表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
騎士王国のぽんこつ姫  作者: 鰤/牙
第一部 勇ましきあの歌声
76/91

   第74話 冥き獣(後編)

輝煌闘法ゼぺリオン……ッ!」


 天高く飛翔した少女の全身に黄金色の輝きが満ちる。あふれ出るエネルギーは手刀へと収束し、少女はそれを自らの得物として正面から激突した。


霞斬りストラァァァァァァァァァァァァッシュ!!」


 がきゅいんっ、という音がして、少女の手刀は相対する敵の胸部を真横に切り裂く。鋭利な切断面からは、黒い靄のような冥瘴気があふれ出し、そしてそれは傷跡を焼くように輝く黄金色の光によって、大気へ漏れ出す前に浄化されていった。


 まだ辛うじて息のある異形は、少女をゆっくりと振り返る。一矢報いんと伸ばされたその手は、しかし少女の身体が纏う輝きに触れるだけで焼かれ、弾け、光の粒子となって消えて行った。


「勇者、メロディアス……!」


 時獄から響く怨嗟のような声が、少女に向けて投げかけられた。


「まさか、ここまで成長していようとは……! だが、いくら貴様でも、残る四王を散らし、我らが偉大なる神のもとへたどり着くことは……!」


 少女は振り返り、強い意志を宿した瞳で、異形を正面から睨みつける。異形はそれ以上を口にすることはできなかった。輝煌闘法ゼペリオン・レイフォースによる浄化現象が、とうとう全身へと回ったのだ。そこに残っているのは、光の粒子に分解され、宙へと霧散していくシルエットだけである。


 冥獣七王がひとり、鮫牙王が、勇者メロディアス・フィオンによって討伐された瞬間であった。


 鮫牙王が消えた後をじっと眺め、メロディアスは呟く。


「あたしは、絶対に負けないもん……」


 ぐっ、と拳を握る。世界に勇気がある限り、誰かの勇気を護るために。勇者メロディアスは戦うのだ。


「おぉーい、メロディー!!」


 海上の砦に一人いた少女を、呼ぶ声があった。振り返ると、船に乗った仲間たちが手を振りながらこちらへ近づいてくる。

 パーティーメンバーは、出発当初から共にいた竜人族の老人シュランツを除けば、あと3人。いずれも獅子王との戦いの後、鮫牙王討伐に挑むまでの間に出会ったものだ。メロディも、頼もしい戦友たちの姿に破顔し、年相応の少女の素顔で手を振って見せる。


「マグナム! ジャロリー! そっちはー!?」

「あらかた片付いたぜ! 魚型の冥獣魔人はもうほとんど残っちゃいねぇ!」

「しかしまさかおぬし、本当に一人で鮫牙王を片づけてしまいよるとはのう」


 甲板に立つ二人が、口ぐちに告げる。どうやら、向こうの作戦もほぼ無事に完遂されたようだ。


 帝国南部の広大なルベリング海を制圧していた冥獣魔達は、これでほぼすべて片付いたことになる。交易船の運航は再開し、ひとまず、南部に広がる様々な商業都市、漁港、海上国家の安全は確保された。帝国の主要な流通網も復活するはずだ。


 そういえば、もう一人のパーティメンバーの姿が見えない。


「あれ、シャリオは?」

「すべてが片付いたからと、酒かッ喰らって寝ておるわ」

「そっかー。変わんないねー」


 船が砦に到着し、マグナムとジャロリーがこちらに飛び乗る。いつものように二人に飛びつこうと思ったメロディアスだが、二人が難しい顔をしているのを見てすぐに足を止めた。

