11 整地が難しいんだけどさー(読み飛ばし推奨)
川-ω-)p『さてほたるん、今回はいよいよ実際に整地していくんだね。
ξ・з・)ξ『そうね。最初に言っておくけど、今回の話はリアルで石と盤で打つ人のみの話よ。PCやスマホメインで打ってる人は必要ないから、読み飛ばしてかまわないわ。
川-ω-)p『いいの?
ξ・з・)ξ『そうね。とりあえず流し読みしておいて、また気になった時にでも読み返してくれればいいわ。初級のうちにあれこれ覚えるより、強くなってから覚えたほうが理解も早いでしょ。
川-ω-)p『なるほど。じゃあ私も読み飛ばして、スマホで囲碁クエしてよーかな。
ξ・д・)ξ『あんたはちゃんと覚えなさい!
川-ω-)p『ですよねー
ξ・з・)ξ『さて、前回使った棋譜を、ダメ詰めまで打ち切ったところよ。これが正式な終局図ね。同じようにステップにわけてやりましょうか。
①死に石を確認する
②取った石をまとめる
③盤の石を動かして、長方形を作っていく。
ξ・з・)ξ『ああそうだ、数えるのは相手の地だからね。黒の人は白の地を、逆に白の人は黒の地を数えていくわ。わかりやすく、あんたは黒として話を進めるわよ。
川-ω-)p『ほうほう。てことは、私は今から白地を触るわけだな。
ξ・з・)ξ『そういうことね。
川-ω-)p『ええと、まず①死に石を確認する、だね。
ξ・з・)ξ『ええ。と言っても、これは前回やってるわ。勘違いとかがないように、終局したあとにもう一度確認しておきなさいってことよ。
川-ω-)p『死んだはずの石がよみがえったりするんだろ。
ξ・з・)ξ『ま、初級者向けだからね。慣れたらなんでもないことだわ。
川-ω-)p『じゃ次は②、取った石をまとめる。
ξ・з・)ξ『ここから実際に、石を動かしていくことになるわ。わけわからなくならないように、気を付けてね。
川-ω-)p『はーい。 で、ほたる。”取った石”についてだけどー、
ξ・з・)ξ『これには二つあるわ。アゲハマと、盤の上に残ったままの石ね。……と、その前に、アゲハマって用語は知っているかしら?
川-ω-)p『どこぞの幽霊が自殺したシーンで出てきたな。
ξ・з・)ξ『そうね。盤の上から取り除いた石のことを、アゲハマって言うわ。
川-ω-)p『盤の上に残ったままの石はなんて呼ぶの?
ξ・з・)ξ『そういえば、今まで気にしたことなかったわね。特に名称はついていないと思うけど、私が知らないだけで、何かあるのかしら?
川-ω-)p『サゲハマと仮称しよう。
ξ・з・)ξ『他のところで言わないなら、それでもいいわよ。
川-ω-)p『で、これ、どーすんの?
ξ・з・)ξ『アゲハマはそのまま手元に持ってなさい。まずはサゲハマを盤の上から取り除くわ。例えばあんたの黒地の中に白石が残ってたとしたら、まずはその白石を取り除いて。
川-ω-)p『取り除くって、どこに?
ξ・з・)ξ『アゲハマとごっちゃにしていいわよ。逆に相手の地の中にある黒石は、相手が取り除いてくれるはずよ。
川-ω-)p『もしかしてこれって、「この石は取りましたよ」ってこと?
ξ・з・)ξ『そうね。この段階で取り除くから、対局中はわざわざ取らないで放置するのよ。
川-ω-)p『今回は、黒が白石を一つだけ取っただけだな。盤の座標でいうと、H9のところだね。
ξ・з・)ξ『そうね。アゲハマは、黒が1つ、白は0。サゲハマはどちらもないわ。
ξ・з・)ξ『じゃ、次は③盤の石を動かして、長方形を作っていくわね。
川-ω-)p『おお、テレビとかで見たことあるぞ。最後にやってるやつだ!
ξ・з・)ξ『そうね。よく見る整地のイメージって、これだと思うわ。
川-ω-)p『なんかコツとか、順番ってある?
