きの前触れかもしれないな。殊に南シナ海がキナ臭い情勢になっているから、そこら辺で何か動きが始まる可能性が高いだろうな。例のコンテナ船撃沈の事件以降、俺たち帰還者の間でも近いうちに報復措置があるだろうという議論が交わされていた。


 その南シナ海での事件に関して、日に日に中華大陸連合への国際的な非難の声が高まっている。中立国の商船への攻撃を禁じた戦時国際法に明らかに違反しているためだ。対する中華大陸連合は『貨物船はインドに軍需物資を輸送していた』と主張して、自衛権の範疇であると反論している。中立を保っていた台湾はこの事件で中華大陸連合への態度を硬化させて、日本やアメリカと接近を図っていると伝えられているみたいだな。


 さて、今回は何が始まるんだろうかと考えながら俺は図面演習室に急ぐのだった。






「新たな作戦が決まった。攻略目標は海南島、今回は米軍が主体となって攻略作戦を実施する」


 全員が集まった場での司令官さんの第一声がこれだった。前置きなしにいきなり全力のストレートが飛んできたよ。ほら見ろ、また美味しそうな餌を目の前にぶら下げられた妹が張り切って腕捲りをしている。この所ずっと訓練期間が続いていたから、そろそろ実戦が恋しくなっているようだ。定期的に暴れて発散しないと、いつ暴走を開始してもおかしくない超が付く危険人物だからな。


 それにしても海南島か・・・・・・ やはり貨物船への攻撃に対する報復だよな。それに南シナ海の海域は日米にとっての重要な貿易ルートだ。いわゆる『シーレーン』と呼ばれる戦略上重要な海域に当たる。日本もアメリカもこれ以上中華大陸連合の横暴を許すつもりはないと強硬な態度を示すんだな。いや、それ以上に海南島を攻略するということは中華大陸連合の艦隊を沿岸部に完全に封じ込めるという意味合いが強いのかもしれないな。



「作戦開始時期は11月の第1週、日本の担当は南シナ海の中華大陸連合の潜水艦の駆逐と、帰還者による地上基地の破壊だ」


「うほほー! このさくらちゃんに任せておけば、基地の1つや2つ簡単にブッ飛ばすよ!」


 これ、妹よ! あんまり調子に乗るんじゃありません! お前はこの前の済州島攻略でずいぶんと味をシメているようだな。兄としてはどこかでブレーキを掛けておく必要をひしひしと感じているぞ。このまま野放しにしていたらえらい事件を引き起こしそうだ。



「さくら訓練生、残念だが今回は駐屯地で留守番をしてもらうぞ」


「ええーーー! 司令官ちゃん! それは酷いよ! お願いだから連れて行ってよ!」


 良かったよ、俺がブレーキを掛ける前に司令官さんが妹を止めてくれた。やっぱりそこいら辺は部隊を預かる立場としてちゃんと見ているんだな。さすがは俺達の司令官、本当に頼もしいぞ! 対して妹はまるで大好きなおやつを取り上げられたような顔になって必死でお願いしているが、どうやら司令官さんは首を縦に振りそうもない様子だ。それにしてもなぜ司令官さんは戦力としては十分すぎるスペックを持っている妹を今回の作戦から外すんだろうな?



「さくら訓練生、今回の作戦は済州島とは比較にならない規模で行われる。戦域はほぼ九州と同じ広さだ。敵軍の抵抗によっては補給が十分行き届かない懸念がある。お前は出来たての食事を満足に口にできない状態で戦闘が可能か?」


「これは困ったね。温かいご飯を食べないと力が出せないよ」


 なるほど、表向きはそういう理由か。妹は本当に困ったという表情で考え込んでいる。戦いと食事を天秤にかけてどちらを取るか悩んでいるようだ。こやつにとってはどちらも捨てがたい究極の選択かもしれないな。


 俺たち帰還者は他の部隊と一緒に行動するとは限らない。作戦内容によっては敵陣深くに単独で突っ込んで何日も行動するケースも考えられる。その場合の食事は戦闘糧食、いわゆるカン飯となるんだよな。妹が果たしてそれだけで耐えられるのかは甚だ疑問が残るな。何しろ一食に必要な量が膨大なだけに、アイテムボックスに一月分の食事をまるまる仕舞い込まない限りはとても保たないだろう。その他におやつだの何だのをいちいち準備するのは非常に手間がかかる。妹よ、面倒だからお前は大人しく駐屯地で留守番をしているがいい!



