泥棒は図書室で推理する 97年
2025年3/6〜3/8 タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿 取り敢えず2冊入手したので此処に置いときます 此れも県内の本屋じゃまず手に入らない 良いね1つありがとうございますm(_ _)m
【 お目当ては今はリゾートホテルな舘の主も知らない二人のハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーとダシール・ハメットに纏わるコレクター垂涎のサイン本 盟友と愛猫と共に楽しく滞在しがっつり頂く筈がまたしても事件に巻き込まれ……しかも今回は雪に閉ざされた元御屋敷改装リゾートホテルでの連続殺人 場違いな舞台に振り回された泥棒探偵の運命は まぁ勿論事件は解決させますしお宝もとなる物語 】
★そういや私はこのシリーズと偶々リーマン時代に買い込んだ[殺し屋ケラー]シリーズ経由で[八百万の死にざま]手を出し轟沈してました
アメリカ ハーフ・ボイルド・ミステリー小説
原題:THE BURGLAR IN THE LIBRRY
泥棒は図書室の中
ローレンス・ブロック 著
翻訳版はハヤカワ・ノベルにて2000年
多分文庫化は未だ未定
❖泥棒探偵バーニィ・シリーズ 8作目
令和7年3月6日 此処沖縄は寒の戻り……とは言え本州住まいで此れ読んでくれてる奇特なお客様なら何甘えた事抜かしてやがると突っ込まれそうだけど雨が降り続き気温は精々最低でも16度 勿論最近近所の小学生等から某ゲームの[アイルー]呼ばわりされてる同居猫はお布団占拠しゴロゴロエンジン全開させてます なお其れでも雉虎な通い野良?(どうも向かいの飼猫らしい)は夕飯兼夜食横取りやってますが其れは其れとして 先月26日に出火し全国から駆付けた消防隊や自衛官等による増援加わっても到底手に余る岩手県大船渡市の山林火災は昨日から降り出した雨/雪/霙により漸く鎮火の兆しが見えて来ました とは言え山火事が厄介なのは腐葉土に覆われた地中深くで続く延焼 燃えてる範囲が滅茶苦茶広いだけに完全に鎮火するまではかなり手間暇掛かりそうです 何にせよ家や畑失った被災者の皆様に心から御見舞を
未だ瓦礫撤去や生活再建もままならない能登半島同様、政権与党は端から何もやる気無し 県の見舞金も最高額が300万円で急ぎ申請しても数ヶ月は待たされるので酷いモノです なお県知事が宴会参加し酔い潰れ、うっかり救援要請も被災支援も怠った此処沖縄北部の水害被害は申請しても最高額が15万円……多分1月分のアパート家賃と光熱費にしかなりませんからまだマシなのかも知れません 雨も止んだし食い逃げ成功させた雉虎に天誅をと飛び出した猫を待ちながら深夜書いてる前振りですが時事ネタは此処までにして今回取り上げるのはまたしてもシリーズものでしかもシリーズ初体験するには敷居は其れなりに高い8作目 実は私ラジオドラマ化された3作目を再放送で聴いたのは確か中学生やってた頃 シリーズ始まったのは時代がまだ昭和だった1977年なので殆ど初心者よ(苦笑) なるたけシリーズ未読なお客様にも理科出来る様、努力します
【 シリーズ2作目で店買取る事になった古書店が表向きのお仕事なバーニィ・"バーン"・ローデンバーの本業は伝手を頼り訪れた顧客の依頼受け表沙汰に出来ない美術品メインに行なう雇われ泥棒(なお其れ以外にも生活や趣味の為にも悪党からちょろまかす)アラフォー独身男性 トラブル巻き込まれ体質なためかつては追う追われな関係だったカーシュマン刑事とも共闘してる 頻繁に食事や旅行を共にするのは王子様気質で同性愛者な為に主人公とは盟友止まりなキャロリン・カイザー 店の番猫兼2人のかすがいがちょっと訳有りな猫ラッフルズ 】
