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第118話 海老男が未来を託す者

 セラフィナが扉を開け、研究室の中へと足を踏み入れる。


 そこは、亜空間で構成されたロブの私室―――もとい、魔法研究の拠点だった。目に見えない境界を一歩越えた瞬間、現実と異なる静寂が支配する。


 足元には地面の感触があるはずなのに、空中に立っているかのような浮遊感。そして、天井も壁もない空間に、光の粒子が幾重にも編み込まれた魔術構文が、淡く脈動して漂っていた。


「……来ましたわ」


 セラフィナはローブの裾を軽く整えながら、目の前の男に一礼する。


 ロブは振り返らず、構文のひとつに手をかざしたまま言った。


「呼ばれた理由、わかるか?」


 彼の声音は穏やかで、どこか試すような気配も含まれていた。


「はい」


 セラフィナはすぐに答えた。


「午前の訓練では、情けない姿を晒してしまいましたわ」


「別に、そうでもないだろ」


「……え?」


 思いもよらない返答に、セラフィナの眉がぴくりと動く。


 ようやくロブが振り返った。片手はまだ構文の中に置いたまま、口元ににやりとした笑みを浮かべている。


「お前はよくやってるよ。俺なんて数百年は、魔法をまともに使えなかったからな」


「……っ」


 一瞬、返す言葉が見つからなかった。


 数百年。軽く言うが、それは気が遠くなるほどの歳月だ。彼が人知を超えた存在であると、改めて思い知らされる。


 だが、セラフィナは小さくかぶりを振ると、瞳を真っ直ぐに向けた。


「ですが、わたくし達には―――時間がありませんわ」


 きっぱりとした声音。震えはなかった。


「あと三年で、金龍―――Sクラスの冒険者と同等のレベルに達せねばならないというのに。このようなところで足踏みなど……」


「……」


 ロブの顔から笑みが消えるかと思いきや、逆だった。口角がさらに持ち上がり、目元にわずかに光が宿る。


「……わかってるじゃねぇか」


 それは、教師としてではなく、戦士としての―――認めた者への、戦場の笑みだった。


 ロブは言葉もなく、片手を横に払うように軽く動かした。


 すると次の瞬間、セラフィナの眼前―――虚空にふわりと浮かび上がるように、二つの構文が編まれた。淡く光を帯びた魔術の文字列が、静かに回転しながら宙に滞留している。


 ひとつは、赤を基調に複雑な螺旋と制御符が交差した、攻撃系魔法の構文。もう一方は、それに比べるとずっと簡素で、魔力の循環もわずかに抑えられた実用的な小型構文だった。


「それは―――なんの構文だと思う?」


 ロブの問いはあくまで平坦だったが、試すような光がその瞳に宿っている。


 セラフィナは構文に一歩近づく。目を細め、わずかに首を傾け、すぐに小さく頷いた。


「左は……《フレア・バレット》。右は、生活魔法の《ファイア》ですわね」


 迷いのない口調だった。両者の違い、構文の意図、そして火の魔力がどのように運用されているかまで、彼女の頭には既に映像として描かれていた。


 ロブがにやりと口元をゆがめる。


「正解だ」


 短く肯定したその声には、微かに満足の色が滲んでいた。


「で? この二つの構文、決定的に違うのは何だ?」


 セラフィナは、数秒だけ目を伏せてから、ふっと息を吐く。


「……魔力注入の定数範囲ですわ。《フレア・バレット》は、魔力を20〜30ユニットの範囲で注ぎ込むことで発動し、その値の違いがそのまま威力の差になります。一方、《ファイア》のような生活魔法は、0.5〜2.0ユニットのように、安全範囲が狭く設定されていて、一定以上の魔力を込めると自動で制御に切り替わります」


 光の構文が、彼女の言葉に呼応するようにゆらりと形を変える。


「つまり……」とロブ。


「術者が集中して“狙った魔力量”を正確に構文へ流し込めるかどうかが、攻撃魔法の完成度を左右するってわけだ」


 ロブは肩をすくめながら、指先で《フレア・バレット》の構文の一部をはじいた。図形が淡く共鳴して明滅する。


「そしてその“注げる量”は、術者の集中力に大きく依存する。お前の魔力量はリリアの何倍もある。にもかかわらず――負けた」


 セラフィナの喉が、す、と鳴った。


「……わたくしが、集中力を欠いていたから」


「そうだ」


 ロブの声に責める色はない。むしろ淡々としていた。


「お前なら、それがどういう意味を持つのか、誰よりも分かるはずだ。自分の中に“どれだけの魔力があるか”じゃない。“どれだけ正確に制御できるか”だ。魔導士ってのはな、持ってる力じゃなくて、それを扱う意思の強さで戦うんだよ」