ξ・з・)ξ『んー、整地って10マス20マス単位で四角を作っていくのよ。だから、最初にある程度どこが何マスか数えておくと楽なんだけどー、
川-ω-)p『それがぽんぽんわかれば、苦労しないぜ。
ξ・з・)ξ『そうよね。まずは細かい隙間を埋めておく方がやりやすいかな。例えば左下の白、2つ空いているところがあるでしょ。手元にあるアゲハマを使って、埋めちゃいなさい。
川-ω-)p『でもこれ2マス空いてるけど、アゲハマは1個しかないぞ。
ξ・з・)ξ『そう言う場合は、↓こんな感じで適当なところから取って、埋めていいわよ。
川-ω-)p『これ、移動しちゃっていいの? 点数変わらない?
ξ・з・)ξ『大丈夫。石を移動しただけで個数は変わらないから、面積も変わらないわ。
川-ω-)p『あ、そっか。
ξ・з・)ξ『というか、今からばりばり移動していくわよ。
川-ω-)p『ほへー。
ξ・з・)ξ『じゃ、長方形を作っていきましょ。
川-ω-)p『これ、適当にずらしちゃっていいの?
ξ・з・)ξ『まあ、数えられるならそれでいいんだけど……
川-ω-)p『例えばこんな感じ?
ξ・з・)ξ『まあ、ダメじゃないけど、普通はやらないわ
川-ω-)p『じゃどうするの
ξ・з・)ξ『もともとの地の形にもよるんだけど、「4×3-2=10」もしくは、「3×7-1=20」を作ることが多いかな。
川-ω-)p『む、あんまり変わらない気がする。5の倍数のほうが数えやすくない?
ξ・з・)ξ『実際の整地を見せた方が早そうね。
川-ω-)p『真ん中の●●と○は何?
ξ・з・)ξ『これがポイントね。盤がごちゃごちゃしてるときは特になんだけど、単純に四角を作っただけだと、それがどっちの色の地かわかんなくなるの。
川-ω-)p『ふむ。
ξ・з・)ξ『そんなときに真ん中に石を置いておけば、どっちの色かわかりやすい。
川-ω-)p『ああ、なるほど。
ξ・з・)ξ『ついでにいうと、(わかっている人なら)一目で10、20だってのが伝わる。
川-ω-)p『なるほど。
ξ・з・)ξ『ただ、初心者が打つと割と大雑把な図になったりするから、10×5列とか、すごくでっかくなることも多いんだけどね。
川-ω-)p『ああ、なんとなくわかる。一つの地がでっかいんだよね。
ξ・з・)ξ『石の形とかによってはきちんと四角が作れないこともあるし、初心者のうちはザックリでいいわよ。形にこだわるより、間違えずに数えることね。
ξ・з・)ξ『ということで、今回は黒34目、白26目で、黒の勝ちということになるわ。
川-ω-)p『……意外と難しいな、これ。
ξ・з・)ξ『すぐに慣れるわよ。
川-ω-)p『ネットでしようかな。
ξ・з・)ξ『ま、正直それが早いわ。終局まですらすら打てるようになってから整地を覚えても、十分だと思う。
川-ω-)p『ところで蛍って、打ってる時に、「どっちが勝ってるなー」とか考えながら打ってるの?
ξ・з・)ξ『そうね。勝ってるなら安全に打つし、逆もあるわ。
川-ω-)p『打ちながら数えてるの?
ξ・з・)ξ『当たり前でしょ、他にいつ数えるのよ。
川-ω-)p『プロみたいに、半目勝負だ!みたいなのもわかる?
ξ・з・)ξ『さすがにそこまではわかんないわ。
川-ω-)p『ほむ。
ξ・з・)ξ『19路で打つなら、はっきりわかるのは5目差くらいまでかな。でも、そもそも最後のヨセまではだいたいの目数でしか見ないし。石を取ったり取られたりとかが多いと、よくわかんなくなることも多いわよ。
川-ω-)p『なるほど。ありがとう。
ξ・з・)ξ『どっちが勝っているかくらいは意識した方がいいと思うけど、目算は慣れてからでいいからね。
川-ω-)p『うん、できるところからやってみるよ。
ξ・з・)ξ『そうしなさい。




