~STORY 247 8月23日 ④~
「あぁ〜もう!マジで腹立つ〜!!」
奏音はドスドスと足音を荒げながら階段を上がっていた
リビングで思いっきり叫んでストレスを発散させたのだがまだ足りない
やはりこういうイライラは荒れるよりも幸福になる方がよほど発散できると判断した奏音はそのまま優希の部屋へと向かった
「(ママがどうせいるだろうけどこの際ママは無視してお兄ちゃんに思いっきり甘えよう!お兄ちゃんなら奏音のこと許してくれるし甘えたら甘えさせてくれるはずだもん!)」
奏音は優希の部屋の前に立ち深呼吸をする
年頃もあり恥ずかしい気持ちが勝りそうになるがそれでも自分に言い聞かせて精神状態を保つ
「(や、やっぱり緊張する〜!!ん?お兄ちゃんと……ママだよね?何話してるんだろ?)」
優希と椿の話が気になった奏音は扉に耳を当てて中の様子を聞くことにした
「ふふふ♡入れはしないけど〜その代わりにお口でゆうちゃんを気持ち良くしてあげよっか?」
「つ、椿さん……!」
奏音が中の会話を聞いてるとも気づいてない優希と椿
椿は優希の下腹部を手で撫でながら優希に問いかけていた
「なっ……なっ……」
「うふふ♡こ〜んなカチカチにおっきしちゃって♡本当は私を今すぐにでも襲いたいんじゃないのぉ〜?」
「…………【こくっ】」
「うふふふ♡それじゃあこれからゆうちゃんが満足するまでしてあげるから〜沢山気持ち良くなってね?」
「【ガチャ!!】って!!昼間っから何してんのこのバカ兄貴〜!!!【バキィ】」
「うぼぁ!!!?」
溜まらず部屋をこじ開け入った奏音は勢いそのままに優希の懐に飛び込み右頬にフックをかました
懐へのダイビングに加えて奏音必殺フックが炸裂した優希は溜まらず悶絶してしまった
「か、かかかか奏音!?」
「あら奏音ちゃん〜。悪いんだけど今は邪魔しないでくれるかしら〜?今からゆうちゃんの溜まりに溜まったものを搾り取ってあげないといけないんだから〜」
ベットの前での仁王立ちして立っている奏音に椿は優希の頬をさすりながら寄り添った
甘やかし尽くす椿とそんな椿に甘えてる(奏音からはそういうふうにしか見えないだけで実際は甘えてはいない)優希に奏音は歯軋りさせて怒りを露わにした
「大体二人ともペットショップに行くって言っていたでしょ!?それがなんで部屋でおっぱじめようとしてるのよ!!」
「え〜?だってゆうちゃんがやりたそうだったし〜私もゆうちゃんとエッチしたかったし〜?」
「はぁ……もうお兄ちゃんが見境無くやりたくなっちゃうのはもうしょうがないから言わないけど奏音が下にいるんだよ!?少しは遠慮するとかないの!?」
奏音は呆れながらも自重するよう椿に促す
「い、いや奏音?僕は別に誰だってやりたいわけは……」
「へ〜?本当に?あんまり信じられない嘘付くのはかえって人間関係の悪化にも繋がるから良くないわよお兄ちゃん?」
全く信用されていない優希だが反論しようにも反論出来るものが何もなかった
なんなら今の現状を見て反論する気すら起こさせなかった
「それじゃあ奏音ちゃんは私のようにゆうちゃんと二人っきりになれたらしたくならないのかしら〜?」
「それは……したくない……って言ったら嘘になるかもしれないけど……」
「そうでしょ〜?だから〜、私とゆうちゃんの二人っきりの時間を邪魔しないでね?【ニコッ】」
「ッッ!?」
椿の圧力を感じさせる笑顔に奏音はたじろいでしまう
優希の目の前ということもあって口には出していないが相当椿はが立腹のようだ
しかし……
「そ、それなら今奏音がお兄ちゃんとしたって別にいいでしょ?お兄ちゃんだって奏音とエッチしたいもんね〜?」
「えぇ!?いや、別に今そこまでしたいとは……」
「したいんだもんね〜?【ギリギリ】」
「いっつぁ!?し、したいです!奏音さんとメチャメチャしたいです!!」
本音を言えば椿に迫られるまでやりたいという気持ちはなかった優希は奏音の問いに素直に答えてしまう
奏音はそんな正直な兄の脇腹を捻り上げさせ、強引に言質を取った
正直者が救われるという言葉はいつのまにか消え失せていた
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