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騎士王国のぽんこつ姫  作者: 鰤/牙
第一部 勇ましきあの歌声
45/91

   第43話 コンセントレイト・ドライブ(前編)

『良いスか、ショウ年』


 ある夏の日の記憶だ。都会の喧騒と季節を表す昆虫の鳴き声が届く高層集合住宅の一室。日が高く昇っているために、東向きの窓からも陽光は差し込んでこない。結果、薄暗い部屋の中で、師匠は腕組みをしながら立っていた。

 ショウタは床に両手を付きながら、全身から滴る汗でツヤのある板目を濡らしている。滝のように流れる汗は、気温と湿度のせいだけではない。荒い呼吸を繰り返しながら、ショウタは汗をぬぐい顔をあげる。師匠の言葉を待つように、なんとか板張りの床に正座をし、耳を傾けた。


『わたし達の能力は思考と感情によって左右されます。以前話した通りッスね。詳しい話は省きますが。ショウ年の頭で理解できるとも思いませんし』


 師匠がピッと人差し指を立てると、テーブルの上に乱雑に重ねられた書籍が、ふわり、と宙に浮かび上がった。ぎょっとするショウタに向けて容赦なく本は飛び交い、彼の周囲を取り囲む。本がばっと開かれて、肌色を前面に押し出したページが視界に飛び込んでくるのを、ショウタは慌てて目をそらした。


『とまぁ、このように』


 師匠はしたり顔で言い、どっかりと椅子の上に腰を下ろす。身長の割に大層な質量を持つ胸元が、風船のようにばいんと跳ねた。


『ショウ年の場合はエロ本ですが、集中力をかき乱せば力の発動は思うようにできません。逆に言えば、異様に集中できるような状態にあれば、力の発動パフォーマンスはあがります。脳味噌の処理速度を上げるわけッスね』


 ショウタの周囲で開かれていたエロ本がすべて閉じられて、再び綺麗な列をなしてテーブルの上へと戻る。師匠の力の使い方は、相変わらず整然として丁寧なものだった。その大雑把な性格に似合わない、といえば、そうなのだが。だが、基本的に彼女は頭が良い。ショウタには理解できない世界や分野のことも、単なる情報ではなく、自身の知識として正しく語ることができる。

 師匠は、テーブルの上に置かれた過剰に甘い飲料水を、ボトルごとラッパ飲みにした。こちらはやはり性格を反映した雑な飲み方で、唇からこぼれた液体が、顎から喉元を伝って小さな川をつくる。それが胸元に届くのを見届け、やはりショウタは目をそらした。


『まぁ、致命的な危機に陥るであるとか、じゃっかんクサいッスけど、かけがえのない人の窮地を救うであるとか、シチュエーションはいろいろなものが思いつきますね。ショウ年がそうした状況に陥ることがあるかはわかりませんが、もしなったら、その感覚をキチンと覚えておくと良いッスよ』


 師匠はボトルをテーブルの上に戻し、大きく息を吐いてからそのように告げる。


『わたしもショウ年も、思考領域にアクセスして超常現象を引きずり出せるということは、脳の特定分野がそれなりに発達しているということッスからね。ショウ年の場合は、新皮質よりも、辺縁系や旧皮質の方が発達しているようなので、危機的状況における集中力の再現は、わたしよりも得意なはずッスよ』


 そんなことを言われましても、と、ショウタは小さく口にした。

 ショウタが師匠から学びたいのは、要するに力の制御と有用な使い道程度のものであって、そこまで込み入った話までは求めていない。師匠のように力を使って、例えば怪事件の解決を請け負うだとか、そうした方法で生活資金を稼ぐようなことまでは考えていないのだ。社会のシステム的に、普通に過ごして普通にアルバイトをすれば普通にカネは稼げるのだし、身の丈に合わないことは、するべきではない。


『当然、そうした危機的状況の再現で、きちんと思考を働かせることは難しいんスけどね。ただ、そこを制御できるようになれば、ショウ年はもっともっと強くなれますよ』


 師匠の言葉に、ショウタは苦笑いを浮かべる。決して口答えをするつもりはないのだが、そのとき彼ははっきりと、確かこのように答えた。


『僕は別に、強くならなくたっていいですよ』





Episode 43 『コンセントレイト・ドライブ』

FATAL PRINCESS of the KNIGHT KINGDOM



◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 一説によれば走馬灯とは、死を目前にして活発化した脳が、窮地を脱するために過去の記憶を総検索する現象であるらしい。その真偽はともかくとして、ショウタは今確かに、その過去の記憶より退路をつかみとろうとしていた。

