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11-8

 これから百合バースト使って脱出!って時に、突然現れたセフィリア。

 どうなっちゃうのあたし達!


「セフィリア殿! ここは危険ですぞ!! さあ、早くお逃げください!!」

「危険? どうしてですか?」

「この輩共は、我々の主の慈悲を無碍にしたのです! 不届き千万!」

 危険なのも、不届き千万なのも、むしろこの人のような。

 なんていらん事言ったら余計拗れそうだから、黙っとこう……。


「慈悲……? 一体何を……?」

「邪教の書物を聖なる炎にくべ、全ての罪を浄化し生まれ変わるという、ありがたき御手!!」

「まあ! なんてことを! 助祭殿、そのような事をこの者達に強要したのですか?」

「強要とは人聞きが悪い物言いですな!」

「いけません。ここで彼女たちにそのような事を行えばどうなるか、セレライン卿の一件で分かったでしょう?」

 そういえば、あの時もミカエルが言ってたっけか。

 天使を降臨させた(と勘違いしているけども)あたしを処罰すると、人々が黙っちゃいないって。


「ぐぐぅ……、ですが……!!」

「この者達が十字聖教や信徒の方を公然と侮辱したならまだしも、何ら非はないはず」

「非ならありますぞセフィリア殿! 邪教の教えを広め人心を惑わした!! 世界は闇に覆われようとしているこの時勢に、なんと許されざる行為!!!」

 いや、あれは別に邪教とか教えとか、そんな仰々しいのじゃないし。

 そりゃ、こんなご時世なのに百合本広めて許さんってのは分かるけどさ……。


「どんな魔法を使ったのかは知らんが、天使様を降臨させたような真似までしたのです!!!!」

 いやいや、あれは演出だって。

 そういう見た目なんだよ、実際天使とかそんな神々しいの無いし。

 そりゃ、エレナは可愛いし頼もしいけどさ……。


「と・も・か・く!! これ以上の邪魔だて、たとえ司祭様の娘であるセフィリア殿であったとしても許しません!!!」

「……私に何かあれば、お父様があなた方の暴挙を許さないでしょう」

 セフィリアも頑張って庇ってくれてるけども。

 なんか形勢が不利な気がしなくない。

 相手は完全に狂信者というか、聞く耳持たずって感じだよ。

 やっぱり百合バースト使って乗り切るしか……。

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