 その間にも船からは、帝国から派遣された魔導騎士団が次々に砦へ上陸し、隅々まで確認しに回っている。


「二人とも、どうしたの?」

「ああ、いや。次の冥獣王の居場所がわかってな」

「えっ、もう? 早いね」


 マグナムがちらりと、横に立つジャロリーの小柄な身体を見下ろす。ジャロリーは『ふむ……』と息をつきながら、顎を撫でる仕草をした。


「実は、妾の不肖弟子のひとりから情報があってのう」

「ジャロリーのお弟子さん?」

「んむ」


 ジャロリーは頷く。


「じゃがのうメロディアス、鮫牙王を倒したばかりじゃ。あまり急ぎすぎるのは、おぬしにもあまり良くないのではないかと思ってな……」

「えっ、あたし平気だよ?」

「じゃが……」

「居場所がわかったってことは、もう苦しめられてる人がいるんでしょ? じっとしてなんかいらんないよ」


 メロディアスの言葉に、マグナムとジャロリーは顔を見合わせた。やがて、ジャロリーは大きく溜め息をつき、頭を掻きながらこう言った。


「おぬしがそう言うのでは仕方あるまいな。うむ。次の敵は咬蛇王じゃ」

「こうだおう?」


 首を傾げるメロディアスに、腕を組んだままのマグナムが解説する。


「蛇の形をした冥獣王だ。爬虫類型の冥獣魔人を従えている」

「ふーん。で、その人が、いまどこにいるって?」

「おるというか、正確には向かっておるのじゃ。大陸の西端、グランデルドオ騎士王国にな」


 その国の名前に、メロディアスは聞き覚えがあった。表情を引き締めて、ジャロリーを見る。


「お兄ちゃん達のいる国だ」

「んむ。シュランツから聞いておるぞ。おぬしの大切な知人が暮らしておる国だそうじゃな」

「うん……」


 最初の冥獣王を下し、しかし戦う意味を見失い迷いを抱いていたメロディアスの背中を押してくれたのが、あの国で過ごしたわずか1日の思い出だった。ショウタやアリアスフィリーゼがどれだけこちらのことを覚えていてくれているかは知らないが、メロディアスは一時たりとも忘れたことはない。自分が勇気を保ちつづけられているのは、彼らのおかげなのだ。


「マグナム、ジャロリー、急ごう」


 メロディアスは二人の顔を交互に見上げながら、メロディアスは言った。


 帝国領からも外れ、帝国の西端部であるグランデルドオ騎士王国に攻め入るメリットなど、冥獣王達にとってはほとんどないはずだ。が、事実として彼らが騎士王国に攻め入ろうとしているのであれば、当然見過ごすわけにはいかない。


 勇者メロディアス一行は、その後すぐさま帝都へと戻り、グランデルドオ騎士王国への遠征の準備を開始した。





「――――――――――――――――――――ッ!!!」


 冥獣レイシアルの咆哮と共に爆ぜる雪が、風と混じって絡みつく。手足を氷雪に塗り固められるよりも早く、アイカとトリルはその身体へと肉薄した。アイカは籠手ガントレットを強く握りしめ、真横からえぐり込むような拳突を放つ。渾身の一撃を、レイシアルはいとも容易く受け止めた。


「くっ……!」


 続けて、左からのフック。こちらも反対の手で受け止められ、そのまま強引に腕を捻られる。


「っあ……! くぅっ……!」


 両腕を万力にかけたかのような痛み。アイカは苦悶の声をあげる。


「アイカ殿!」


 トリルの呼ぶ声が聞こえた。だがアイカは、すぐに視線で訴える。レイシアルのこの手を、放させるわけにはいかない。キャロルとルカがトドメを確実に刺せるよう、動きを封じておかなければならない。

 トリルはすぐにアイカの意図を汲んだ。その巨躯で、背後から攻撃の支度を整える二人の姿を隠す。レイシアルは、彼らの不穏な動きに気づいたか、魔法陣から氷槍を生み出して、トリルの背後へと向けて投射した。


「ぬゥン!!」


 トリルは巨体を俊敏に動かして、氷槍を迎撃に移る。当然、氷槍を受け止めた剣、籠手、甲冑キュイラスなどが、次々と氷の棺に覆われていく。動きの鈍ったところへ追撃をかけるように、さらに両足を狙い澄ました氷槍が放たれ、トリル・ドランドランはその動きを完全に封じ込まれた。


 そのトリルの背中を駆け上がり、肩越しの跳躍。同田貫アーマーレイピアを構えたキャロルがその姿を表す。視線はまっすぐにレイシアルの頭部を見据えていた。レイシアルもキャロルの狙いに気づく。すぐさまアイカを突き飛ばし退避を測ろうとするが、今度はアイカが、捻り上げられた形のままレイシアルの腕を掴み、放さない。


「はぁっ!!」


 続けて、下顎部を目掛けての頭突き。レイシアルの頭部を固定する。


「てやああああッ!」


 キャロルの構えた同田貫の切っ先が、紅く輝く双眸の片側へと突き立てられた。狭い区画内に、レイシアルの絶叫が響き渡る。


「――――――――――――――――――――ッ!!!」


 果たして、針を縫うような精緻な刺突撃は、レイシアルな頑強な頭骨に守られていない眼孔部分から、その脳への侵入を成功させた。あとは、ここから更に突き込めば、


「――――――――――――――――――――ッ!!!」

「なにっ……!」


 だが、同田貫を握るキャロルの口から驚愕が漏れた。レイシアルの咆哮と共に、眼窩を包み込むような氷の幕が作り出されていく。氷はやがて、同田貫の切っ先を咥えこんで、その侵入を完全に食い止めた。