 意識が現実時間に回帰する瞬間、ショウタの視界には、今なおも振り下ろされんとするゴブリンの長腕が映し出される。思考が加速し、相対的に世界のすべてが遅くなるこの感覚。精神だけが突き抜けて、あらゆる事象を置き去りにしていく感覚。集中力が世界を制御する感覚。


 同様の感覚に陥ったことは、過去に一度だけあった。目の前に立つゴブリン特異個体の姿が、あの恐るべき袈裟懸けの威容と重なる。

 袈裟懸けの豪腕が、〝彼女〟を殴り飛ばし、あるいは殴り倒し、その身体に覆いかぶさり蹂躙せんとした時、ショウタの脳はあらゆる不安、心配などといった感情をねじ伏せて、異様なまでの集中力を捻出した。大脳辺縁系の過剰なまでの活性化により、ショウタの意識はすべてを振り切った。


 脳が、師匠の言葉を正確にトレースする。この感覚だ。世界のすべてを手中にしたと、錯覚できるほどの集中。二度と忘れないよう、身体に染み込ませる。


 強くならなくてはいけない。


 ショウタは決めたのだ。強くならなくてはいけない。


 この集中力が持続する間に、ショウタは窮地を脱さねばならなかった。いまだ振り下ろされる鋭爪は、鈍く、野暮ったい。しかし一度頭蓋をかすめれば、皮と肉と骨を砕き、脳の内容物をぶちまけてショウタが間抜けな屍を晒すことだけは確かなのだ。

 思考領域に働きかけて、新たな力を捻出する。意識の速度に身体はついてこないが、優先するべきはこの鉛よりもはるかに重い身体を動かして、致命的な一撃を回避することであった。捻出した力で身体をひねり、片足を振り上げ、なんとか一歩を踏み出す。慣性が数千倍になったように空気が粘り付き、動きを阻害する。筋繊維の断裂するような痛みが、じわり、じわりと襲いかかってきた。身体に相当な負担をかけているのだから、無理もない。思考時間が引き伸ばされ、周囲の時間を置き去りにしていくこの感覚の中では、激痛は鈍痛となり、長く長く、神経を苛む。


「………ッ!!」


 目を見開くことも、歯を食い縛ることも、声を漏らすことすらもできない。瞼も顎も声帯も、ショウタの意識に追いついてこないのだ。精神だけで集中力を縛り付け、ショウタはさらにもう一歩を踏み出す。

 ゆったりと振り下ろされたゴブリンの爪が、後頭部の後方、わずか十数セルチメーティアの虚空を引き裂く。致命打を避けた安堵が集中力を断ち切りそうになるが、それでもショウタは強引にそれを維持した。せめて一度。せめて一度の反撃が必要だ。


 再度、身体をひねる。焦点を定める為に、視界に標的の姿を確保しなければならなかった。目の前に、爪を振り下ろしたばかりのゴブリン特異個体の姿がある。全身の筋線維が悲鳴をあげ、鈍痛があらゆる場所を蝕んでいく。


 それでも、意識の動くうちは、


 無茶な運動に身体中の筋肉を切り刻まれながらも、ショウタはゴブリン特異個体の頭部に意識を集めた。分子運動の急上昇による加熱攻撃を仕掛ける。動き回る相手には当てられない、あまり実践的ではないと考えていたこの技術だが、集中力によって思考時間が引き伸ばされた今の状態ならば、いける。

 頭部の一点に狙いを定め、加熱が開始された。分子の動きが高まって、おそらくタンパク質によって構成された有機生命体にとっては、致命的であろう温度にまで上昇していく。


 その時点で、ショウタの集中力は限界を迎えた。


 慣性に放り出されたショウタの身体が、制御を失って地下水道の通路床の上を転がる。全身の皮膚を無遠慮な石畳が引き裂き、無数の擦り傷が生まれる。筋線維の断裂による激痛が、身体中の神経を焼き尽くす。


「っ……ああッ……!」


 ようやく喉から悲鳴が漏れた。息苦しさから解放される。


「――――――――――――――――――――ッ!!!」


 ショウタは、折れていない方の片手を床に付き、無理やり身体を立たせた。ゴブリン特異個体は、頭を抑えて転げまわっている。脳の一部と眼球が沸騰して破裂していたが、恐るべきことに怪物は、まだその生命活動を維持していた。

 これが獣魔族の持つ本来の生命力であるのか、あるいは袈裟懸け同様の突然変異が引き起こした副産物であるのか。それを論じている暇はもはやない。ショウタには、どうすれば死ぬかもわからないこの悪魔に止めを刺すことよりも、優先しなければならないことがあった。


 身体を強引に突き動かし、後ろへ逃げたサウン達を追う。筋線維の断裂した足は、それでもまだ辛うじて言うことを聞いた。泣き言をわめいている暇はない。やると言ったら、やるのだ。


