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カードゲーム世界で始める下克上  作者: 風祭 風利
第二の章 世界を回る
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入国前に

『モンスター:静かなる野獣 レアリティ 紫 コスト7

 種族 獣族

 このカードが相手モンスターに攻撃されるとき、体力を7増加させる。 この効果を使用した後は攻撃力が5下がる。

 ATK 10 HP 4』


『魔法カード:バトルプライスレス レアリティ 紫 コスト 7

 このカードを使用したターン、バトルを行わない代わりに、互いにカードを1枚ドローする。』


『魔法カード:スタートダッシュ レアリティ 桃 コスト 12

 1:自分フィールドのモンスターの攻撃力は、このコンバットタイム時のみ攻撃力を5上昇させる。 ただし相手モンスターが破壊出来なかった時、攻撃を行ったモンスターを破壊する。

 2:最初のプラポレーションタイムまでに手札にこのカードがある場合、このカードのコストを3にし、このターンのコストの支払いを半分にする。

 2の効果を使用した場合、1の効果は使用できない。』


『領域カード:ゲテモノ料理店 レアリティ 水色 コスト 4

 自分フィールドのモンスターが破壊された時、破壊されたモンスターの攻撃力の半分、ライフコアを回復させる。』


『モンスター:メープルシープ レアリティ 水色 コスト 4

 種族 獣族

 このカードと手札を1枚捨て場に送ることで、ライフコアを10回復する。

 ATK 2 HP 4』


 銅レア以下

 ハッキングバグ×3

 歴戦の狩人

 スリーピースブロック

 デジャヴィジョン

 インファイトラミア

 湿原に住まう民族→メープルシープ

 ドリルクロウ

 強襲竜

 怨霊の怨み言

 雨降りにさ迷う少女

 エアーフライトプレイン

 サーカス団のピエロ×3

 キッキングホークス

 マジシャンドール×2

 エイリアン・イン・ザ・マン→静かなる野獣

 バンブーナイト→スタートダッシュ

 ウェスタンヒーロー

 カーテン・ザ・マント

 静電気発生装置→バトルプライスレス

 染み渡った晴天


 銅レア

 エンジェルビー

 エクステンドガーディアン

 応急手当て

 ドラグニティ・フレンズ

 ダウナーな音楽家

 歴史改変の代償

 ウィークリーポイント

 ツギハギの折り畳み盾


 銀レア

 ブロッサムヒューマン

 怪盗ハンドスティール

 タイラントウォーリア

 リターンアンドドロー

 竜の産まれ変わり

 死水霊

 嘘判定(ジャッジメントライ)


 金レア

 夢を誘う流離い人

 希少価値の発掘


 前々から思っていた「歴史改変の代償の使用後のコストとしてしか今のところ使えていない」という欠点のあるカード達を入れ替え、少しでも有効的に使えるようにした。


 朝のルーティンを済ませて、朝ご飯を食べ終えた所で、少しだけ話がしたくてみんなを集めた。


「さて次の国、アイルメーヌについてなんだがゼルダ。 まず君の生まれ故郷かもしれないことだけを聞きたいんだけど。」

「ボクは「亜人の国」としか聞かされていなかったから、正確には分からない。 だけど、もしその国が、「唯一無二の亜人の国」だとするならば、ボクの生まれ故郷になるのかな?」

「その辺りはまた詳しく調べていこう。 そこでなんだが、まずゼルダの「奴隷の首輪」を外そうと思う。 ゼルダは自分の意思で隷属化したが、普通は「俺が奴隷にした」としか見解として取られない。」


 そもそも隷属化させている時点で俺の見られ方はあんまり良くないだろうがな。


「いや、ボクの意思で付けて貰ったということを話せば分かって貰える筈です。 それにこれを外すと、セージさんとの繋がりが途絶えるようで嫌なんですよ。 だからこのまま付けさせてください。」

「う、うーん。 でもなぁ・・・」

「セイジ。 ここは彼女の言うように、付けさせてあげておいたらどうだろう?」

「奴隷の首輪を付けていることに、なにかメリットがあるのか?ベルジア。」

「当然端から見ればデメリットでしかないが、そのデメリットを持った上でなお信頼をおけるならば、逆にハーキュリーの国とは問題はないと思えるだろう。」

「・・・そうか?」


 外交関係はよく分からないが、そんな簡単に分かって貰えるほど頭が悪いとは思えない。 さすがになめてかかりすぎなきもする。 俺は保険のために言ってるんだが、むこうはどうやらそうは思ってないらしい。


