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生還者 15年

2024年9/16〜同日深夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 敢えて名前は此処に書きませんが今年の夏も2人の日本人登山家がヒマラヤ山脈で滑落死しましたからこの物語を 自然災害は予測不可能、突然の水蒸気噴火に登山客250名以上が巻き込まれた長野&岐阜を跨ぐ御嶽山遭難(2014年9月27日/犠牲者58名/行方不明者5名/重軽傷者数不明だけど骨折や手足失った者多数)から10年目となるので自戒も込めて

【 4年前に恋人を雪崩れで失い冬山登山とは完全に縁を切った筈の兄は何故再びヒマラヤ目指し雪崩れの犠牲に? 遺体は既に現地で荼毘にふされ手掛かりは切れたザイルと兄達をひとでなしと証言した目撃者で有り生還者 だが兄と共にカンチェンジュンガに登り奇跡的に救出されたもう1人の生還者の証言により真相は混迷を深める 色々ツッコミ要素満載だけどノリと勢いで突っ走るそんな物語 登山に対する興味ゼロなんで勘弁を 冬山登山はある種の自殺行為だと思うけどね 】


★ちなみにカンチェンジュンガ=要するにネパールはヒマラヤ山脈への冬山登山 わざわざ日本からアクティビティ感覚で登るアホウはまず居ないと思いたい 渡航費に入山手数料とシェルパ雇入れ日本円で1人最低3000万円掛かります 勿論1人で登る輩なんてまず居ません


日本 ミステリー文学小説

下村(しもむら)敦史(あつし)

講談社 刊/2017年同文庫化


 令和6年9月16日 此処沖縄は台風13号の直撃こそ免れたものの奄美含む鹿児島県では家屋の屋根吹き飛ばされたり電信柱が根元から圧し折れる等して現時点での報道では7800戸が停電 幸いにも負傷者は居なかったそうですが謹んで御見舞を なおほぼ同じルートか沖縄本島直撃するコースで今度は週半ばに14号がやって来る可能性が高いとか 取り敢えず車庫やら家の中に仕舞ったあれやこれを元の場所に戻すのはちょっと様子見 泣こうが喚こうが自然災害には勝てません 殆ど予測不可能な噴火だの地震じゃ無いし最近じゃ気象観測衛星のみならずレーダーで雨雲の追跡まである程度可能になってるだけでも昭和や平成の頃とは大違い とどのつまり大半のトラブルはちゃんと予算振り分けデータ集め怠らなければどうにかなる まぁこう書きたい所だけど其れでも自然災害は人間の想像力程度じゃ予測出来ない事態も有るので常在戦場の心構えを 


何にせよ生き延びる事すら出来れば必ず救援の手が差し伸べられるのは日本と台湾ぐらいのもの BSの海外ニュース見てると曲がりなりにも先進国騙る欧米ですらLGBTSや再生可能エネルギーには予算振り分けるものの自然災害に関しては場当たり的な対応と不手際重なりもう滅茶苦茶 下手するとアフリカの紛争地域かアフガニスタンより悲惨かも 夏場蛍光灯に体当たりかますカナブン以下の生き物に退化し 唯一神や党や預言者に祈ればきっと奇跡がなんて信仰ではなく権威や力に縋るので心折れるとすぐ暴徒と化すから日本から派遣されたレスキューや自衛隊員ですら中々手を差し伸べられないなんて体験談も聞かされた事が有ります なおそんな日本ですら円安享受しようと武漢コロナのロックダウン解除してから内外から押寄せる観光客とは名ばかりな自身も他人も守れない極め付きのDQNがありとあらゆる観光地でヘマやらかし 令和5年の統計によると山での遭難事故は前年度を遥かに上回る3568件 その多くはレスキュー派遣で事無き得たものの死者335名と此方も大幅増


なお遭難事故も犠牲者が増えるのも冬登山が始まってから本番だから今年の統計データはまだ出てませんが 富士山にTシャツ短パンとサンダル姿で弾丸登山したカナブン(日本人なら60オーバーで他は主に中華人民共和国からのお登り)が高山病による酸欠とか心筋梗塞に低体温症で既に7名死亡 アルピニストの野口健さん等の弛まぬ命懸けな清掃活動と政府の働き掛けにより屈折四半世紀 2013年に漸く世界自然遺産登録果たした霊峰に遺体(生ゴミ)放置する訳にはいかないからその大半は回収者の二重遭難のリスク付き纏う労苦+ヘリのチャーター運用は莫大な国費負担で賄われたそうだけど 遺体引き渡した親族も助けて貰った観光客とやらもその大半は賠償請求に応じずほっかむりしようと悪足搔き 此処沖縄も先日の尖閣諸島に迷い込んだメキシコ人なカナブン救援その他で毎年かなりの予算そっち方面に取られてるのでアクティビティだか何だか知らんが申請申し込み無しでそんな所に向かう輩は前もって多額の保険料分捕るか例え救難信号受信しても見捨てる判断するべきかと



【 コブラ科のエラブウミヘビや2021年に発見捕獲されたものの未だ和名決まってない全長1.7mに胴回り最大25cmのヨウリンウミヘビ(仮称 勿論コブラ科で猛毒持ち) ウニ科のガンカゼやミノカサゴにハブクラゲにイモガイ等々割と海の方に猛毒持ちな危険生物多い此処沖縄 紀元前より遥か大昔は今のヒマラヤ山脈越える高山がそびえ立ってたらしいけど海底火山噴火による地滑りで生態系丸ごと消滅 その名残りは北部原生林や海底鍾乳洞から発掘された植物化石や花粉に種に残されてるそうですがハブはその頃から地続きだった大陸経由で入り込み独自進化遂げ攻撃性と猛毒化進んだとか 元々精霊信仰有ったし其れが居るから未だに原生林に入る輩はアメリカ軍だけだったりします 】


