表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
170/229

170 育成計画、進行中!

魔法術式メモリーカードの実験に失敗した聡史は…… まったりした話題ですが、後半は舞台が変わります。

 魔法術式メモリーカードの実験が終了して、俺たちは東富士演習場から駐屯地に戻ってきた。


 結論として、このカードは魔法の練習用に限定して使用することが決定された。まだまだ改良の余地が大きくて、実戦には投入できないと判断された結果だ。


 その最大の理由は、メモリーの容量不足だ。カード内のメモリーには、約4万文字しか書き込めないらしい。限られた容量に色々と押し込めているので、様々な面で不完全な出来栄えだった。俺の魔力が、とんでもない規模のファイアーボールを生成してしまったように、魔法を止める安全装置すら搭載されていない欠陥品といっても差し支えない。


 このカードは、技術課自ら失敗例として開発を停止することとなった。


 実はあまり知られてはいないが、このような失敗例はかなりある。アイデアが先行して、前のめりに開発してしまった結果、実用には程遠い痛い兵器が出来上がってしまったのだ。


 一例を挙げると、真っ先に思いつくのは、航空機搭載型の魔力砲だ。


 魔力砲の砲口から発射される魔力弾は、重力の影響を受けずに直進する。したがって、現在富士に設置されている魔力砲では、地上目標や海上船舶を直接攻撃ができない。


 それならば、空から撃ち降ろすのはどうかということで、航空機に搭載可能な魔力砲の設計が進められたのだが、計画開始から僅か3日で破棄された。その理由は2つある。


 ひとつは、あんな馬鹿デカイ砲と制御システムを搭載可能な航空機がなかった点だ。貨物用のジャンボジェットやエアバスA380でも、搭載キャパシティーをオーバーするという結論に至った。3日も掛からないうちに、もっと早く気付いてほしかった。優秀な開発陣なのだが、ブレーキが外れると前しか見えなくなるという欠点を抱えている。


 もうひとつの理由としては、核兵器を凌駕する大量破壊兵器になってしまう点が上げられる。魔力バズーカでさえも、半径数百メートルを完全に破壊してしまう威力がある。その数万倍の威力がある魔力砲を、地上に向けて発射してしまったら、有り余るエネルギーで地殻を破壊する衝撃を一点に集中して投射してしまうのだった。地殻が破壊されると、その下を流れているマントルが地表に噴出してくる。その結果として、歴史に類のない大規模火山を生成してしまう危険性が指摘された。


 つまりたった1発で、地球が壊れる可能性があるというのが最終的な結論だ。どれだけ恐ろしい規模の威力なんだと、発射スイッチを押す俺自身がドン引きしている。だが、そのくらいの威力を全開にして宇宙空間に向けて発射しないと、弾道ミサイルを完璧に封じることできないのも事実だ。


 だが、技術課はけっして諦めない。もう少し威力を抑えた小型の魔力砲を航空機に搭載可能かどうか、現在も模索している。それだけではなくて、迎撃用の戦闘機に魔力バズーカを搭載して、ミサイルの撃破が可能かなど、様々な未来兵器を考案しているのだった。




 さて、魔法術式メモリーカードに話を戻すと、こちらはもっと容量が大きなスマートフォン型のデバイスに移行していくようだ。数ギガの容量があれば、個人の特性に合わせた細かな術式の改良も可能となるらしい。もちろん、俺は絶対に使用しないようにと、通達されているのは言うまでもない。


 この措置は、俺自身にとって非常に遺憾である。一度や二度の失敗で、俺が魔法を使用するという未知の可能性を、完全に排除されてしまった。十分気をつければ何とかなりそうだと、個人的には考えているのだが…… すぐにこの意見は、美鈴とフィオに二人掛かりで否定されたから、おそらく覆ることはないだろう。曰く。



「魔法というのは、威力よりも正確に制御する点が、最も重要なのよ! 聡史君には、絶対に不可能だから!」


 これにはぐうの音も出ない。魔法の制御など、最初から俺の頭にはなかった。魔力の制御だけでも苦労しているのに、その上、魔法術式を正確にコントロールするなど、俺にとってはハードルが高すぎる。やはり、俺には縁がないようだ。これでは絶対に魔法が使えない明日香ちゃんと、大して変わりがないな。今度二人で心の傷を舐め合おう。


 言っておくが、心の傷だからな! 俺が直接明日香ちゃんを舐めるんじゃないからな! 絶対に違うぞ! 大事なことなので……




 それはそうとして、東富士から戻ってきた俺たちは、全員が食堂に集まっている。夕暮れまでさして時間もないため、本日の訓練は終了であった。時刻は1530、つまり、妹にとっては大事なおやつの時間である。



「兄ちゃん、さっきの借りを返すときが来たんだよ! 今から私が満足するまで、おやつをおごり続けるんだよ!」


「さくら、お前はどれだけ食べるつもりなんだ? まあいいか、好きなだけ食べていいぞ」


「やったね! みんな! 兄ちゃんのおごりで、おやつの食べ放題だよ!」


「「「「「「「「「ごちそう様で~す!」」」」」」」」


 謀られたぁぁぁぁぁ! この場の全員におやつをご馳走するだと! 総勢、15人以上いるじゃないか!