「キャロル、手を放して!」


 彼女の反応は、アイカの叫びよりわずかに遅れた。レイシアルは、今度こそアイカを強引に振り払い、同田貫を掴んだままのキャロルに、鋭利な爪による一撃を見舞う。爪は更に氷の刃を纏い、キャロルのポイントアーマーを破砕した。


「ぐぅっ……!」


 キャロルの身体が雪の上へ転がる。同じく振り払われ、壁に叩き付けられたアイカが立ち上がる寸前、剣を構えたルカが走ってきた。


「………!」

「ルカ、無理です。今は……!」


 アイカの言葉通りである。レイシアルの全身は、今まさに氷の鎧によって覆われつつあった。ルカの狙うべきは心臓部。氷の鎧を砕き、その上でなお肋骨の合間を縫って繰り出すような斬撃を、彼女のコンディションで繰り出せるかどうか。


「殿下!!」


 ルカを制止しようとするアイカを、背後から呼ぶ声が引き止める。


「ショウタ!?」

「止まっている余裕はありません! 畳み掛けます!」


 その言葉に頷き、ルカはレイシアルの懐へと潜り込む。剣の柄を両手で握り直し、彼女が狙ったのは、当初予定されていた心臓部ではなかった。腋の下をすり抜けるようにして、状態を背後へ出し、得物の切っ先をうなじへとめり込ませる。そこは確かに、氷の鎧による守りが完成されていない部分では、あった。


 そしてその直後、


「――――――――――――――――――――ッ!!!」


 レイシアルの絶叫が響き、同田貫が突き立てられた眼窩から更にもう一本、剣の切っ先が飛び出した。ルカの仕業である。眼窩から脳へ向けた一直線のルートを保護していた氷の壁は、粉々に破砕された。

 うなじから眼窩へ向けたわずかな隙間を縫う、精密な突き込みである。まさしく人体破壊に手慣れた、ベテラン騎士の神業であった。


 アイカはルカの狙いを知る。今なら、レイシアルの片目に突き立てられた同田貫を、更に押し込められる。キャロルとトリルが身動き取れない以上、今、それをするべきは、


「――――――――――――――――――――ッ!!!」


 怒りに任せたレイシアルの氷爪が、剣を引き抜こうとするルカを捉えた。爪は深く彼女の身体をえぐり込み、血と肉をしぶかせる。もはや猶予はなかった。


「はぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

「――――――――――――――――――――ッ!!!」


 レイシアルは咆哮をあげ、氷爪による迎撃をかけようとする。だが、その腕は、不可視の力に遮られるようにしてピクリと止まった。

 アイカは跳躍し、レイシアルの片目に突き立てられた同田貫めがけて両足蹴りを放つ。鎧を込めた全体重が同田貫の剣身にかかり、刃が脳へとえぐりこんでいく。レイシアルは再び氷の膜を固め、最後の抵抗を試みた、が、


「ショウタ!」

「はい!」


 アイカの叫びに応じるように、彼女の身体が加速する。不可視の力が両足蹴りの威力へと乗算され、氷の膜が完成する前に、それらを完全に破砕した。


「ッ……!」


 やがて運動エネルギーを失ったアイカの身体が、雪の上へと落下する。アイカは油断なく両手をつき、 身体をバネのように動かして立ち上がった。


「ア、アア、ア……!」


 レイシアルは悲鳴じみた声を漏らしながら、すぐには絶命しなかった。同田貫の剣身は確かにその脳を破壊したはずだが、あるいは身体のどこかに残された執念のようなものがそうさせたのか、氷の鎧が剥がれ落ちながらも、その腕をアイカへ向け二歩、三歩と進んでいく。

 その指先が身体に触れる直前まで、アイカは毅然とした表情を浮かべ、じっとレイシアルを睨みつけていた。


「伯爵、もうやめてください!」


 トリッシュがそのような叫びを上げるのと、レイシアルが動きを止めるのは、ほぼ同時だった。


「私たちは、負けたんです!」


 彼の身体を突き動かしていた、最後の魔力が枯渇したのか。レイシアルの全身を構成していた組織のひとつひとつが、ぼろぼろと崩れ落ちていく。肉が溶け、削げ落ちていく醜悪な光景は、あの袈裟懸けの時とまったく同じだった。やがて、骨だけが雪の上へへと転がり、その骨も砕け、靄のようなものになって消滅していく。


