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~STORY 149 7月25日 ③~

「ちょっとあんた!ゆ〜ちゃんにベタベタくっつくんじゃないわよ!!」


教室を出て下駄箱へと向かう道中優希の腕に抱きついて頬を擦り寄せる晴菜を飛香は晴菜の肩を押して引き剥がそうとする


「あら?優希様(あるじさま)の側に(わたくし)が常にいるのは当然のことですのよ?これは既に運命が決めた決定事項ですの」


しかし晴菜は優希に抱きつく腕を更に絡ませ力を加えて離れようとしない


「さっきから有りもしないことをさも本当のことのように言うんじゃないわよ!ゆ〜ちゃんが嫌がっているのが分からないの?」


「ねぇ…飛香?だったら飛香の方から先に僕から離れたら晴菜さんも離れてくれるんじゃないのかな?当の本人が説得力無いんじゃ晴菜さんだって言うことを聞かないと思うよ?」


晴菜と反対の腕に抱きついている飛香に優希は自分から離れて晴菜を引き剥がせば?と進言してみる

因みに優希に先に抱きついたのは晴菜ではなく飛香であって飛香に対応して晴菜が抱きついたものである


「いやよ!どうせこの女のことだからあたしが離れてもゆ〜ちゃんにそのままずっとくっついてるもん!」


「いや…流石に晴菜さんもそこは自重してくれると思うよ?ねぇ晴菜さん…?」


優希は期待を込めて晴菜の方を向く

そんな晴菜は優希の顔をニッコリと見つめ…


「ふふふ、もちろん優希様(あるじさま)から離れるなんてあり得ませんわ♡」


更に抱きつく腕を寄せてきた

ふよん♡と柔らかな感触が強まり優希の内心は大歓喜の方向を上げていたのはこの場では絶対に言えないのである


「ねぇ優希?眞田さんの胸の感触をひっそりと楽しんでいることはバレてるからね?【ニコッ】」


「ッッ!?な、何言ってるんだよ璃玖…そ、そんな事思ってるわけないじゃないか!」


「どうだか…。眞田さんだって女子なんだから少しは男の子の優希が自重してあげないと可哀想だよ?」

優希の肩を掴みながら優希の心を読んだ璃玖

優希の肩を掴む力は何故か骨がミシミシと軋んでいるほど強かった

にっこり微笑むその笑みには普段の璃玖からでは感じ取れない黒い影が生じていた


「まぁ、武田君ったら何を勘違いをしていらっしゃってますの?優希様(あるじさま)(わたくし)のお身体を堪能してくれていらっしゃるのですわよ?これほど光栄な事がありますでしょうか!」


晴菜は優希の腕に頬を擦り寄せとても心地良さそうな表情を浮かべていた


「ふん!そんな貧乳でゆ〜ちゃんが満足するとでも思ってるんだったらあんたのそのお花畑のような脳味噌が哀れになってくるわね【ふよん♡】」


飛香は晴菜よりも豊満に育った自身の自慢の胸で優希の腕を挟み包んだ


「あ、飛香…こ、ここ…学校の廊下だよ?」


「な〜に?あたしとゆ〜ちゃんは仲良しの幼馴染なんだからあたし達の関係に口答え出

来る人間なんて存在しないのよ?だ〜か〜ら♡あたしは一生ゆ〜ちゃんから離れないもんね〜♡」


優希は周りの視線を気にして赤面するが赤面して恥ずかしがる優希を見て興奮した飛香は更に抱きつくと晴菜がさっきやってみせたみたいに腕に頬を擦り寄せた


「【ビキィ!】あらあら、さも巨乳の女性にしか優希様(あるじさま)が心躍らせないような物言いは辞めていただきませんか?クソビッチ」


「【ビキビキ】あ〜ら!絶壁の分際で選ばれたあたしに楯突こうなんて身の程を少しは弁えたらどうなの?壁女」


「「んだとコラァぁぁぁぁ!!!?」」


散々お互いを罵った飛香と晴菜は遂に我慢の限界を迎えてお互いの胸ぐらを掴みおでこをぶつけてガン付け合いはじめた

しかしそんな喧嘩の最中でも優希の腕を一切離さない辺り、二人の息はピッタリなのだが二人からしたらいい迷惑なのだろう


「い、いたた!ちょっ、二人ともそんな強く引っ張らないで!っていうかこう言う時でも離さない乗って逆にすごくない!?」


「あ〜あ、だからこんな二人を連れて行くと碌なこと起きない言ってだろう優希?さっさとその二人を投げ飛ばして二人で遊びに行こうよ?」


「そ、そういうわけにいかないだろ?二人だけにしたら可哀想だし無理に引っぺがして二人が怪我したら申し訳ないよ」


「はぁ、相変わらず優希はお人好しだね。まぁ、優しくて思いやりのある優希だから僕は君が大好きなんだけどさ」


自分が痛い思いをしても他者を思いやれる

璃玖が優希に惹かれるようになったのはそんな優希の姿を間近でずっと見ていたからでそれは絶賛喧嘩中の飛香も同じである

そんな優希が愛おしくて璃玖は優希の頭を撫でて優希分を補給していた


「ちょっとあんた!ゆ〜ちゃんの頭を馴れ馴れしく触らないでくれる!?ゆ〜ちゃんが汚れちゃうじゃない!!」


「まぁ、優希様(あるじさま)ったら汗を垂らしてますわ。今(わたくし)が拭いて差し上げますわ!」


「ちょっと!!抜け駆けしようとしてんじゃないわよクソビッチ!!」


再び始まった乱戦に優希はただたじろぐことしか出来なかった


〜同時刻 昇降口下駄箱〜


「ふふ、優希くんまだかなぁ〜?」

今話を読んでいただき誠にありがとうございました!


この作品を「面白いな!」「結構好きかも?」「続きが早く読みたい!!」と思ってくれる方がいましたら是非!高評価、ブックマークよろしくお願いします!!


作品執筆力向上に繋がりますので作品への感想や意見などありましたら是非お願いします!!


では次回もお楽しみに!!


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