「みんなッ……!」


 苦悶の声を漏らしながら、なんとか3人に追いついた。というよりも、彼らが足止めを食らっていた。

 ショウタは思わず息を呑む。そこに群れていたのは、見間違いようもなくゴブリンどもであった。特異個体ではない。通常個体だ。だがその数は、異様なほどに多い。狭い通路内にひしめきながら、キィキィと甲高い声をあげるその様子は、嫌悪感を催すほどに不気味だ。


 サウン、イーノ、ヒューイの3人は、通路で立ち止まり、立ち往生を食らっていた。不思議と、ゴブリン達に仕掛けてくる気配はない。だが、その溢れ出すまでの殺気は、おそらく何者かによって無理やり押さえつけられているに過ぎないのだろう。タガはいつ外れるかわからない。


「サウン、さん……」


 絞り出した声をかけると、彼らははっとしたようにこちらへ振り返った。


「て、てめー生きてたか……!」

「えぇ、お生憎様で……」


 ショウタが苦笑いを浮かべながらよろける。そばにいたヒューイが肩を貸してくれた。


「で、これ、どうするんだよ……」


 サウンがわずかに震える声で漏らす。


 ゴブリンの習性は、マーリヴァーナ要塞線でわずかに聞いたきりだ。だが、連中が行儀よく足止めだけに甘んじている以上、彼らを統率し、指示をくだす存在がいることは明らかだった。群れの様子を眺めても、それがどれかは、わからない。

 あるいは、先ほどショウタと対峙した、特異個体がそれであるのか?

 獣魔族の中でも、ゴブリンの知能は高い。通常のオークより知能的な行動を見せた袈裟懸けの例をみれば、あのゴブリン特異個体もまた、通常個体を指揮し統率する役割に収まっていると考えるのは妥当だろう。


 だが、あの特異個体は、


「――■■■―■――――■■■■―■■――ッ!!!」


 地下通路全体に響くような、甲高い咆哮が、後方より届いた。ショウタ達は背筋をびくりと震わせる。ショウタだけではない。目の前に群れるゴブリン達にも、明確な変化が訪れた。連中は互いに顔を見合わせて、キィキィと甲高い声で相談しあう。その姿には動揺が見て取れた。


 ショウタ達の後方で殺気が膨らむ。振り返らずともわかった。先ほどの特異個体が、再びこちらに近寄ってくる。脳を煮やされ、爆ぜさせられてもなお、怪物は不死であった。だがその脳には致命的な変容が発生しているはずだ。それがショウタ達によって吉と出るか凶と出るかは定かではないし、今この状態においては関係がない。


 このままでは、挟撃を許す。


「水路に飛び込みましょう!」

「はぁっ!?」


 ショウタの提案に、サウンが素っ頓狂な声をあげた。連日の豪雨で増水した地下水道には、今もごうごうと爆音を響かせながら、激流が走っている。流れは強く、おそらく深度も深い。危険な行為であることには変わりなかったが、ショウタはそれでも叫んだ。


「考えてる暇はないですよ。追いつかれたらアウトです。早く!」

「ま、待てよ! この際だから恥を忍んで言うけど、アタシ泳げな……」

「泳げないなら流されてりゃ良いんだよ! 死にたくなきゃ言うことを聞けッ!」


 ショウタは叫ぶと同時に力をひねり出して、まごつくサウンを水路に突き飛ばした。『ぎゃあっ』という可愛げのない悲鳴と共に、サウンが激流の中に沈む。イーノはすぐさまそれを追いかけるように飛び込み、もがくサウンの腕を掴んだ。


「あんた、モヤシの癖にやるな」


 ヒューイが口笛を吹いて言うと、ショウタは苦真顔のまま答える。


「ただのモヤシじゃないですからね。まぁ僕も泳げないんですけどね」

「任せろ。俺が引っ張ってってやるよ」

「よろしくです」


 特異個体のおぞましい咆哮が再び響き、二人は急かされるようにして水路へ飛び込んだ。





「ああ、プリンセス! お待ちしていたザマス!」


 サロンに到着したアリアスフィリーゼを待ち受けていたのは、狼狽を顕にしながら右往左往するマダム達の姿であった。そこにショウタの姿がないことを訝しく思いながらも、彼女は辛うじて落ち着きを持って出迎えてくれたフェイルアラニン伯爵夫人から、驚くべき報告を受ける。


 ショウタ・ホウリンは、ある少女の目撃情報を証明するため、少女と共に地下水道へ向かったのだという。そしてその目撃情報とは、あろうことかアリアスフィリーゼ達が交戦したばかりの、ゴブリン特異個体と同一の存在と思われる〝怪物〟であった。