 しかも捕虜の訓練に当たっていた大妖怪3体も、きっちりこの場に顔を揃えているぞ! どこから嗅ぎ付けてきたんだ?



「なになに、兄殿が馳走してくれるとな。これは嬉しいことなのじゃ! 妾はチョコレートパフェをいただくのじゃ!」


「姉上は、相変わらずでございますな。せっかくの機会なので、我は稲荷寿司を所望いたしますぞ!」


「そこのキツネ共は世の理がわかっておらぬな。この場は黙ってブラックコーヒーを頼むのが、大人の嗜みというもの」


「甘味こそが、至高なのじゃ!」


「稲荷寿司の味わいこそ、まさにこの世の至宝と申しても過言ではございませぬ!」


「大人の味がわからぬヤツらである!」


 大妖怪3体が揃って、おやつについて熱い議論を交わしているぞ。各自が自らの好みを絶対に譲る気はなさそうだ。この期に及んで、どうでもいいけど…… それよりも、捕虜の連中はどうしたんだよ?



「おーい、ポチ! 捕虜は部屋に戻したのかな?」


「主殿、あやつらは真に不甲斐なき者共でございまする。あと数刻は地に横たわったまま、目を覚まさぬでしょう」


 あっ、そう。全員気絶して、まだ演習場で寝ているんだ。大妖怪3体に掛かると、遺伝子改良された人間であっても、まったく歯が立たないんだ。ご愁傷様でした…… いや、まだ死んではいないか。寒空に転がされて、カゼ引くなよ!



 話は変わるが、富士駐屯地内に拠点を設けられている特殊能力者部隊は、他の国防軍部隊に比べて待遇面でかなり恵まれている。施設は予算を十分にかけた築5年の鉄筋5階建てで、宿泊棟や訓練場も類がないほど充実している。


 そして、憩いの場である食堂は、他の部隊の駐屯地にある物とは一線を画している。採光を意識した設計の明るいモルタル造りで、どこかの大学のカフェテリアのような環境だ。メニューも中々の充実振りで、ファミレスに負けないくらいに様々なバリエーションが用意されている。


 食事は全額無料であるが、デザートや飲み物に関しては個人負担となっており、IDカードの提示で給料から引き落としされるシステムだ。良心的な価格なので、この場の全員のおやつ代金は、諭吉さん一人で納まったが、俺には痛い出費だ。今月は、発売されたばかりの〔空母いずも〕の400分の1スケールのプラモデルを買おうと思っていたが、来月まで我慢しよう。


 基本的に、俺は毎月の訓練手当てでやりくりしている。どこかのアホの子のように、ヤ○ザから金を巻き上げるような真似はしていないから、経済的には新卒の社会人と大差ない。ああ、魔力バッテリー用に国防軍に売り払った魔石の代金は、しっかりと両親に預けているぞ。


 こう見えても、堅実に生活する破壊神なのだ! 軍事関係以外にはこれといった趣味はないから、妹のように、休日の食べ歩きで何人もの諭吉さんを旅立せたり、カレンのようにアニメ関係でとんでもない出費をする機会もない。つまり、破壊神の日常生活は、一つも絵にならないのだ。むしろ一般の方々よりも、質素に生活しているかもしれない。出撃以外は、ほとんど駐屯地から外に出ないからな。


 俺が、代金の支払いをカードで済ませて、健康を考えてトマトジュースを手にして席に着くと、後ろをくっついて歩いていたナディアが、横の席にちょこんと腰掛ける。トレーには、プリンアラモードを載せているな。



「聡史お兄ちゃん! いただきま~す!」


「ナディアは、子供なんだから、いっぱい食べて大きくなるんだぞ」


「お兄ちゃん、そんなにいっぱいは入らないよ! きっと晩ご飯はちょっとしか食べられない」


 そうだよな、俺の身近にいる大食いじゃないんだから、ナディアがあんな大食漢に育ったら、俺のほうが引いてしまうな。うん、やはり普通がいい。普通の子供のように、明るくノビノビと育ってもらいたい。



