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帰ってきた南雲艦隊  作者: 銀河乞食分隊
異世界の南雲艦隊
12/17

剛力招来 超力招来 南雲艦隊から超南雲艦隊 

転移後の装備総点検の実行がやってきました。


 転移後の装備総点検はラーメルシュ帝国に実弾演習可能な領域を借り受け行っている。

 途中でも驚くべき結果が出ている。


 まず、旧南雲艦隊各艦だがもうなんと言っていいか、物資の復活は五と十の付く日というのは変わらないが性能が化けもんであった。


 一番鈍足だった補給艦が三十二ノットも出る。凌波性は何故か若干良くなっているが二十八ノット以上は嵐の中を航行しているが如きに波をかぶる。軽荷状態で二十五ノット以上の場合、危険なほど傾斜し舵一杯の急旋回は禁止された。


 潜水艦戦隊は水上、水中とも二十八ノットで止まっているが、水中二十八ノットで四時間。二十ノットなら十二時間。十ノットなら四十八時間の水中航続距離を得た。深度計は振り切るので、新たに最大三百メートルの深度計を装備してきたが二百八十メートルでもびくともしない。海図をどこまで信じていいのか分からないのでそれ以上潜るのは中止。海図上は四百メートル有る。魚雷の威力は岩礁に撃ってみたがTNT換算だと炸薬量一トンを軽く超えそうだ。速力は六十ノットで射程はさらに伸び二万五千近い。電池魚雷でも速力四十二ノット射程一万二千まで伸びた。味方が近くにいると使いづらい魚雷になってしまった。酸素量と充電量で射程の管理が出来ないか試験することになった。


 駆逐艦は新たに装備した六十ノットまで計測出来る速力計で五十五ノット出ている。酸素魚雷以外なら振り切れるだろう。以前と変わらず四十ノットを超える速度での舵一杯の急旋回は禁止。主砲は十五.五センチ砲以上二十センチ砲以下の威力があるようだ。九三式魚雷三型はもうなんというか、潜水艦用の倍は水柱が上がった。射程は切り替え可能だが最大雷速でも三万を超え意味が無くなっているので最大雷速に固定されている。雷速は六十ノットになった。


 阿武隈の14センチ砲は二十センチ砲と同等の威力になったらしい。速力も五十二ノット出ている。


 利根・筑摩の二十センチ砲は三十六センチ砲までは届かないくらいの威力で三十三センチは越えたかもしれない。速力は五十三ノット。


 比叡・霧島の主砲は四十六センチを超え今回の転移で確実に四十八センチか越えていそうだ。速力は遂に四十二ノット。


 赤城は速力が四十三ノットになった。加賀は遂に四十ノットの大台に乗った。

 


 航空機は

         転移後       転移前

九五式水偵    二百ノット     百九十三ノット

零式三座水偵   二百四十八ノット  二百四十ノット

零戦       三百六十ノット   三百五十ノット

九九艦爆     二百七十ノット   二百六十五ノット

九七艦攻     二百七十二ノット  二百六十六ノット


 零戦の速度が遅くなっているのは、一段一速過給器から一段二速過給器に交換したため。高空性能が六千以上は酷く落ちるという問題に対処するため交換した。元の過給器なら高度四千で三百七十五ノット出る。酷く落ちると言っても高度七千でも三百ノットは出ている。二速過給器の場合は三百二十ノット。実戦でレベルアップすると元の速度が出るようになり高空性能も一段と上がるだろう。

 ただ、初めて異世界転移して性能が上がるだろう機体が他の空母にあるため、高高度対応はそちらに任せ六隻が積んでいる零戦は扱いやすい元の一段一速過給器に戻そうかという話も出た。


 二十ミリ機銃の威力も上がっている。榴弾威力はボフォース四十ミリとまではいかないが三十七ミリ弾並の威力があるようだ。

 爆弾や航空魚雷の威力はやはり増している。

 固定や旋回の七.七ミリ機銃も十三ミリ機銃並の威力になっている。



 以下南雲艦隊各艦共通


 以前の転移から速力が上がりすぎ急転舵で危険なほど傾斜するので、各艦ごとに急転舵制限速力が設けられている。輸送艦は今まで試験していなかったため加わるとは思わなかった。

 特に風圧を受ける側面積の大きい空母と輸送艦では低めにされている。

 この速力向上に対する対応策は日本海軍のみならず英米艦にも渡された。


 二十五ミリ機銃はボフォース四十ミリ機銃並の威力が有るかと思われた。LPR照準器がさらによく動くようになっている。機銃指揮装置も軽快に動き目標追随能力は高い。人間の能力もおかしい。


 新規導入のボフォース四十ミリ機銃は若干性能が向上したと見られる。


 八九式十二.七センチ高角砲は射程は伸びたが爆発威力(危害半径)があまり拡がっていない。もしかして上限があるのだろうか。高射装置も目標追随能力がさらに上がり高角砲も旋回俯仰能力が上がった。電動機は同じなので電動機の能力向上らしい。人間の能力もおかしい。


 電探はレンジが相当伸び21号で単機六十海里、編隊で百二十海里の探知能力があった。13号はさらに高性能で単機八十海里、編隊百五十海里となった。おかしい。22号は対水上なので水平線という制約があり水平線に隠れると探知出来ない。ただ解像度は上がり、新たに導入されたPPIスコープの能力と併せ凄いものになっている。

 但し、対水上電探に限っては見張り員と双眼鏡の謎能力向上で夜間の曇りとか霧とか雨という厳しい条件の時以外は双眼鏡で見ている見張り員の方がよく見えるといおうおかしな状態である。見張り員の疲労軽減と見落とし防止のために昼間でも対水上電探は使用している。


 船の構造材や装甲板などさらに強靱になったと思えるが試験するわけにもいかない。以前と同じ程度でもいいと祈るのみである。


 船内の快適性はさらに上がる。おかしいのだ。船室の大きさが実寸以上に拡がった。ベッドやハンモックで疲労回復が早くなっている。機関音も小さくなり振動も減っている。実寸以上に拡がったのは元々の南雲艦隊艦艇だけで、他の艦は快適さが上がった程度だった。それでもおかしいのだが。


 不思議だがそういうものだと諦めた。良い方には諦めが早い。


次回更新 1月24日 05:00


南雲艦隊以外は次回。

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