 静かに、しかしひとつひとつの言葉が、研がれた刃のようにセラフィナの胸へ突き刺さった。


 昨日の夜。エドガーのこと。エレナの言葉。自分の心の乱れ。


 全部、あの一撃に現れていたのだと――今、ようやく気づかされた。


 セラフィナは俯いたまま、拳をそっと膝の上に置いていた。


(集中力……それだけで、あれほど差が……)


 悔しさとも恥ずかしさともつかない感情が、胸の内でじりじりと燻る。あれほど「誇り」としていた魔力。それが制御できなければ、ただの重荷だ――そんな現実を突きつけられて、言葉も出なかった。


 だが、ロブはふん、と短く鼻を鳴らし、肩をすくめてみせた。


「別に俺は、お前に説教する気はないんだがな」


 ぱちん、と指が弾かれる。


 その瞬間、先ほどまで浮かんでいた《フレア・バレット》と《ファイア》の構文が音もなく霧散し――代わって、二人を囲むように、無数の光の文字列が空間に浮かび上がった。


 銀糸のような細い光が幾重にも折り重なり、やがてそれは螺旋となって天井のない亜空間を満たしていく。


 その光景はまるで、夜空に架かる天の川――だが、それは星ではなく、すべて魔導式だった。


 無数の記号、術式、補助因子、リダイレクト構文。幾重にも連なるそれらの帯は、時折、脈を打つように微かに明滅しながら形を変えてゆく。


「……っ!」


 セラフィナは自然と立ち上がり、目を見開いたまま、思わず手を伸ばした。

 その一本の光が、彼女の指先をかすめるように流れていく。


「これは……呪文の構文、ですの……?」


 だが、そんな一言では到底片づけられない。

 それは一つの術式であるにもかかわらず、圧倒的な情報量で空間全体を満たしていた。

 構文の一部は波打ち、また一部は回転し、どこか生きているようにさえ見える。


 血管が脈動するように、理論が脳内に叩き込まれていく。


「……この補助軸……定点指定式……中枢構造に“不可逆演算”の項目……?」


 思考がどんどん加速する。解析が追いつかない。それでも、彼女の口は止まらなかった。


「時間軸の変位を座標情報として数式化……この計算式の収束点は……」


 はっとして、セラフィナは口を押さえた。

 その瞳が、ロブの顔をまっすぐにとらえる。


「これ……まさか、時間遡行の魔法式……ですの?」


 ロブはその問いに、わずかに口の端を上げる。


「――正解だ」


 その声は静かで、だが確かに――世界の理を告げる者の声だった。


「これが―――」


 呆然と呟いたセラフィナの瞳に、星のような煌めきが宿る。亜空間に広がる構文群――それは彼女にとって、果てなき知の迷宮への扉だった。


「これが………お師匠様が、二千年かけて……」


 うっとりとした声音で言葉が漏れる。喉奥から湧き上がった感嘆は、魔導の本質に触れた者にしか出せない響きだった。


「これで、八割完成なのですか?」


「ああ。だいぶ苦労したぞ」


 ロブがぼやくように肩を竦めた、その直後――


『ロブ様は、私の演算をチェックしていただけですが』


 冷静極まりない声が、天井から降ってくる。


「うるせぇんだわ」


 即座に切り捨てて、ロブは片手で宙を払う仕草をした。まるでその場の空気ごと打ち消すように。そして真顔で、目の前の弟子を見据える。


「セラフィナ」


「は、はいっ」


 真剣な視線に射抜かれて、セラフィナの声はわずかに裏返った。


「この魔法、作るの手伝え」


「…………え?」


 まさに雷に打たれたような顔で、セラフィナは一歩後ずさる。


「わたくしが、時間遡行の魔法を?」


「そうだ」


「しかし……ここまで独力で進めてこられたのは、情報の秘匿のためでは……?」


「おう。だから、口外は一切無用だ。エドガーにも、リリアにもな」


 ロブの言葉に、セラフィナはぎゅっと唇を噛んだ。重大すぎる命に、体の奥がわずかに震える。


「ですが……クォリス様がいれば、わたくしなど必要ないのでは?」


 問いかけたその瞬間、ロブの目が、すっと細くなる。わずかに鋭さを帯びた、真の意図を孕んだ眼差しだった。


「……もし、俺が過去で消されたら、クォリスも消える可能性がある」


 静かに放たれたその言葉に、セラフィナの鼓動が一拍、跳ね上がる。


「…………っ!」


 胸を衝かれるような不安に、思わずロブを凝視した。


 しかし、次の瞬間――


「……でも、それはおかしいですわ」


 ぐるりと首を横に振り、セラフィナは自分の中の論理をすぐさま再構築していた。


「過去に私たちが遡るのは、お師匠様が“消えた”後の未来です。過去のある一点でお師匠様が抹消されていたら、その先の歴史はすべて変わる。そうなれば、そもそも私たちは“この時代”に集うことができませんわ。その時点で時間の整合性が破綻してしまいます」


