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百合教祖 ~現世では売れない百合同人作家でしたが、異世界で作品を広めたら教祖として崇められました~  作者: いのれん
maGicaL 15 魔法少女の卵になった百合作家、首席候補になる 1日目
112/420

15-4

「ふむ、やはり魔法力の差は埋められないか」

 おや、ウィーンの攻撃が止んだ……?

 どうしたんだろ。


 あ、あれ。

 ウィーン、広間から出て観客席に戻っちゃった。


「ウィーンさんの戦意喪失で、ゆきさんの勝利です」

 ええ……。

 なんだか勝っちゃったよ……。

 どゆこと。


「あの学園長」

 あーもー!

 なんだか分からない事だらけだよー!

 こういう時は学園長に聞くしかない。


「はいなんでしょう」

「ウィーンの攻撃を受けても全然痛くなかったんですが……」

 あれだけぼっこぼこにされたのに、何ともなかった。

 それがまずよく分からないよ。


「魔法少女といっても、年端も行かない少女である事に変わりはありません。まともに攻撃を受けたら魔法力以前にショックで命を落としてしまいますからね。ですから魔法少女の特別な衣装には、肉体的なダメージを魔法力で受ける力が備わっております」

「ほおほお」

「今回の試験はそれを模擬しているのですよ」

 学園長はさらっと言ってるけども。

 それって、魔法力が尽きない限りほぼ無敵って事だよね?

 あのフリフリ衣装に、そんな能力があったなんて……。


 そういえば、闘技場で戦ったリゼットだっけかな。

 あの人、エレナの攻撃受けたけど傷一つ無かったし、衣装も何ともなかったような。

 魔法力に圧倒的な差があったからと思ってたけど、なるほどその能力のおかげでもあったんだね。


「ですが、魔法力を超える攻撃を受ければ当然怪我しますので注意してください」

「ひっ」

 こうしてあたしは、初戦を難なく制した。

 意外とあっけないというか、あっさりしているというか。

 これならもしかして、グランドリリィになれるかも……?


 おっと、観客席に戻らなきゃ。


「引き続きまして、エレナさん対ミカエルさん! おふたりとも中央へ」

 おお、いよいよエレナの試合だ。


「エレナ、頑張ってね」

「…………」

 あ、あれ。

 無視されちゃった。

 もしかして緊張しているのかな……?

 なんかいつもと雰囲気違ってたし。

 ……あたしももっとしっかりしないとだよね。

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