「分かった。 ならせめて奴隷の首輪が見えないように羽織ってくれるか?」

「それくらいならいいよ。 ボクもこれを大平に出したいわけじゃないから。」

「俺っちはどうすればいいっすか、師匠?」


 ファルケンが質問をしてくる。 確かに彼は鷲の亜人であるため受け入れて貰いやすいだろう。


「お前は顔を出しておけ。 亜人の国なら怖がる人はいないだろうし、話も通じやすくなるかもしれない。 頼んだぜファルケン。 今回はお前が頼りだ。」

「うっす。 余計なことを言わないように努めるっす。」


 その想いが空回りしなきゃいいんだがな。 だけどこれで方針は決まった。


「まずは国境を越えるところからか。 とはいえ国境ってどこもかしこもあんな感じなのか?」


 俺はオストレリアとハーレーストラの国境の時の事を思い出していた。 確かにあれはあれで重要な事なのだろうが、毎度毎度あんなことをしていたらさすがに時間が惜しくなる。 しかし前の世界と違いパスポートなんてものはまず無いだろうし、手紙の内容でパス出来るような簡単さはない。 となればあれが一番分かりやすい方法と言えばそうなるのだろう。


「ボクらがいることを言えばもしかしたらすんなり通してくれるかもしれないですよ?」

「どうかな? 少なくてもゼルダとファルケンは通してくれるかもだが・・・」


 この世界は亜人の迫害があるからその逆も然りと考えておいた方がいいだろうか。 一番はそういった蟠りが無いのがいいんだが、それはこちらの都合であって、向こうは分からない。 行ってみるしかないのか。 そう思いながら出発の準備を整えて、出発をしたのだった。


 南下した森を抜けて、国境に向けて西へと走らせている。 ドーホース達はまだ走れるようだし、国境まで走ってくれればいいのだが・・・


「この地図だと、どのあたりが国境か微妙に分からないんだよなぁ。」


 地図を広げて俺は今いる位置を大まかに見ているのだが、地球の世界地図同様に、国境の特徴が分かりにくい。 ハーキュリーの時は国ではなく領土で分かれていたのでそういったやり取りがなかっただけに、前回のは驚いたものだ。 そう俺が悩んでいると、馬車の動きがゆっくりになっているのに気が付いた。


「師匠、多分あれが国境なんじゃないっすか?」


 先に外を見ていたファルケンから伝言が入ったので、それに見習い見てみると、確かに検問のような場所を見ることが出来た。 検問があるならとりあえず確認中して貰えればそれでまずはいいだろう。 やましいこともないしな。

 俺達は検問のところでドーホース達をゆっくりと近付ける。 そして向こうが指示する前に止まることが出来た。


 近付いてきたのはローブを被った人物2人。 検査員としては怪しさが凄い。


「ハーレーストラから来たものよ。 ここから先は亜人の国「アイルメーヌ」である。 これから来訪者である者達全てに我らの本当の姿を見せる。 それによって入国の合否を確認する。 心して見よ。」


 そう言ってフードを取ると、片方は完全に犬の顔をした亜人、犬種としてはゴールデンレトリーバーになるだろうか。 もう片方は一見普通の人のように見えるが、よく見てみると目が小さく、鼻が低い。 口も少しだけ出ているように見える。 推測するに猿の亜人なのだろう。 よく見れば首もとまで毛皮で覆われていた。


「へぇ、そこまで動物よりの亜人もいるのかぁ。 耳や尻尾が付いているだけじゃないんだな。」

「・・・私の顔を見て驚かぬどころか興味すら示すとは・・・」

「亜人の存在なら知ってるし、俺達は亜人迫害主義者じゃない。 というよりもむしろ一緒に同行している位だ。」

「同行?」

「ゼルダ、ファルケン。 出て確認してもらって。」


 そう言ってフードを外して、いつもの格好にローブを羽織った状態で、検査員(?)の前にゼルダとファルケンは立った。


「こうして堂々と顔を出せるのって室内や夜以外じゃ師匠とあった時が最後っすか?」

「ボクは結構前から顔は出してましたよ。 ボクの場合は影響が少なかったみたいだし。」


 そう言いながら2人は顔を出した。


「ほほぅ。 君は猛禽類の亜人なのか。 そちらのお嬢さんは爬虫類の亜人。 そして・・・」


 猿の亜人の検査員が、当然のごとく奴隷の首輪を見ている。 こちらからしてみれば冷や汗どころの騒ぎじゃない汗がダラダラだ。 そう思っていると


「ボクはこの首輪を()()()()()()彼に付けて貰った。 奴隷のオークションで出展されていたボクを自分の生きる権利をも投げ出す勢いでボクを助けてくれた。 これはその証なんだ。 だからボクは彼に酷いことなんてされてない。 信じて貰えますか?」


 そうゼルダはハッキリと言った。 すると検査員の人達もさぞ驚いた様子だったが、すぐに納得したような顔になった。


「確かに我々を見て興味を持つ人族が、危害を加えることはないか。 よし。 それなら通ることを許可する。 これを持っておきなさい。」


 そう言って渡されたのは赤色のシンプルな指輪だった。


「それを身に付けて見せれば、危害を加えない人間だと認知して貰える。 それでは。」


 そう言って敬礼をする2人を見送り、俺達は無事にアイルメーヌの地に入ることが出来たのだった。

みなさんが読んだり書いたりしている小説には、亜人はどのような扱いにしていますか?

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