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百合教祖 ~現世では売れない百合同人作家でしたが、異世界で作品を広めたら教祖として崇められました~  作者: いのれん
maGicaL 15 魔法少女の卵になった百合作家、首席候補になる 1日目
113/420

15-5

 ふたりは観客席から中央の広間へ向かっていく。


「…………」

「…………」

 うーん、エレナもミカエルも無言だ。

 エレナはウィーンとは因縁があるけど、ミカエルとは直接ないからねえ。

 ずっと”あいつはやべえ”って言ってたし。

 確かにやべえんだけども。


「それでは始めてください」

 ミカエルの魔法力は見る必要ないけども、今のエレナの魔法力は……。


 ミカエル:570000。

 エレナ:63000。


 ミカエルが魔法力お化けなのは分かってたけど。

 酷い差だなぁ、圧倒的すぎるよ。


「ちっ……、やっぱあいつにはめられたか」

 エレナが何かぶつぶついってる。

 そりゃ、魔法力が10倍以上差もあればそうなるよね……。


「たとえ魔法力がいくつであっても、わたくしは手加減いたしません」

「そうだな。かかってこいよ」

 いつものエレナだ、良かった緊張していたわけじゃなかったんだね。

 あんな戦力差あるのに、かかってこいとか強気でかっこいいなぁ。

 さすがのミカエルも、これは攻めるしかないよね。


「…………」

「…………」

 あ、あれ?

 ふたりともじっと相手を見たままだ。


「…………」

「…………」

 学園長、開始の合図したよね?

 どうしちゃったんだろ?


「どうした? 来ないのか?」

「ひとつ、うかがってもよろしいでしょうか?」

「なんだ?」

「実地試験から現在までに、何かありましたか?」

「何かってなんだよ」

「例えば……、魔法力の強化とか」

 ミカエルは明らかに警戒している。

 いったい、何を気にしているんだろ。


「さあな、魔法力6万ぽっちだから違うんじゃないか?」

「……それもそうですね。失礼しました」

「気にすんな」

「では参ります」

「おう!」

 前にセフィリアは魔法力が全てじゃないって言ってた。

 でも、10倍以上も違う相手とどう戦えばいいのやら……。

 エレナ、怪我だけはしないようにね……。

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