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付与って最強だと思いませんか? ~悪魔と呼ばれて処刑されたら原初の悪魔に転生しました。とりあえず、理想の国を創るついでに復讐しようと思います!~【完結済】  作者: フウ
第3章 大陸統一編

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49話 まさか……このデジャブはっ!?

 ふっ、決まった。

 やっぱ、これだけは言っとかないと!


「レフィーお嬢様、お疲れ様でした」


「ん」


「四魔王が一柱を相手に圧倒するお姿!

 そして何より、冷たい面持ちで死ねと告げるレフィーお嬢様のお姿にシルヴィアはもう胸の高まりが止まりません!!

 あぁっメイド服の下が大変な事に……ぐへへ!」


「……」


 シルヴィア……本当にこれだけ無ければ、美人で仕事もできる完璧なメイドなのに……


「ご主人様、お疲れ様です。

 四魔王が一角、鬼王ヴィゴーレをこうも容易く始末なされるなんて! 流石はご主人様です!!」


「ありがと」


 ミーシャの尻尾が嬉しそうに揺れているっ!!

 ミーシャはイヌ科じゃなくてネコ科なハズなんだけど……まぁ、細かい事はどうでもいい!


 モフりたい。

 めちゃくちゃモフりたいけど……流石に四方八方を敵軍に囲まれたこの状況で、ミーシャの尻尾に抱き付く訳にもいかないぃ!

 うぅ、何という生殺しっ!!


「作戦の第一段階はクリアしましたし、帰って休憩に致しましょう」


 帰って休憩。

 イコール、敵がいない場所。

 イコール、ミーシャの尻尾を思う存分モフれる!!


「んっ!」


 よし、帰ろう!

 今すぐ帰ろう!!

 っと、その前に……


「シルヴィア」


「はっ!? 申し訳ございません、妄想に浸っておりました」


「う、うん」


 すました顔で何言ってんの。

 見た目は凛としたクールビューティーなのに、普通に言ってる内容がちょっと……ねぇ?

 まぁ最近では、それでこそシルヴィアって気がして来たけど……


「さて、行こう」


 本当はすぐにでも帰って、存分にミーシャのモフモフを堪能したいところだけど。

 流石に無言で帰る訳にはいかないし。

 帰る前に……挨拶ついでに、ちょっと焚き付けてやらないと。


「ふぅ……よし。

 シルヴィア」


「かしこまりました」


 黒鳴によって形成されたクレーターから景色が切り替わり、目の前に広がる大軍勢。

 うん、やっぱり胃が痛いな。


 けど注目を集める為には、包囲の中心部になってるダンジョンの上空が一番だし……仕方ない。

 これもモフモフを堪能するため! モフモフ天国が私を待っているっ!!


「こほん、我らに敵対する者達よ。

 私達に敵対すると、言う事の愚かさを、お前達に教えてやろう」


 ここでヴィゴーレの死体を軍勢に見せつけてっと! よしよし、かなり動揺してるな。

 まぁ、当然か。

 いくら強者たる魔人の軍勢であっても、統率者の一角が崩れた事を知れば士気の低下は免れないだろうし。


「四魔王が一柱、鬼王ヴィゴーレは、私が始末した。

 残る3名の、魔王に告げる……降伏せよ。

 降伏して服従し、我らの仲間になるのならば、その勢力は助けよう。

 しかし、尚も私達に、敵対するのならば……コイツと同じ運命を、辿る事になるだろう」


 さてさて、残りの三魔王はどう出るか。

 本当に降伏して、仲間になってくれれば嬉しいんだけどなぁ……


「猶予は1日。

 降伏するのならば、今から24時間以内に、我らの拠点に赴き、その主旨を伝えよ。

 三魔王よ、貴殿らの賢い選択を、期待する」


 ……


「ふぃ〜」


 あぁ、緊張した!

 言う事を言って転移で帰還。

 当初の予定通りだけど……とりあえず、会いたかったよ! 我が私のベッドちゃんっ!!

 そして……


「モフモフっ!!」


 我が至高の癒しよ!!


「むふふ! もふ、もふ」


「ふふふ、仕方ありませんね」


 なんかちょっと、子供扱いされてる気がしないでも無いけど……我、満足なり!

 ふかふかなベッドでモフモフなミーシャの尻尾をモフる。

 これぞ、至極の時間っ!!


「レフィーお嬢様。

 完成いたしましたよ」


「っ!」


「ふふ、さぁご覧あれ!」


「おぉっ!!」


 う、美しぃっ!

 流石はシルヴィア、もうパティシエとして生計を立てれる気がするわ。


「鬼王ヴィゴーレの魂を用いた、特製パンケーキです!!

 どうぞ、ご賞味下さいませ」


「ん!」


 むふふ、では早速!!


「んっ! んぅー!!」


 めっちゃ美味しい!

 頬っぺたが落ちるとは、まさにこの事っ!!

 モフモフを堪能して、このパンケーキを食べれるだけで、頑張って軍勢の前で演説した甲斐があったわ!


 ……あれ?

 何だろうこの感じ。

 何故かちょっと既視感が……ま、まさか! まさかこのデジャブはっ!?



『ぴろん!

 対象の総魔素(エネルギー)量が限界を突破しました!

 これより、対象の進化が開始されます』


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― 新着の感想 ―
[気になる点] ちょっと主人公さんの気楽さと暗過ぎる過去のギャップが大き過ぎて、何話続いても全然慣れない。。。
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