★なおNHKのラジオドラマ版はバーン=山田康雄/キャロリン=あべ静江/カーシュマン=団しん也 テーマ曲とBGM担当は大野雄二で脚本書いたのは特撮番組からアニメにハードボイルドまで手広くやってる長坂秀佳(皆様芸名なので敬称略) 確かアニメ・ルパン三世Part2で御馴染みな面々も色々演ってた筈
アメリカ合衆国の東海岸で英国名物な舘ミステリー気分を味わいたい? ならばホームレスが居ない此処がお勧めだ ニューヨークから車で軽くドライブし辿り着ける英国がロードアイランド州のニューポートの隠れた名所リゾートホテル[カトル・フォード・ハウス] 英国植民地時代の豪邸が宿泊施設に別荘やレストランとして立ち並ぶその島は観光客が寄り付かない1月から4月始めのドカ雪に覆われたオフシーズンなら割とお得に英国紳士淑女な気分を味わえる とは言え厳選された美術品とハードボイルド小説にニューヨーク・メッツを何よりも愛するこの物語の語り部で有り表向きの職業はバーガネット古書店の店主[バーニィ・"バーン"・ローデンバー]の御目当ては其れだけじゃない 偶々此処に持ち込まれたとある小説家の回顧録から舘のオーナーも此処に有る事を知らないお宝 "あのチャンドラーがサインしハメットに寄贈した[大いなる眠り]の初版本を人知れずガメる大チャンス
此処に滞在した顧客が偶々忘れ物として玉石混交な書籍や雑誌並ぶ図書室棚に遺されているのはパンフレットの写真で確認済 アラフォーまでもう余り時間遺されて居ない主人公には運も味方していた 数ヶ月前に知り合い既に閨も共にしている恋人[レティス]や番猫[ラッフルズ]連れ二泊三日の婚前旅行でしっぽり楽しみニューヨークに戻る日は莫大な価値持つ本を片手に凱旋だ…… だがお調子者で関心要な所で必ずポカする主人公の運の無さはシリーズ8作でも変わらない レティスは豪華なレストランの会食や閨共に楽しみながらも
"主人公より若くお金持ちなイケメンと来週新婚旅行なのと婚前旅行をあっさり袖に(苦笑)"
今更予約は取り消せないしせめて御目当てな稀覯本を手に入れないと割に合わん 盟友で表向きは犬の美容師だけど主人公同様に同じ穴のムジナなメインヒロイン[キャロリン・カイザー]に泣き付き滞在費用全額主人公持ち(なお成功報酬もがっつり山分け)で3月のとある週末にセレブ限定なリゾートホテルへ なお82年のNHKラジオドラマ版(シリーズ3作目)ではノリはまんまルパン三世と峰不二子(TVシリーズ第1作目なタイプのね) ついでにBGMやテーマ曲も大野雄二書き下ろしだったので私はそんなイメージで堪能させて貰ってます
迂闊に表のお仕事名乗ればホテルオーナー兼コンシェルジュも掛け持ちしてるエグラティン夫妻や従業員のみならず 初対面な他の滞在客にも要らぬ勘繰り受けないよう 表向きは訳有りな無職で美容師の手伝いで糊口を凌いでると口裏合わせ とは言え家族3人で滞在してる幼い少女[ミリセント・サヴェージ]に冗談の積りでうっかり本業=泥棒と悪ふざけで告白したのはとんでもないチョンボだった 信じてるしあちこちに吹聴してる(汗) 不法移民に何もかも滅茶苦茶にされたイギリス戻るの嫌で此処に年半年は滞在してる[エドワード・ブラー退役大佐](なお残る半年と1日は税金その他安いフロリダのコテージ暮らし) 病気療養装いながら此処で禁じられた関係楽しむ[グロリア・ディモント]と[アン・バースディ]のレズビアンカップル 誰かと此処で商談予定な[ゴードン・ヴォルバード]に 挙動不審な[ルーファス・キルプ]に[ジョナサン・ラズバーン] 此れは後に主人公の泥棒仕事で更に明らかとなるが誰も彼もが腹に一物抱える滞在客に従業員達 混沌した状況にトドメを刺したのは確か新婚旅行は確か南のリゾートアイランドだと言ってた[レティス]とその夫[デイキン・リトルフィールド]の宿泊
