24-7
「なあ、受付嬢」
「なんでしょう?」
むむ、エレナが真剣な顔だ。
どうしたんだろう。
「危険な依頼は貰えるポイントも高いんだよな?」
「そうですね」
そりゃあ、そうかもしれないけども……。
いやでも、さすがにデビューしたてのあたしたちじゃ、ちょっと無理なんじゃないかな!
「よし、俺達は受けるぞ」
「えっ、ちょ、ちょっとー!」
って考えているそばから!
もー!
エレナすぐ何でもひとりで決めちゃう!!
「魔法少女やってる教祖様が低いランクじゃ、示しがつかないだろ」
「そ、そうだけども!」
うぐっ、確かに。
で、でも!
死んじゃったらランクも何もないんだよ?
考え直そう?
ね?
「エステレラさんの魔法少女ランキングは101、ヘルミーナさんは100、アルテミシアさんは37ですね」
「あれ? ひとりだけ高い……?」
「あらー、何ででしょう?」
「アルテミシアさんは学園卒業時、クラス1位の成績でした。回復専門なのでグランドリリィ決定戦には出れませんが、実力と評価はかなり高いですよー!」
「すげえな……」
「ひええ」
「うふふ」
セフィリアは頬に利き手を当てて、笑顔を見せている。
可愛い……んだけども、実質首席みたいなもんだよね。
やっぱすごいなあ。
というか、ランキング101って言われてもよくわからないよ?
「……で、これってどのくらいでしょ?」
「魔法少女登録者は119名ですね」
うわ、あたしのランキング低すぎ……。
確かに査定期間大した事やってないし、仕方がないけども。
「うーん、どう思う……?」
セフィリアにも意見を聞いてみよう。
「私の意見は少し違いますが、依頼を受ける事は賛成ですよ」
意外とやる気満々だ……。
そういえば、隠し部屋に入った時もエレナに賛同してたね。
い、意外と活発というか、あらあらうふふ系お姉さんなのに大胆というか。
「よーし、やるぞ!」
「うむ、頼りにしているぞ。出発は明日朝、ここで待っている」
結局行く事になってしまった。
う、うーん。
大丈夫かな?
ええい!
悩んでても仕方ない!!
こうなったら何が何でも生きて帰ってくるぞー!