 報告と共に、マダム・フェイルアラニンからは、ふたつの書状が差し出される。ひとつは、ショウタがアリアスフィリーゼに向けたものであり、そしてもうひとつが、アリアスフィリーゼがショウタに向けたものだ。互いが互いに向けて書いたはずの書状すら、完全に行き違っていたことになる。

 ひとまず、自身に向けられた書状を開けば、そこにはマダム・フェイルアラニンの筆跡で、ショウタ自身の言葉が綴られていた。ひとまず、サウン・ブラウンという少女に付き添って地下水道まで行ってくるという話、怪物を探しはするが無茶はしないので、心配しないで欲しいという話、話を聞く限り、怪物は袈裟懸けとの共通点が見られるので、よかったら騎士団を動かしておいて欲しいという話。


 ああ、


 アリアスフィリーゼは唇を噛み締めた。何もかも、すれ違いだ。文面から伝わる、ショウタの繊細な気遣いが、かえってアリアスフィリーゼの心を苛む。こちらがすべてを把握し、動いていたということを、彼は知らない。ショウタが動かずとも、いずれサウンという少女の言葉は証明されただろうに。彼が危険な目にあう必要なんて、なかっただろうに。


「殿下、」


 緊張にじゃっかん強ばったみっちゃんの声が、背後からかけられる。


「今、地下水道は……」


 その言葉に、アリアスフィリーゼは顔を上げた。


 今、地下水道は完全に封鎖された状態にある。屠殺体が届き、作戦が決行されるのは早くて数十分後。それまでの間、ショウタ達には一切の救援がない。この事情を知る者すら、騎士団にはおそらくいない。そしてショウタ達は、アリアスフィリーゼがこの書状を読み、騎士団を動かしてくれることを、ある程度は期待しているだろう。

 だが、すべての意識はバラバラになったままだ。誰一人として、正確な全容を把握してはいない。おそらく今、辛うじてアリアスフィリーゼがそれを知った。


 そう、ショウタ達は、ゴブリンの特異個体が2体いることも、片方が手負いであることも知らない。手負いとなったゴブリン特異個体が群れを率い、おそらく踏み入った人間を仕留める為に周到な罠を張っているであろうことも、彼らは知らない。


 無理をしないから心配しないで欲しいと、ショウタは言った。だが、彼の知る情報はあまりにも少なすぎる。


 先ほど、馬車の中でみっちゃんと交わした会話が、脳裏をよぎる。


『これから増えるであろう危険な仕事に同行を続ければ、ショウタ殿は、命を落とすことも十分に考えられます』

『先ほど殿下と一緒に戦ったゴブリン特異個体一頭でも、今のショウタ殿には致命的でありますよ』


 同時に、もうひとつ。


『しかし、ショウタ殿も、いずれは帰ってしまうのでしょう?』


 確かに、そうだ。ショウタもいつかは帰ってしまう。そのために協力をすると、アリアスフィリーゼは約束をした。だから彼も、いつかはいなくなってしまうのだ。そう思うと、寂しい。


 だがそれまでは、ショウタには無事でいて欲しかった。無事でなければならなかった。少なくとも、彼が二度と故郷の土を踏まず、このような場所で散っていっていいはずがない。

 ショウタが、死ぬ。

 それは、彼がいなくなること以上に恐ろしく、決して考えたくはない出来事である。なまじ死の光景はリアリティに溢れすぎている。想像したくない未来像が脳裏をよぎり、しかしアリアスフィリーゼは、それを強引に振り払った。


 そんなことは、させない。させては、ならない。


「姫騎士殿下、」


 先程より強い口調で、みっちゃんが言った。ショウタの姿と、ショウタの声で。


「一人で危険な真似は、なさらないように。まずは、騎士団の詰所に報告をして、」


 だがその言葉は、彼女の心には届かなかった。そのような時間はない。今事情を知り、なおかつ自由に動けるのは、自分とみっちゃんの2人だけなのだ。今この瞬間、地下水道でショウタがどれだけ危険な目にあっているか。


 アリアスフィリーゼは振り返り、翠玉色の瞳でニセショウタみっちゃんを見据える。姫騎士の唇は、やや平坦に、しかしはっきりと言葉を告げた。


「報告は、みっちゃんがお願いします」

「殿下!」

「ごめんなさい」


 謝罪が誰に向けたものであるかは、定かではない。だが、その直後、アリアスフィリーゼは駆け出していた。サロンの壁すらも突き破り、豪雨の中へと飛び出す。危機を迎えたショウタのもとへ、最短ルートで直行する。

 走りながら放り捨てた白い甲冑が、鈍い音を立てながらレンガ通りにめり込んでいった。

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