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百合教祖 ~現世では売れない百合同人作家でしたが、異世界で作品を広めたら教祖として崇められました~  作者: いのれん
maGicaL 23 魔法少女になった百合作家、秘密に少しだけ触れる その2
175/420

23-2

 学園内、勇者の遺品があった場所にて。


 とりあえず壁に触って隠された部屋にはたどり着いたけども。

 うーん。

 以前、手袋と手記が入っていた空の箱しか置いていない。


「ゆき、変身してちょっと壁を触りまくれ」

「うん」

 やっぱエレナが何を考えているのか分からないけども。

 変身してとお願いされたらするしかないよね。


 ふふふ……。

 実はこの時のためにこっそり考えていた事があったんだ……。

 今がチャンスだね!

 試すしかない!


目覚める(アローズオブ・)白雪の純粋な思いホワイトスノー・ヴェール!」

 あたしは魔法少女に生まれ変わるという意識を強く持って……。


 おお!

 上手くいった!

 ちゃんと魔法少女の衣装になってる!

 アホ毛だってある!!


「な、なんだそれ……」

「えへっ、エステレラだよ☆」

 ピースサインを目元にピシッとあててっと!

 うん、決まった。

 上出来だね……。

 我ながら感無量だ。

 今すごくどきどきしてるけど、学園長の魔法じゃないはず……!


「いや、えへっじゃなくて」

 あ、あれ、エレナは明らかに戸惑っている。

 そ、そんなに変だったかな……?

 結構頑張って考えたんだけども……。


「おかしいかな? あたしが昔居た世界にも魔法少女は居て、その子らはみんな変身する時はこうやって台詞を言ってたから、あたしもやってみようって思って……」

 やっぱ魔法少女で変身といえば、変身シーン突入前の台詞だよ。

 いつもみたいにうーんうーん唸りながら変身するんじゃ、格好悪いんだもの。

 折角可愛い衣装着れるわけだし、やっぱぴしっと決めたいじゃん……?


「ほおほお。俺も考えてみるかー」

「うんうん!」

 意外と乗り気だった!

 よかった……。

 これでうわぁみたいになったら、折角考えたのにー!ってなっちゃうからね。


「じゃあ壁を触ってみるね」

「ああ、なるべく満遍なくだな」

 無事変身出来たのは良しとして。

 壁を触るってどういう意味だろ。

 よく分からないけども、何かあるのかな……。


 そう思っていた時。

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