「ということで、今回の作戦に参加するのは西川訓練生、勇者、それから場合によっては楢崎訓練生も同行してもらう」


「司令、場合によってはというのはどういう意味でしょうか?」


 司令官さんが珍しく含みのある言い方をしているので俺はその真意について聞いてみた。何がどうなったら俺が出撃するのかをしっかりと確認しておきたいからな。



「楢崎訓練生は並列式魔力バッテリーが完成したらという条件が付いている。あれが出来上がったら、お前が魔力砲の前で待機している必要が無くなるからな」


「了解しました」


 そういう事だったのか。俺は口頭でしか知らされていないんだけど、魔力をチャージするバッテリーを新たに開発していているらしいんだ。1ユニットに10個の魔石を組み込んで、バッテリー1つで10発の魔力弾を発射できるようするそうだ。この新型魔力バッテリーを合計10ユニット準備しておけば、俺が居なくてもいつでも魔力砲を100発まではぶっ放せる。ボタンを押せば技官の皆さんでも発射可能なので、俺は魔力のチャージをしておけばどこに出掛けても問題がなくなるらしい。今までかなり行動を制限されていたから、これは非常にありがたい話だよな。


 でも仮に俺が加わったとしても、現実問題として戦力が手薄な気がするのは気のせいかな。本気を出せば美鈴1人でも十分という気もしない訳ではないけど・・・・・・ ただしその場合はきっと民間人が居ようと関係なしに殲滅していく場合に限られるだろうな。例外的な事例なのでたぶんそんな命令が発せられる可能性はないだろう。そうなるとどのくらい時間がかかるかわからないよな。済州島の時とは違って今回は戦域が広大な規模となるだろうし。



「アイシャ訓練生、タンク、フィオ特士も駐屯地に残ってもらう。特にアイシャ訓練生は公式には死亡扱いとなっているから、中華大陸連合の人間に存在を知られたくはないだろう」


「配慮していただきありがとうございます」


 アイシャが司令官さんに頭を下げているよ。あの渋谷の一件では『中華大陸連合の帰還者はテロ行為を働き国防軍によって殺害された』というのが日本政府の公式発表だからな。そのアイシャを出撃させるのは現段階では時期尚早だと判断したんだな。彼女はいずれは故郷の解放のために戦地へと赴くんだろうけど、それはきっともう少し先の話になるだろう。



「今回も指揮は私が執る。各自は出撃に備えて今から準備を開始してほしい。具体的な作戦に関しては開始の直前に改めて説明をする。以上、解散」


「「「了解しました」」」


 司令官さんのまとめのお言葉に俺と美鈴と勇者の声が揃う。今のところ俺が出撃するかは未確定だけど、しっかりと心積もりはしておこうと思う。いざとなってから慌てても困るからな。司令官さんが部屋を出るのを見届けてから、美鈴が俺の近くにやって来た。



「できれば聡史君と一緒に行きたいわ」


「まだはっきりとわからないから、今の段階では何とも言えないな」


 美鈴から一緒にと言われて悪い気はしないけど、こればかりは俺の都合で決められない。それよりも本当にこんな少数で大丈夫なんだろうか? ただ単に破壊するだけなら5日あればきれいに更地にする自信があるぞ。いや、更に美鈴が加わるともっと短期間で終わるかもしれないな。でも実際には民間人もいっぱい居るからそう簡単に事が運ぶわけがないし、社会インフラまで丸ごと壊すわけには行かないだろう。その辺りは司令官さんの考えを聞いてみないと何とも言えないな。







「主殿、どうかお気を落とされませぬように。ご出陣の機会はいつか再び御座いますゆえ


「ポチ、今回は残念だけど諦めるよ。私にとってはご飯の方が大事だからね」


 部屋の壁際で控えていた天狐が妹に駈け寄って慰めているよ。それにしても天狐は大妖怪ながら司令官の話をしっかりと理解していたんだな。本当に役に立つ飼い犬だよ。ついでに妹の鬱憤晴らしの相手もお願いしちゃおうかな。



「マム、本日もこのレイフェンめがお側に控えておりますれば、何なりと御用をお申し付けくださいませ」


「そうね、魔法の練習を手伝ってもらおうかしら。初級魔法だったらどんな属性でも大丈夫でしょう?」


「私めの拙い魔法で宜しければ、何なりとお使い召されて構いませぬ」


 おや、こちらの主従も朝から飛ばし気味だな。執事姿の大嶽丸、もとい魔公爵レイフェンが恭しい態度で作戦の伝達を聞き終えた美鈴を出迎えている。今日は2人掛りで明日香ちゃんを鍛えるつもりなんだろうな。大魔王と魔公爵から直々に魔法を用意してもらえる明日香ちゃんは、傍から見たらとんでもない贅沢な立場なんだろう。



 さて、全員が図面演習室を出て行ってそれぞれのスケジュールに合わせて訓練に向かっていった。俺は実のところ特に予定が決まっていないんだ。なぜならこの駐屯地内では俺の力を発揮する訓練が出来ないからだ。隣接する東富士演習場を借りないと危険すぎて満足に訓練も行えなかった。魔力のコントロールがまともに出来ないせいで、予想以上の破壊エネルギーをいとも簡単に放出してしまう自分が恨めしいよ。こうなったら魔力砲開発関係の業務でもないかな。するとそんな時・・・・・・



「ああ、良かったです。まだここに残っていたんですね。楢崎訓練生、ちょっと我々と一緒に来てください」


 技術開発課の白衣を着た男性技官が部屋に入ってきて俺を呼び止める。ちょうどこちらから出向こうと思っていただけに実に都合がいいぞ。例の魔力バッテリーの件で何か協力できることでもあるんだろうかと思って、俺はその技官に聞いてみた。



