40. うつけの教育改革③!
王国内の教育改革。
教育改革の必要性…
知識を得れば,自分自身守る大きな武器となる。
知識を得れば,自分自身の職業の選択の選択肢を増やせる。
経営者として情報は,大きな武器となる。
そして,なにより,政治家たち(王族・貴族)への最大の監視人となる。九割の平民が,反乱を起こせばたちまち,残り一割の王族・貴族は,あっという間に滅ぼされる。
えっ??国軍が,守ってくれる??
いや,国軍の中の指揮官は,貴族だけども兵士は,平民。
軍所属の平民が,一緒になって反乱を起こせば,あっという間にクーデターとなって滅ぼされる。
仮に,軍所属の平民が,反乱側に行かなくても,反乱鎮圧に出て貰うのは,申し訳が無い……
だって,平民同士で叩き合いさせるんだよ??心苦しいことこの上ない……
国民想いの政治家たち(王族・貴族)なら,そう思うはず……
指揮官の貴族は,ろくに武器を扱えないんだよな……だから,兵力一人と計算できるような人材じゃなんだよな……
とりあえず,国家の不正をどうにかしないといけない。
僕が,政治家として王政に,関わっているうちは比較的マシになるだろうが,僕が王位から離れたり……仮に,不正貴族などに,暗殺されたりしたら……
国民全体が,知識を得れば国家としてメリットしかない……政治家たち(王族・貴族)が,国民を管理するなら,国民が政治家たち(王族・貴族)を監視する相互関係を構築する必要がある。
今は,法律会議(日本でいう国会)の場所に,提出する法律提案書をまとめている。まぁ,通常の形式なら各大臣が,提出した法律提案書を国王とその他大臣との会議のもと,法律を決定するが…
今の王国は,本来国王が,持っている『行政権』を僕が持っているから国王に関しては,問題ない。問題があるのは,他大臣や官僚との話し合いだ。
僕派閥の大臣…今のメンバーでいうサヨ法相なら問題無いが,その他の大臣・官僚をどうやって黙らすか…
ここで,僕側に付くかどうかの踏絵的な意味合いが強くなりそうだが,成立できるか……いや,させる!!
「マナーー!!法律提案書の形式,これで合ってるーー??」
「知らん!!大臣は,レンくんでしょ!!」
「うぅ……マナが,最近冷たい……シクシク」
「ふざけている暇あったら,手を動かす!!」
「はぁぁぁぁい!!!!」
法律提案書の最終確認を政策している。
今回の法律提案書は,王国内の教育改革の第一歩となる法律を制定するためのものなので,失敗は出来ない。
ちなみに,正式な法律提案書をまとめるのが,今回が初めてだ。
なので,僕の大臣就任……しかも,『首相』と『教育相』を兼務するという異例中の異例の事態となっている。
まぁ,その原因は提案した僕なのだが……でも,仕方ないじゃん!あの場で,そうするしか父上に王位の残って貰うには,そうするしか!!
パシン♪♪
「いたぁぁい!!マナ!!何で,ハリセンでしばいたの!!」
「考え事している暇あったら…働いてください!!」
「…………」
「何か,言って!!」
最近…マナの様子??僕に,対する態度が変になってきた…もしかして,怒ってる??
「マナ??」
「なぁに??」
「何か,怒ってる僕に??」」
「怒ってない!!」
「怒ってるじゃん……普段は,そんな口調じゃないし……」
「だからぁ~~!!口動かす暇あったら…手を動かして!!」
最近,マナの様子が変だ。
急に,仕事の量が増えて疲れているのだろうか??
「マナ…今日は,もう帰っていいよ……明日の法律会議にも僕一人で出るから……マナはお休みでいいよ……」
「えっ??私も出るよ??」
何で??出ようとするの??仕事量が,増えて疲れているからイライラしているんじゃないの??だから,お休み与えたら喜ぶんじゃないの??何で??会議に,出ようとするの??
「いいから!今日は,もう帰っていいから!明日もお休み!!」
僕は,強い口調で『休み』を言った。
「何で,レンくんは,そんなこと言うの……バカッ!!」
マナは,そう言うと執務室から出て行った。




