第三章の資料等(重大なネタバレあり、三章未読の方はご注意)
●タロッテ市街図
大体の図です。大壁両側の四角いところは厳密に地区分けがされていますが、その他は交じり合っています。
●大壁断面図
この章の核心でしょうか。
●登場人物
ケイン・サハラ15歳
パトリシア(パット)・リナルディ16歳
ジャック・ドワイト45歳
マテリエ・レンシエ108歳
カイラ・ニテリオス18歳
ディオン・ケーバス36歳
ユウカ・タツミ (ドラコ、ユーク)??歳 第三魔王・異世界人のようなもの
ガッフィ(ガフ)・ドラッテ121歳 ウラッカ号操舵手・フリクル族
メイカ・サイザン27歳 ディオンの従者
ダイク・ガリード27歳 猟師
グルド・ガニアス28歳 悪党
ベルゲン・スラスト32歳 『聖者の園』タロッテ責任者
マルス・リーン26歳 レインの子孫、”楔守り”
アンタルトカリケ??歳 元大魔王
●登場船
ウラッカ号 全長25m、2本マストともに斜桁を装備した縦帆船。
老朽だがよく手入れされ、小回りが効き、乗員も少なくて済む。
●タロッテ
(前もって作っていた資料ですので、本文と相違あるかもしれません)
国名
タロッテ
領地
交易都市タロッテとその周辺地域。
土地は軍のための緩衝地帯や倉庫、加工工場などで、
あまり農地としては使用されていない。
はるか昔から独立国としてやってきており、
200年前のダカスによる占領も数年しか続かなかった。
植生・農業
主にサバナ・地中海性気候。夏少雨で冬多雨。
建物は石造りが多いが、西側はミニュジアの勢力圏と
接しているのでその文化の土壁づくりもある。
農業はあまり行われていない。
工業
主に商売だけしていれば生きていけるのだが、
景気が良いために中間加工工業も盛ん。
宝石加工や工芸、繊維、機械工業なども栄えている。
身分制度
貴族制度もあるが、市民が力を持っている。
特に、一部の豪商は影の支配者と言っても良い程度に権力がある。
結局、そういった層が貴族位をもらうことが多いので、
貴族内にも派閥争いがある。
一般人は自由に商売ができるが、大陸全土から人が流入しており、
そういった者には市民権が無い。
市民権がなければ町の中に住居を構えることは出来ず、
外縁の治安の悪い地域に住んで金を稼ぐことになる。
市民権の購入は金貨1枚、市内に最低限の住居を買うには金貨10枚は必要。
政治状況
古来よりこの街の中心となった一族を中心とした伝統派、
商売至上主義の商家派、改革を唱える新興派がある。
議会は貴族会議として存在するが、この三派の駆け引きが
拮抗しており物事の決まるスピードが遅い。
軍備
必要最小限。海軍>陸軍。
陸軍の仕事は国境警備(ほとんど必要なし)と、大壁警備のみ。
海軍は南北1~2戦隊ぐらいはある。
交易
あらゆるものが入ってくる。
南北の中間貿易で町が成り立っている。
農村生活
ほぼ無し。
楔
タロッテ中心の大壁の内部を南北に貫く隠し水路。
水路全体が圧縮魔法で加工されており、伝統派上層部と
7賢人のみがその秘密を知っている。
水路の作成自体はレイン・リーンが行った。
高等学院
通称「大学」。大壁東側に沿って、中央門より北部に存在する。
世界中で一番学問が進んでいる、と言われており、蔵書も最大級。
大壁があるので、せいぜいが3階建で高い建物は無い。