「でも、聡史お兄ちゃんがいっぱい食べろと言うんだったら、がんばってみる!」


「無理しなくていいぞ」


「早く大きくなって、バチカンの悪いやつらを串刺しにするから」


「ナディア、頼むから、その串刺しの話は忘れてくれ!」


「えっ! せっかくお勉強したのに、何で忘れるの?」


 首をコテンと傾けて、仕草自体はとっても可愛らしいんだが、その口からこぼれるフレーズが、いかにも物騒だろう。どうか、一刻も早く忘れてもらいたい。



「我が神よ! よろしければこの場におりますミカエルが、バチカン如き指一本で滅ぼしてご覧に入れます」


 ナディアの反対側の俺の隣に座っているカレンの瞳が、いつの間にか銀色に変化している。余計な場面でこうしてしゃしゃり出てくる天使だな。どうか引っ込んでいてもらいたい。



「えーと、カレン…… じゃなくて、ミカエルか。ナディアを煽るような真似をしないでくれ。それよりも、ミカエルはキリスト教を守護していたんじゃないのか? 以前の職場を滅ぼすのは、ちょっと不味いだろう」


「我は、ローマ教会が腐敗する光景を長い歴史の中で見つめ続けてまいりました。直々に神罰を下そうと決意する機会も度々ございました。あまりの腹に据えかねる司祭や教徒共の行いに、何故あの時思い留まったのかと、悔いを残しておりまする。そして現在、我はローマと袂を分かち、我が神にこうしてお仕えしております。この際、なんら気兼ねなく滅ぼしても構いませぬ」


 この天使の心情は穏やかではないな。それでも、過激な行いをしないように思い留まらせないといけないよな。



「それでも、今は大分よくなっているだろう。この前も、ローマ教皇が平和を呼び掛けていたぞ」


「あのような見せ掛けに惑わされてはなりませぬ! 上辺だけの、本の1ページよりも薄い信仰心など、天使の目をはぐらかそうとするペテンにしか映りませぬ。教徒どもは、上っ面では平和を口にしますが、一皮剥けば闇の獣の本性が現れまする」


 うーん、否定できないな。キリスト教徒の皆様に俺自身悪意はないが、ニーシの街で遣り合ったバチカンの連中が、異教徒を人として見ていなかったのは、紛れもない事実だ。その分、徹底的に痛めつけておいたけど、本心から考えを改めているとは思えないな。



「その件は、まだ口にしなくていい。もう少し様子を見て、俺が判断する」


「さすがは我が神でございます! どうか賢明な判断を下されますように、ミカエルは申し添えまする。我が神が鉄槌を下される際は、不肖ミカエルもお手伝いいたしまする!」


 はいはい、鉄槌前提で考えるのは止めような。よほど嫌な目に遭ったんだな。日本でも、前の職場の悪口を言う人がいるけど、きっとこんな心情なんだろう。まあ、いいか。ミカエルには戻ってもらおう。



「貴重な意見を聞かせてもらった。カレンに戻ってくれ」


「我が神から『貴重な意見』とお褒めいただいたのは、身に余る光栄でございます。それでは、下がりまする」


 こうして、再びカレンの人格が戻ってくる。たった今ここで、何があったんだろう? という表情をしているな。それよりも、俺とミカエルのやり取りを聞いていたナディアが、キラッキラの瞳を向けてくる。瞳からお星様が零れ落ちてきそうな、テンションマックスの表情だ。



「カレンお姉ちゃんと一緒に、バチカンを串刺しにする! それまでにいっぱい魔法を練習するの!」


「完全にノセられているぞ!」


 カレンには責任がないとわかっているが、俺の目は悲しげな光を湛えて彼女に向けられる。どうやらカレンも、何らかの不味い事態を引き起こしたと察して、さっと顔を俺とは反対側にそらす。その動きは、光の速さを上回っていた。そして、機械仕掛けの人形のように、カレンの首がギギギと音を立てて、俺の方向を向いてくる。



「あ、あの…… 私、何かやらかしましたか?」


「いや、ナディアの情操教育上、好ましくない出来事があっただけだから、あまり気にするな」


「その言い方が、逆に気になります!」


 俺は言葉を濁して、カレンの追及を誤魔化そうとした。だが、その思惑を許さない人物が存在するのを忘れていた。瞳キラッキラ幼女が、横から口を挟みこんでくる。その勢いは、もう誰にも止められない! マタドールを目指して突進する猛牛も、ゴメンナサイをして回れ右をするだろう。



