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世話を頼み

 いよいよボートルト王国の王城での3国会談の日取りが決定した。3日後にここを発ち、王城に向かう為、僕は使用人のミアにホップンとショウのお世話をお願いする事にした。


「それじゃあ、ミア、ホップン達に君がお世話をする事を一緒に伝えに行こうか」

「はい、行きます」

「ミア、ファルもご挨拶する」

「ファル様もですか?では一緒に行きましょうか」


 ファルもどうやらホップン達に挨拶をするようだ。今はミアはファル付きの使用人だし、お世話する際にファルも一緒にいる事があるかもしれないからな。


「でもファル、少し触るくらいならいいけど、ホップンもショウも僕が長期でいない事には慣れていないだろうから、あんまり刺激を与えちゃいけないよ」

「しげき?しげきって何ですか?」

「そうだな……触りすぎて機嫌とかを悪くしちゃダメだよって事かな」

「大丈夫です、だってファルはホップンと仲良しだから。きっとショウとも仲良くなれます」


 確かにホップンとは仲良しなのは分かるけど、それがショウにまでしっかり適用されるかはまた別なんだよな。それに正体を隠すためとはいえ、僕が彼らと離れるのは僕も少し不安なんだよな。


「ファル様、ファル様がホップン達と仲良くできるかどうかニック様は心配なんです。もしも間違ってホップン達がファル様をケガさせたりしたらとかで」

「そうなの……でも兄上ホップンがファルをいじめることはないので大丈夫です」


 まあ、実際にしっかりとお世話をするのはミアだし、あまり過剰に心配するのもあれだな。


「それじゃあ、そろそろ行くよ」

「はい、すいません」


 ようやく僕達は自室の庭まで移動して、そこにいるホップン達を見かけて僕はホップンとショウに声をかける。


「おーーーい!ホップン、ショウ、少し来てくれないか」


 僕に呼ばれるとホップンとショウは僕達のところまで駆け寄ってきて、まず僕がミアについて説明する。


「ホップン、ショウ、3日後に僕は王城まで行かなくてはいけなくなって、そこに君達を連れてはいけないんだ、そこで僕がいない間にここにいるミアが君達のお世話をしてくれるんだ」

「えっと、ニック様がいらっしゃらない間、私があなた達のお世話をって言っても、ご飯とかはたまに私も用意しているけど、身体を洗ったりかとか、小屋の掃除も私がやるのでどうかお願いします」

「キュン!」

「ガーーーー!」

「2人ともよろしく頼むってさ、じゃあ僕がいない間頼むよ」

「はい!お任せください」


 とりあえず僕がいない間のお世話は大丈夫だな。

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