聞こえてくる 戦士の咆哮 巻き込まれ軍隊 とどろく砲声
引き連れてこられた面々の性能アップ。
見せてもらおうか、その性能とやらを。
まずは英米軍。
南雲艦隊から性能向上するので注意して試験するようにと注意を受けた他の艦だが、事故はやはり起きた。怪我や損害は軽微であったが今まででは重大な事案になるような事故だった。以降非常に注意深く試験を行った。
南雲艦隊の言う「10の付く日に物資が単冠湾にいたときの状態になる」をイマイチ信じられなかった。もし、元通りにならなかったら物資は減る一方である。そのために艦内時間で8と9の付く日に試験を行った。砲は1門当たり3発 。魚雷は1隻が代表して4発。艦載機も代表して1機ずつ各種爆弾や航空魚雷とロケット弾の試験を行った。
アイオワ級戦艦ミズーリとウィスコンシンの主砲が射程4万5000ヤード(4万1000メートル)まで伸びた。インディアナとノースカロライナの主砲は4万2000ヤード(3万8400メートル)まで伸びている。着弾時間から推測すると初速も上がっているようだ。
速力がアイオワ級戦艦で36ノット、インディアナが29ノット、ノースカロライナが30ノットとなった。凌波性は変わっていないらしいのでインディアナは大変である。
ボルチモア級重巡は4隻来ており、主砲の射程が33000ヤード(3万メートル)まで延びた。速力は35ノットまで上がった。
クリーブランド級軽巡は8隻参加している。主砲の射程は2万8000ヤード(2万5600メートル)まで延びる。速力は36ノットまで上がった。
駆逐艦はフレッチャー級が主体で32隻。アレン・M・サムナー級は運用実績がイマイチで来てはいない。最新のギアリング級が8隻いる。
フレッチャー級とギアリング級は主砲の射程が1万8000ヤードまで延びた。各艦搭載の5インチ両用砲も同じである。速力はフレッチャー級が40ノットとなる。ギアリング級が36ノットとなった。日本海軍から40ノット以上は傾斜が恐ろしいと聞いて警戒している。
フレッチャー級の魚雷はMk15で射程、雷速、爆発力とも向上している。最新魚雷のMK17はシステムで重く重心上昇の懸念からフレッチャー級には搭載されず、ギアリング級に装備されてる。同様に威力が向上している。MK17の向上した額面性能は日本海軍のオリジナル九三式魚雷を越える。
ヘッジホッグの威力は上がったはずである。
空母はタイコンデロガ以降の改良型エセックス級空母が6隻参加している。
速力が35ノットまで上がる。
潜水艦はパラオ級8隻が参加している。
水上速力、水中速力とも2ノット向上する。水中稼働時間は5割増しになった。Mk16魚雷はMK17と同様に威力が向上した。ほぼ無航跡で日本海軍のオリジナル九五式魚雷に匹敵する。機能はジグザグ走行という新機能が導入されており命中率の向上が期待されている。
他に護送空母6隻、護衛駆逐艦32隻が輸送船団の護衛として参加。
護送空母は6隻ともコメンスメント・ベイ級で速力が22ノットになる。
護衛駆逐艦はラッデロウ級が16隻。ジョン・C・バトラー級が16隻。
それぞれ速力が26ノットまで向上した。
戦後の動員解除に伴う艦艇の大量退役とモスボールにもかかわらず、最新戦艦はともかく他の艦艇は同数以上が稼働状態で本国に残っているという巨大すぎるアメリカ海軍だった。
日本は本土に残っている方が少ないというか少数なのに。
イギリス海軍は重巡サフォークのみ。
サフォークは装甲の追加などで低下していた速力が32ノットに戻った。主砲の射程は33000ヤードまで延びた。
退役前、最後の任務で日本に来てみれば巻き込まれて性能が上がったようで帰国後に退役解体どころではないだろう。
輸送船は2ノット速力が上がった。浮きドックは自走しないので。
艦艇の性能は分かった。結果だから分かっても理解できるかというと不思議というしかない。
続いて艦上機の性能試験に入った。
戦闘機はF4U-4のシリーズに統一されている。夜間戦闘機のレーダーシステムのみ最新バージョンになっている。機関砲はcal.50AN/M2。自国産20ミリ機関砲は信用されていない。
速度は455マイル(756km)まで上がった。
攻撃機はTBFに統一されている。SB2Cは積んでいない。ADスカイレーダーは生産と配備が遅れ持ってきていない。
速度は290マイル(466キロ)まで向上した。
各種砲弾や爆弾と魚雷の爆発威力も向上していた。
これだけ上がれば陸上兵器も期待できようというものだ。
といってもアメリカ陸軍になる。まさかサフォーク乗組員で編成される臨時陸戦隊に期待も出来ないだろう。
戦車はM26が主戦力で60両持ち込んだ。M4A3E8も補助的に40両配備されている。M26の馬力不足が懸念されたため。それぞれ主砲威力は増しているようだ。若干動きが軽快になった。
M40 155ミリ自走砲も10両持ち込んでいる。
砲と迫撃砲を多数持ち込んだ。
M59 155ミリカノン砲 40門
M1 155ミリ榴弾砲 40門
M2A1 105ミリ榴弾砲 60門
M1 57ミリ砲 80門
M3 37ミリ砲 80門
M1 90ミリ高射砲 20門
M1 40ミリ機関砲(ボフォース40ミリ機関砲) 60基
M2 107ミリ迫撃砲 80門
M1 81ミリ迫撃砲 80門
M2 60ミリ迫撃砲 150門
の投射火力を用意した。
機関銃はM2重機関銃とM1919重機関銃をたくさん。
歩兵銃はM1ガーランド小銃とM1カービン。補助にM3グリースガン。
いずれも射表の変更が必要で結構な弾数を使うことから作業は慎重に進められた。しかし、10の付く日に輸送船で積んだ量に戻ることが確認され、以降撃ちまくる。
装甲車とトラックも多数持ち込んだ。
アメリカ陸軍航空隊も来ている。飛行場設営のシービーもだ。
持ち込んだ航空機は戦闘機P-47D後期型が50機と攻撃機A-26を20機に輸送機C-46を10機の3機種。
いずれも性能は向上した。もちろんシービーが使う機材の性能も向上した。
次回更新 1月25日 05:00
最後はおざなりになりました。
日本艦隊と日本陸軍は次話で。
最後やはりおざなりになりそう。
数字や単位がバラバラなのは読みにくいかもしれませんが、それなりの雰囲気ということで。当時使っていた速度と距離が日本海軍は船舶と航空機がノットと海里主体。日本陸軍はメートル法主体。アメリカ軍とイギリス軍はヤード・ポンド法主体で、区別を付ける必要から兵器のミリ表示も有りと。めんどくさい。
巻き込まれに来た艦隊や人員の強化具合は南雲艦隊が初期特典で初回に多めの強化。巻き込まれに来た艦隊はそこまで行かないという感じで。