「か、勝ったのか……」


 傷跡を押さえながら、キャロルが立ち上がった。


「そのようだ」


 氷像のように固められたトリルがため息をつく。


「まったく良いところがなかった」

「………」


 この中では一番重傷を負っているはずのルカは、平然とした様子で立ち上がり、ぼやくトリルの肩をぽんぽんと叩いている。


「レイシアル伯爵を倒したので、コンチェルトさんの呪縛はもう無くなってるはずですね」

「ああ」


 ショウタの言葉に、キャロルも頷く。


「提督も、身体の自由が戻ったとわかれば、すぐにこちらへ戻ってくるはずだ。これで一件落着……」


 言いかけてから、ゾルテ、トリッシュに視線を向けてかぶりを振る。


「と、いうわけでもないな。レイシアルと繋がっていたアジダという男を洗わねばならんか」

「それはマーキス・ハイゼンベルグ達に任せましょう。ひとまず、クーデターの鎮圧は完了したようなものです」

「そうか。そうだな……」


 アイカの言葉に、キャロルも溜め息をついて頷く。

 そう、これでクーデターの鎮圧は完了。最大の憂事であったダムの決壊も防げたと言って良い。長い作戦はすべて終わったのだ。もちろん、ゾルテやトリッシュをはじめとした反逆者達の処分、大量の欠員が出たアメパ堰堤要塞の今後などをしっかり考えていかなければならないが、それはアイカ・ノクターンの仕事ではない。


 それに、


 アイカは後ろの少年を振り返り、微笑んだ。


「ショウタ、ありがとうございました」

「ああ、いや、礼を言われるようなことは……」

「でも、あなたがあそこではっきり言ってくれたから勝てたようなものですよ?」


 アイカがショウタの手を取ると、ショウタはやや気恥ずかしげに視線を逸らす。


「そう言えば」


 そんな二人の様子を眺めながら、キャロルが首をかしげた。


「あの時、ショウタ妙な呼び方をしていなかったか? デンカ、とか……」

「えっ」


 素っ頓狂な声をあげたのはアイカである。そう言えば、そんな呼ばれ方をされた気がする。


 アイカ・ノクターンの正体が姫騎士アリアスフィリーゼであることは、キャロルには秘密だ。いや、正確には、もっといろんな方面に対して全力で秘密のはずなのだが、何故かトリルやルカにはバレバレっぽいので、とりあえずキャロルに対しては特に秘密だ。


「アイカ、デンカというのはどうした意味だ? 本名がアイデンカとでも言うのか?」

「え、ええっと。はい。えっと、そうなんです実は。アイデンカ・ノクターン」

「それにしたって小姓のショウタが呼び捨てにするのは違和感がある。いや、お前たちがただならぬ仲なのは知っているが、立場を踏まえた建前上だな……」

「何を言っているんですか!?」


 キャロルが突拍子もないことを言いはじめる中、ゾルテとトリッシュはぽかんとし、ルカは壁に背中を預けながら肩を竦め、トリルは『某の氷を砕いてくれんか』とぼやいている。

 そんな中、ショウタはじっと壁を眺めていた。


「もう、ショウタからも何か言ってください!」

「ゲイロン男爵……」

「そうそう、ゲイロン……。ん?」


 ぽつりと呟いたショウタの言葉を、アイカは改めて聞き直す。


「どなたです? その方」

「地下牢の管理を任されていた貴族騎士ノブレスです。壁の向こう側を、走って行ったように見えまして……」


 透視によって見つけたのか、ショウタは壁を指差しながら答える。ルカが目を細めるのがわかった。


「数人の気配があったから見てみたんです。もしかしたら、生き残りの獣魔を連れて

……」


 アイカの表情が引き締まる。更に追い討ちをかけるように、ゾルテがこう告げた。


「屋上へ回ったのかもしれない」

「屋上ですか?」

「屋上からこの区画の上、ダム部分にちょうど移動できる。獣魔を連れて行ったところで、ダムを破壊できるとは思えないが、ゲイロンは感情的になりやすい男だ。自棄を起こしてどのような真似をするかは、わからない」

「行きましょう、ショウタ!」


 アイカは皆まで聞かず、通路へ向けて駆け出した。ショウタも頷き、それを追う。


「待て、アイカ……! ぐっ」


 キャロルも追おうとするが、傷口を抑えてしゃがみ込む。そんな様子の彼女を振り返り

アイカは叫んだ。


「キャロル達は、念のため、この区画からいつでも退避できるように!」

「殿下、転移でショートカットします。捕まっていてください」


 ショウタが小声で言った直後、世界がひっくり返るような感覚が、アイカを包み込んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