★勿論私もアッチは異界として認識してるので本州では山未満な扱いの丘すら昼間限定で遊歩道整備されてないと踏込みません サンダルの上を通り過ぎるハブに噛まれたいかね? 慎重に生きてても危ない体験其れなりにしてるよ


 平成26年(西暦2014年)5月 インド共和国による王室を傀儡兼憎まれ役に据えた経済植民地化と厳格なカースト制による貧困の連鎖 さらには中華人民共和国の資金&武装援助受けた毛沢東派反政府共産ゲリラの跳梁による内戦で疲弊し最貧国の仲間入り果たしたネパール人民共和国は外貨獲得の為に此れ迄宗教的なタブーを口実に外国人立ち入りを認めなかった104座ものヒマラヤ山脈登山ルートを有償で解放 エベレストを始め多くの山々が既に単独登山だの未踏峰ルート開拓で話題性に欠ける中 メディアの注目やスポンサーの融資をアテにしたタレントや女子大生等 玉石混交とも言える無数の素人が無謀な登山で売名行為に走る 


だが標高8586m(未だ造山活動中) 登山者の遭難死亡率が軽く20%を越えるカンチェンジュンガは史実でも現在進行系で死の山 特に地震による表層雪崩れが頻発する冬山登山に挑むのは自殺志願者と罵られても仕方がない 物語はかつて自らが仕出かした罪の贖い求めやって来た男の告白を聞くとある登山家の葛藤 1人麓へ向かおうと猛吹雪で視界ゼロの世界へ雪崩れにのまれ消える登山者の断末魔が描かれる そして舞台はネパールから東京へ 雪崩れ事故に日本人登山者が巻き込まれ7人が遭難し2週間後の11月25日 遺体が発見され現地で荼毘にふされた4人の葬儀が其々の会場でしめやかに行われていた 主人公=増田(ますだ)直志(なおし)を登山家の道へ導いた憧れの相手は(謙一)の婚約者 今から4年前にその婚約者を白馬岳ツアー冬登山で見捨てる形で下山、結局彼女=清水美月は他の4人の女子大生と共に雪崩れで死亡以降、決別状態だった兄の遺品で浮かび上がる謀殺の可能性


自宅アパートで婚約者で看護師の風間葉子と痛飲中にテレビ報道で知った奇跡の生還者 雪崩れ事故から8日後、民間救助団体により救い出された単独登山者 高瀬(たかせ)正輝(まさき)の証言で明らかとなる兄達の愚行と彼等と決別し遭難中の高瀬を救おうと奮闘し雪崩れに消えた山岳ガイド加賀屋(かがや)善弘(よしひろ)の無念の最期 4年振りのブランクものとせず困難な冒険に挑み消えた5人の遭難者はSNSやマスコミ報道で立場が一転 だが数日後のタイムラグ置いて雪崩れの中から両足骨折と重い凍傷に掛かりながらも奇跡の生還遂げた登山者 (あずま)恭一郎(きょういちろう)の証言は明らかに食い違う 乏しい食料と防寒具奪い彼等を死地に追い遣ったのは山岳ガイド(加賀屋善弘) そもそも高瀬正輝とは会った事も無いという 自身も登山経験豊富なジャーナリスト八木沢(やぎざわ)恵利奈(えりな)は登山コーチで雪崩れ遭難研究において日本でも第一人者な主人公(増田直志)に接触 共に手を携え事件の真相究明にあたるのだが高瀬の訪問受け彼の真意を知った東は自ら死を遂げる


スクープ雑誌の飛ばし記事により疑惑の人物となった元消防署レスキュー隊員・高瀬正輝がかつて犯した陰惨な不祥事 此れは事件なのか事故なのか? 未だ遺体が見付からない加賀屋善弘もかつては山岳ガイド 婿養子として結婚し名字が変わっていたので確認が遅れたが彼は4年前の白馬岳ツアー冬登山で初歩的なミスを犯し5人の女子大生を死に追い遣った疑惑の渦中の人物でも有った 行方不明となったままの加賀屋捜索に再びネパールへ旅立った高瀬追い直志(主人公)恵利奈(ヒロイン)もカンチェンジュンガの冬山へ 壮絶な道行きの中で明らかとなる4年前と今回の遭難事故の意外な真相…………なんつーかノリと勢いに呑まれて延々と最期までこの物語に付き合ったけどさ 確かに面白かったけど登場人物がどいつもこいつも肺すら凍る零下20度以下で酸素マスク装備してても呼吸困難と高山病で昏倒必至な標高4000m越えの世界で生身で遣り取りしてるのは人外にも程がある ついでに雪崩れの直撃受けても3人共日本に生還してるし(苦笑)



極限状況下に怯懦に駆られ動けなかった 或いは足手纏いを策略使い放逐したら企んだ方が自滅した それは罪となるのか? ただ其れだけの話なんですけどね

❖本作が書き下ろしで講談社より出版されたのは2015年7月 同年4月25日と5月12日にネパール人民共和国を襲ったのはマグニチュード7越えの大震災 本震と余震で被災したのは国民の5人に1人となる560万人 家屋倒壊や雪崩れに土石流で犠牲となったのは8964人余り なおエベレストでも雪崩れにより22人が死亡し217人が行方不明となったまま 震災二次被害による死者数は不明のままです

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