 言葉を切ると、空間に浮かぶ構文の中枢を見上げた。


「つまり――わたくし達の時間遡行は、“パラドックスが生じた後に発生”したという前提になりますわ。これに倣えば、クォリス様の存在も、例外なく“生き延びる”ことになります」


 即座の演繹。迷いのない論理。まるで高精度の演算機械のような反応だった。


「――流石だな。飲み込みが早い」


 ロブは腕を組み、口の端をゆるく持ち上げた。完全に満足した時にしか見せない、弟子への敬意を含んだ笑みだった。


「要は、可能性の問題だ」


 ロブがゆっくりと腰を下ろし、構文の漂う空間を見上げながら言う。その声音は淡々としていたが、底にあるものは軽くない。


「俺の抹消による時間軸の修復は、一瞬で“全部書き換わる”って仕組みじゃない。……お前たちが過去に来られたって事実が、何よりの証拠だ」


「……ということは……?」


 セラフィナが眉を寄せて訊ねると、ロブはわずかに肩をすくめて続けた。


「たぶん、未来の出来事すべてに“均等な変化”を起こすことはできないんだ。俺に関わりが深いものほど、変化が“後回し”になるってわけだ」


「関わりが深い、というのは……?」


「例えば、俺が街角で顔合わせた程度の相手なら、記憶の修正はたぶん一瞬で済む。だが、命を救ったとか、長い時間を一緒に過ごしたとか、そういう関係が濃い相手ほど、修正には時間がかかる」


 ロブは指先で空中に線を描くようにしながら言葉を続けた。


「複雑に絡み合った糸を解くには、時間がかかるだろ? でもただの糸玉に糸が一周絡んでるだけなら、玉ごと取り除けば済む。そういう違いだ」


「……なるほど……」


 セラフィナは納得したように頷いたが、すぐに首をかしげる。


「ですが……クォリス様はお師匠様と、三千年も共に在ったのでは?」


「それが逆なんだよ」


 ロブが顎をしゃくって天井を指す。そこに、無機質な存在――クォリスの“意識の気配”が漂っているようだった。


「あいつは俺としか接してねぇ。コミュニケーションの“糸”が一本しかないんだ。もし俺がいなくなれば、そこが断たれる。つまり、“繋がりが一つしかない”ものは、逆に真っ先に影響を受ける」