其れなりに修羅場も惨劇も見慣れてる主人公は証券マン名乗るデイキンの本性を端から見抜いていた アレは他人も知人も手に掛けるのに躊躇しない典型的なサイコパスだと……事実その通りとなった
料理も食後の懇談に現地アメリカでもほぼ入手困難なシングル・モルト・ウイスキー=グレン・ドラムナドロキッドもがっつり堪能した滞在二日目の朝、図書室で脚立から落ちた事故死に偽装され見付かったのは最初の犠牲者 大雪が降り注ぐ中、急ぎ警察へ通報するも電話線は切られておりとある理由で発達障害抱える使用人[オーリス]は除雪作業で何とかふもとまでの連絡路を確保しようとするも除雪機には角砂糖が投入され吊り橋にも罠が…… 使用人は2人目の犠牲者となる 次いで座ったまま眠る様に変死したのは此処の料理を全て取り仕切る女性コック 当初は大人しく地元警察に丸投げする積りだった主人公に貴方なら何とか出来る筈だと秋波送るアレな元カノの跳梁 このままでは皆殺される 共に修羅場慣れしてるキャロリンにも諭され4人目の犠牲者装い始めた泥棒仕事に後始末の前準備 主人公と同じタイミングで絞殺され死体袋に収められていた本当の4人目
人間観察が趣味の相棒キャロリンと古い屋敷の隠し部屋や通路見付け出す猫のラッフルズ 今回は怪盗ルパンとアニメ化されたその末裔に憧れる(誰の事だかお分かりですね(笑))お転婆少女の協力得ながら証拠集め行った主人公が皆を集めたのは連続殺人事件の始まりとなったあの図書室 時価800万ドルの値打ち持つ有価証券をレティス誑し込む形で盗み出し彼女を犯人に仕立て上げ事故死に見せ掛け殺害 名も顔も変え完全犯罪となる筈がとある国の諜報員と間違えられ疑心暗鬼の末に連続殺人を繰り返していたのは[デイキン・リトルフィールド] 銃を手にイキる間抜けの心圧し折ったのは其れが単なる人違いだと嘲笑う主人公と警官隊引き連れヘリでホテルに現れた銭形のと…………もとい腐れ縁なレイ・カーシュマン警部 咄嗟に自決した真犯人が永遠に口を閉じた事で物語は大団円となる筈だったが 泥棒探偵とキャロリンは見抜いていた 橋に罠仕掛け電話線遮断する事でデイキンを疑心暗鬼に陥らせたのみならず使用人を事故死に追い込んだもう1人のサイコパスの心圧し折り2度と俺達を利用させない
名探偵風に、何もかも片付けた主人公に色々聞きたい事が有る 御目当てのお宝はどうなったそしてコックは誰に殺されたのか? キャロリンの質問で明らかとなる後日談 勿論お宝はがっつり確保しあの入手困難なシングル・モルト・ウイスキーも封切られてない状態で山分け出来る様に2本ガメてある だけど探偵仕事がホテルのオーナー夫妻や生き残った従業員や常連客に気に入られたしこの本は売れないねぇ(苦笑) また来て下さい、滞在客が敢えて置いて行った稀覯本の値踏みも頼みたいと誘われたら無下には出来ないよ お気に入りの絵画と共に[大いなる眠り]は主人公のアパルトメントに鎮座する事となった。
❖グレン・ドラムナドロキッド:多分グレンフィディックの上位互換な限定品だと思うけどNETで調べても該当する銘柄や画像は見付からなかった 後日図書室でバーボンやコーンウイスキーを扱った辞典を閲覧する予定 案外翻訳が間違ってる可能性もゼロとは言えない
❖勿論"バード"が此れを手放さない理由はもう1つ有るのだが其れはもう1人の真犯人やコックの死因同様、何とか当該作品入手出来たお客様だけのお楽しみという事で他にも小ネタ結構端折ってます
❖田舎の宿泊施設は歴史長くても経営者も従業員も入れ替わってるから稀覯本や有名人のサイン色紙が有っても宿泊客すら気付かない…… 沖縄でも民宿とかで割と良くある話 此れもSNSやスマホカメラの蔓延で昔話になるんだろうなと思いつつ 大体衛星携帯電話有ったら即座に連絡付く訳だ(苦笑)