「バッテリーが出来上がったんですか?」


「ああ、あれはもう少し時間がかかるんだ。できれば今週中に開発を済ませて月末までに実戦配備をしたいと頑張っているところだ。それよりも楢崎訓練生に見てもらいたい物がある。ちょっと開発ラボまで来てほしい」


「わかりました」


 技術開発課の技官の人たちは揃いも揃って仕事熱心だよな。色んなアイディアを出し合って、いつの間にか新たな技術を実戦投入が可能な形にしていく。というよりも現在配備されている兵器や開発中の兵器の中から、魔力を用いたより威力の高いモデルに適した武器の可能性を検討して、『魔装兵器』なる新たな分野の装備を作り出しているんだ。その斬新な発想と弛まぬ努力には頭が下がる思いだよ。


 技官の後ろに続いて俺が開発ラボに入っていくと、そこでは想像以上にたくさんの人が新たなアイディアを実現するべく忙しない様子で働いている。いくつかのチームに分かれて分担しながら開発しているんだな。魔力砲の試験で何度も顔を合わせて話をした人もいれば、朝礼でたまに顔を見るだけの人もいる。



「君にはこれを見てほしいんだ」


「ごく普通の60ミリ迫撃砲みたいですね」


 なんだろうなと思いながらテーブルの上に置いてある物体を見ると、それは国防陸軍標準装備の60ミリ携帯迫撃砲だった。1人で持ち運びと射撃ができる迫撃砲としては小型のタイプだ。



「実はこの砲身は特注品なんだよ。魔力砲と同じ材質を使用して作られているんだ」


「ということはレールガンの実証実験で使用されていた金属ですか?」


 正確な話は覚えていないがニッケルとかチタンを混ぜた合金製らしい。わざわざそんな代物を俺に見せるということは、なんとも物騒な香りが漂ってきたぞ。これって小型の魔力砲じゃないか?



「そうだね、そしてこれが我々が実用化しようとしている携帯型魔力バズーカのプロトタイプだよ。魔力弾を発射する内部の機構はすでに完成していて、あとは術式を組み込むだけとなっている」


 技術開発課の人たちは新たな兵器を開発するのが仕事だけど、妹同様にちょっと暴走気味ではないだろうか? 妹の魔力擲弾筒でさえも軽々と戦車を吹き飛ばす威力がある。それと比較してこの魔力バズーカは砲身の長さが約3倍、口径は擲弾筒の25ミリに対して60ミリと相当大型化しているのだ。どんな威力があるのか想像がつかないぞ。ああ、これは俺の純粋な軍オタとしての興味だ。



「砲の威力はTNT10トン以上を目指している。通常兵器では最高性能を叩き出せるようにして見せるよ」


 ちょっと待とうか! TNT10トンってサーモバリック弾ぐらいの威力じゃないか? 米軍が実用化している最大の燃料気化爆弾が確かそのくらいの威力だと発表されているぞ。爆風と爆発で生じる衝撃波で半径数百メートルを瓦礫の山に変えると言われているよな。でも長さが10メートル近い大型爆弾だから、輸送機からパラシュート付きで落とさないといけないんだ。


 それを携帯型の迫撃砲で同じ威力を出すだと! これは兵器の常識を完全に覆しそうだな。でもここまでは俺のただの軍オタとしての感想だ。帰還者としての俺からすると、威力はそこそこというのが率直な感想かな。俺が普通に力を発揮したら当然ヤバいことになるのがわかっている。関東平野くらいだったらいつでも吹き飛ばす自信がある。制御に苦労する自分の力を魔力バズーカによってある程度の威力に抑えられるのは良いかもしれないな。どう考えても使い勝手は格段に向上するだろう。それでもたったの1発で敵の部隊は全滅する実にヤバそうな武器ではあるけど・・・・・・



「これをいつ実戦投入するんですか?」


「次の作戦までには間に合わせるよ」


 なるほど、ようやく話が見えてきたぞ。海南島攻略はこの魔力バズーカの性能試験も兼ねているんだな。だから司令官さんは敢えて妹を外して俺を出撃メンバーに加えようとしているのか。一個大隊を一撃で壊滅させる破壊力をお気軽に撃ち出せる金属製のわずか1メートル程度の筒を眺めながら、俺はそんなことを考えるのだった。




先週末に投稿できなくて申し訳ありませんでした。家族の入院があって全く時間がとれずに今日までずれ込んでしまいました。続編を待っていた皆様、本当にごめんなさい。おかげさまで今は少し余裕ができましたので、投稿を再開いたします。


さて、技術開発課の人たちは物騒な物を作り上げようとしています。これがどのように使用されるのか、たぶん次回のお話になるかと思います。


このところ土日に連続投稿をしていましたが、今週は作者のこのような事情があって日曜日に1話のみ投稿させていただきます。どうかご容赦くださいませ。


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