「カレンお姉ちゃん! 一緒にバチカンを串刺しにしようね!」


 ニッコニコのナディアを見て、カレンもおおよその事情を理解したようだ。テーブルにガンと音を立てて突っ伏している。精神的なダメージで、その場に轟沈した模様だ。


 こうして、富士駐屯地では〔バチカン絶対殺すマン〕と化した幼年兵が、実に頼もしい味方を得て、日々着々と育成されていくのだった。








 舞台は富士から遠く離れた、中部ヨーロッパはルーマニアに移る。ようやく復活したカイザーは……


 状況の説明から入ろうか。私たちは今、サン・ジェルマンの案内にしたがって、黒海沿岸から2キロ入った内陸側にあるモビル洞窟の前に立っている。


 この洞窟は1980年代後半に、発電所の立地調査のために行われたボーリングで、偶然発見されたものらしい。


 この洞窟自体が、地表から20メートル以上深い地下に存在しており、熱く堆積した表層土のおかげで、500万年以上の長い期間、完全に地上から隔離された状態に置かれていた。


 内部は気温25℃前後で一定しているが、湿度が100パーセントに達して、蒸し暑く感じるそうだ。内部の大気に含まれる酸素は、地表の半分から3分の1程度とされ、二酸化炭素の濃度は100倍に及ぶ。さらにメタン濃度は大気中の1~2パーセントと非常に高濃度で、空気と水からは硫化硫黄とアンモニアが検出される。


 生物が生存する環境として考えると、洞窟全体が真の地獄の入り口と評しても過言ではないだろう。普通の人間が6時間以上滞在すると、生命に危険が及んでくるそうだ。



 サン・ジェルマンから話を聞いて、モバイルで検索した結果でさえ、このような過酷な状況が記されていた。わざわざこのような洞窟の内部に足を踏み入れるのは、私自身狂気の沙汰だと考えている。


 だが、この先には、太古に封じられた神々の力が眠っている。もしその力を得られれば、私を屈辱的なまでに辱めた、あの兄妹に復讐することが可能となるはずだ。あの馬鹿げた力を持った2名をこの手にかけた後に、神の力を用いてこの世界に私が理想とする社会を創り上げるのも、またそれはそれで一興かもしれぬ。


 なにはともあれ、あの兄妹を倒す力を手に入れなければ、私の覇業は始まらない。立ち塞がる敵は必ずこの手で排除して、この地球にも新たな帝国をうち建てるのだ! そのためならば、どのような犠牲も払う決心で、私はこの洞窟の入り口に立っている。



「まずは、地中に向かって真っ直ぐに縦穴が掘られている。梯子をほぼ垂直に降下して、そこから横穴に入っていくのだ。私は館で待っているゆえに、案内はここまでだ」


 サン・ジェルマンの指示に従って、私たちは縦穴に順に入っていく。そして、地下20メートルまで降下すると、そこには……



「なんという異臭だ!」


 周囲に漂う空気には、卵が腐ったような硫黄臭とゴムが焼けたような極悪な臭気が立ち込めている。



「カイザー、ボンベを使用したほうがよさそうです」


「そのとおりだな。少なくとも、この悪臭は多少なりとも収まるだろう」


 我々は、その場で対BC兵器用の防毒マスクで顔を覆い、背中に背負ったボンベの弁を開く。マスクの内部には、新鮮な空気が流れ込んできて、人心地着いた気分になってくる。念のために潜水用の圧縮空気が詰まったボンベを、各自がアイテムボックスに300本準備している。体全体を防護服に包んでいるので、少々動き辛いが、このくらいの装備を整えねば、内部を十分探索するなど不可能だ。



「各自、準備はいいか? それではアイザックを先頭にして、奥に進め!」


 こうして私たちは、神の力を求めて、モビル洞窟の置く深くへと進んでいくのだった。



洞窟に潜む神の力を求めるカイザー、その行く手には…… 投稿は火曜日の予定です。どうぞお楽しみに!


そういえば、前回の投稿で、この小説の文字数が100万字を越えました。よくここまで書き上げたと思います。これもひとえに読者の皆様方の応援のおかげと、深く感謝いたします。


今回は時間がないので、世界情勢のお話はカットで! またそのうち気になるニュースが出たら、解説を加えたいと思っております。


この小説に興味を持っていただけたら、ぜひぜひ、下にあります『評価する』というアイコンをクリックしてください! 作者への激励を心からお待ちしております。


ブックマークと感想もどしどしお寄せください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