 セラフィナの表情に驚きが走る。


「……それって……!」


「そう。どれだけ俺と長く一緒にいたかじゃない。“どれだけ多くの誰かと繋がっているか”が鍵なんだ」


 ロブの口調は、明快だった。  

 まるで、“論理”と“直感”の境界線を狙って言葉を選んでいるかのように。


「――そういった理由で、俺はクォリス以外にもこの魔法を託せる存在が必要なんだ」


 静かな声だった。  けれど、その言葉にこめられた重さは、セラフィナの胸を確かに揺さぶった。


「……それを、わたくしが?」


 ロブはほんの僅かに眉を上げ、柔らかく、しかし真っ直ぐに頷いた。


「お前が適任だと思った。……いやか?」


「嫌なわけがありませんわ。むしろ……光栄です」


 そう答えながらも、セラフィナの声音は少しだけ震えていた。


「ですが……わたくしに、務まるのでしょうか……?」


 その問いは、自信のなさではなかった。重責の前に足が竦む、少女としての正直な声だった。


「……いつものお前なら、そんなこと訊かねぇのにな」


 ロブの言葉は、どこか優しくて――でも、その裏には切実な思いが滲んでいた。


「……っ」


 セラフィナは思わず言葉を失う。


 その瞬間。


 ロブの瞳が、真っすぐに彼女を見据えた。


「今、俺は――お前に、“人生”を預けると言ってるんだ」


 その一言が、胸の奥に鋭く突き刺さった。


「!!」


「この魔法は、俺自身を救うための――切り札だ。

 これが完成しない未来は、俺の死を意味する。……いや、それだけじゃない。

 俺がいなけりゃ、三年後の戦いで、お前たちも、世界も、勝てねぇ」


 だからこそ。


「――だからこそ、お前に託すんだ」


 その言葉は、ロブの本心だった。


 ただの信頼でも、期待でもない。

 “覚悟”を背負わせる重みを知りながらも、それでも託す、強い決意。


「……セラフィナ。お前、さっき“務まるか不安”って言ったな」


 ロブがふいに言葉を落とす。


「“務まるか”どうかなんて、問題じゃない。魔法は知識だけじゃねぇ。胆力と覚悟も必要だ。だがな――本当に難しいのは、もっと別のことだ」


「別の……?」


 セラフィナが問うように見つめ返すと、ロブはすこしだけ、視線を逸らすように空中の構文に目をやる。


「お前さ。自分の未来、誰と生きたい?」


「え……」


「別に、大げさな話じゃねえよ。たとえば俺なら、“この魔法を完成させる”っていう未来のために生きてる。じゃあ、セラフィナ、お前は?」


 静かな問いだった。叱責でも指導でもなく、ただ一人の男が一人の少女に投げかける、誠実な問いかけ。


「誰に、自分の未来を預ける? 誰に、託すんだ? 誰となら、自分の人生を賭ける価値があると思える?」


「――――」


 セラフィナの目がわずかに揺れた。

 その問いに、真っ先に思い浮かんだのは――幼馴染の顔だった。


 不器用で、無骨で、いつも黙ってそばにいてくれた青年。

 自分にとって“当然”の存在だった人。

 だけど、その存在の重みを、本当は、ちゃんと考えたことなんて――なかった。


 セラフィナの胸の奥に、小さな痛みが走る。


(エドガー……)


「――ようやくわかったか」


 ロブが小さく笑った。


「何か守りたいもののために戦う。何に代えても必ず守り抜く意志―――それは信念とも言う」


「信念………」


「人はより良い世界を作るという信念のもとに魔法を作った。信念は魔法を産んだ根源であり、魔法を動かす原動力だ。お前には信念を持って守りたい、一緒に生きたい奴がいるんだろ?」


 そう言って、彼はまっすぐに言葉を投げかけた。


「だったら、向き合え。お前も――誰に“自分の未来”を託すのか。誰と“生きたい”のか」


 その声は、じんと胸に響く。


「……答えを出して、前に進め。魔導士じゃなく、“セラフィナ”として――未来を選べ」


 セラフィナは震える唇を噛みしめながら、こくんと頷いた。

 その目に、静かな涙が浮かんでいた。




 セラフィナが研究室を後にして、再び亜空間に静けさが戻る。

 魔力の構文が星の川のように漂う中、どこからともなくクォリスの声が落ちた。


『この魔法が……ロブ様にとっての“希望”なのですか』


 問いかけるようでいて、どこか試すような声音だった。


「……ああ? 何だよ。言いたいことがあるなら、はっきり言え」


 ロブは面倒くさそうに言いながら、目線を上げずに構文の流れを追う。


『では、遠慮なく言います。――あなたにとっての希望とは、“魔法”などという論理体系などではなく……もっと近くにいる、誰か、なのでは?』


「……さあな」


 ロブはかすかに肩を揺らし、あいまいな笑みを浮かべる。


 光に包まれた構文の海を見渡す。

 その端に、浮かび上がるようにして、赤い髪の少女の面影が脳裏に過る。


 泣いて、怒って、全力で生きて――それでも何度でも立ち上がろうとする、まっすぐな瞳。

 あの目に、自分の背中がどう映っているのか。

 そう思うと、思わず苦笑がこぼれる。


「……ま、背中ぐらいは見せてやらねえとな」


 呟きながら、構文のひとつに手をかざす。

 その指の動きは、微かに震えていた。


 未完成の魔法。

 取り返しのつかない過去。

 繰り返す絶望の予感。


 それでも、男は歩みを止めない。


「三千年……あっという間だったな」


 まるで、すべてを生き終えた老人のような――けれどまだ歩き続けようとする、そんな響きを残して。

 ロブの独り言は、静かに亜空間へと溶けていった。





【リリアの妄想ノート】


セラフィナさん、さっきまでずーっと難しい顔してたのに……

研究室から戻ってきたら、なぜかめっちゃ吹っ切れた顔してるんですけど!?


あの目……“決めた人”の目です。

何かあったんです、絶対に……!

え、でもまさかロブさんとふたりきりで話して、なにか決定的な……!?(←勝手な妄想です)


とにかく、今のセラフィナさん、ちょっとかっこいいです!

負けて悩んでた姿も、全部ぜんぶ含めて……やっぱり強いなあって思いました。


感想とブクマ、お待ちしてます!


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