45/50
星が降りそうな夜に
君の家の方に 流れ星が落ちた
僕はふと立ち止まり 願いをかけた
「君に会えますように」と────。
でも もう君には会えない
君は遠くにいってしまったのだから……
星降る夜に願いをかける僕がいた
星降る夜に 星が降りそうな夜に
願いをかけて 叶わない事は知っている大人になって
それでも願いをかけて
流れ星を消さないように
君を抱きしめたいと思った
消えた ものも
流れる ものも
超新星爆発も 星の光も
降り注ぐ星の雨も
すべてすべて
抱き締めてやると誓った 理想屋の僕なのだ
箒星のカケラを掴まえて
君へ繋がる鍵を探している僕が
擦り切れても 諦めない
理想論の方程式の解を求めて
星降る夜に願いをかける僕がいた────。
連載「星降る夜に願いをかけて」をテーマに書きました。前半5行、西川先生。以降は光助君だったりします。web掲載時は目次ページに前半5行を載せていて、どこに載せようか悩んだ末、タイミングを見失ったので、ここに更新。故に光助君パートはできたてホヤホヤです(笑)




