表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レアリーさんの囲碁講座  作者: 鳴海 酒
点数計算を覚えよう
12/13

12 半目勝負がしたいんだけどさー


ξ・з・)ξ『さて。一通り点数計算を見てきたわけだけど、実は大切なことを教えてないのよね。


川-ω-)p『ふむ、なんだいほたるん?


ξ・з・)ξ『コミよ。


川-ω-)p『ああ、何目半とかいうやつだろ?


ξ・з・)ξ『そうね。日本で普通に打つ分には、大抵6目半もくはんだと思うわ。


川-ω-)p『そもそも、コミってなんなの?


ξ・з・)ξ『簡単に言うと、後攻側がもらえるハンディキャップのことよ。


川-ω-)p『ハンデって、普通弱い方がもらうんじゃないの?


ξ・з・)ξ『そっちのほうのハンデは、置き石になるわね。ここでいうコミってのは、それじゃないわ。


川-ω-)p『じゃあなに?


ξ・з・)ξ『囲碁っていうゲームは、その性質上、どうしても先に打つ黒の方が(*1)有利なのよ


川-ω-)p『うん、それは初心者の私でも感じる。序盤は特に、相手より一歩先に石が置けるって、すごく大きい。


ξ・з・)ξ『細かいこと言うと石の数もね。先攻の黒石の数は、常に白より1つ多くなるでしょ? もちろん、取られたりしなければだけど。


川-ω-)p『ああ、確かにそうだね。


ξ・з・)ξ『と、ゆーわけで。


川-ω-)p『ほむ?


ξ・з・)ξ『点数計算の時に、後攻側の白は6.5点のボーナス点を貰えるわ。それが、「コミ」


川-ω-)p『6.5? 0.5点刻みなの?


ξ・з・)ξ『そうよ。半目はんもくっていうの。1目の半分だから、半目。


川-ω-)p『ああ、それで6目半もくはん=6.5点ってことか。


ξ・з・)ξ『そそ。実際にやってみましょうか。



挿絵(By みてみん)


ξ・з・)ξ『↑これ、こないだの整地した図ね。まずは盤面の数だけ見ると、地は何目あるかしら?


川-ω-)p『えーと、黒34目、白26目だね。


ξ・з・)ξ『そうね。ここにコミを足すと、どうなるかわかる?


川-ω-)p『まず黒は変わらないから、34目のまま。白は、26+6.5で、32.5目だね。


ξ・з・)ξ『そうね。勝ち負けは変わらなかったけど、実は意外と接戦だったのね。


川-ω-)p『ほうほう。でもなんでそんな中途半端な数にするの? その、0.5目のところ。6目でいいじゃん。


ξ・з・)ξ『トーナメントとか試合で引き分けになったら、困るでしょ?


川-ω-)p『ああ、たしかに。


ξ・з・)ξ『ということで引き分けをにならないように、6目でも7目でもなく、6目”半”なのよ。


川-ω-)p『ふむふむ。理由がわかったところで、もう一つ疑問があるのだが。


ξ・з・)ξ『どうぞ?


川-ω-)p『点数計算の時にボーナスってことはさ。点数計算までいかずに途中で投了とかした場合、意味なくない?


ξ・з・)ξ『意味ないわね。


川-ω-)p『じゃ、やっぱり黒の方が有利じゃん!


ξ・з・)ξ『まあ、そう単純なもんでもないわよ。黒は有利なのを生かして戦いを目指そうとするし、逆に白はゆっくりした展開を目指すのがセオリーと言われているけど――


川-ω-)p『ふむふむ


ξ・з・)ξ『あんたにはまだ関係ないから、適当に打ちなさい。


川-ω-)p『ひどい言い方だ。


ξ・з・)ξ『っていうけどさー、最初のうちは、10目20目とか平気で差がつくでしょ? それこそコミなんか関係ないじゃん。


川-ω-)p『ふええ、早く「半目勝負か(キリっ)」とか言いたいよう


ξ・з・)ξ『最初はみんなそんなもんよ、がんばりな。


※1……本当に今更なのですが、囲碁は黒から先に打ちます。説明してませんでしたね。


 昔はコミというシステムがなかったので、先攻が有利のゲームでした。ということで、

●黒=先攻、下手したて、後輩、弱い。

○白=後攻、上手うわて、先輩、強い。

 というイメージがあります。同点(持碁じごと言います)なら白の勝ちというのも、これが理由ですね。

 また、日本ルールと中国ルールで若干点数の計算が変わったりもするのですが、初心者講座ということで割愛しています。気になった人は調べてみてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