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家の猫がポーションとってきた。  作者: 熊ごろう


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「370話」

ちょいと・・・だいぶ? 本業多忙につき更新滞っております。

もう2週間程で落ち着くとは思いますので、もうちょっとお待ちください-⁽ -´꒳`⁾-


まあいいや。

中村はさておき、実際なにがあったんだろうか。

騒ぎの中に北上家の姿はないけど……あ、いた。


お義兄さんおった。

でもお義父さんは居ないな。


お義兄さんが興味を示すけど、お義父さんは示さないもの? お義兄さん独身だよな……彼女さんとかおるんじゃろか。

まじでバレンタインなのか。まじで?



「お義兄さん、おはようございます。何やらざわついていますけど、何かあったんです?」


とりあえず聞いてみれば分かるか。

むさくるしい程に野郎どもが集まっている時点で……仮にバレンタイン関係だった場合ちょっと泣けてきそう。



「やあ、おはよう康平くん。私もまだ詳細は聞いてないのだけど、弓やら鎧やらが大量に持ち込まれたようでね」


「鎧や弓……ですか」


「人数揃えて合戦しようとかなんとか」


「おおー」


ぜんっぜんバレンタイン関係なかったな!!

ここに居るのは三度の飯より斬り合いが好きな連中だ。

ごめんね変な疑いかけちゃって。


……それより合戦か。

鎧は人数分はありそう。弓も足りるかな?

ただ槍とかは足りてないな……もしかしてお義父さんは槍でも探しに行ったんだろうか。道場に槍……あったかなあ?


鎧に弓に刀と槍。

可能なら馬もあると良いけど、さっすがにそこまで贅沢は言えない……てか馬とか小さい頃にちょっと乗った事あるぐらいで、とてもじゃないが乗りながら戦闘とかこなせない。


何よりさすがに巻き込まれるお馬さんがかわいそう。


弓もちょっと興味ある。

ダンジョンで使う気はあまりないけれど、合戦となると話は別だ。

遠距離から可能な限り削っておきたいところ……あ、そういや中村は弓使えるよな?



「ちょっと友達に呼ばれた気がするんで、失礼しますね」


「友達ここに居るんだが??」


「放せ! やめろ! 俺はぜってえやらねえぞっ!!」


わたし島津。あなたの友達よ。

視線を向けた瞬間笑顔で立ち去ろうとしやがったぞこいつ。

敵前逃亡ダメ絶対。


「俺たちって刀での斬り合いはしょっちゅうやっているけれど、弓ではやったことないんだよ。そんな素人が撃っても人にはあたらないだろうし、あたっても致命傷にはならないだろ? だから必要なんだよ、中村が」


「そんな生々しい理由聞きたくも知りたくもなかったよ……」


「中村だから……話したんだぜ?」


「クタバレッ!」


へへって鼻を指でこすりながら決め台詞っぽいのはなったらこの反応である。

失礼なやっちゃ。


ああ、もう片腕でしっかり捕まえてるから逃げることはないよ。

安心してほしい。


「仲良いね、君たち」


「あ、こいつ中村っていいます。私の高校時代のクラスメートで、たまにダンジョン一緒に潜ってるんですよ」


そんな微笑ましい俺たちのやりとりを見て、お義兄さんも俺たちの仲の良さを感じ取ったらしい。

中村が何か言いたそうだったが、俺にはそれが何のかさっぱり分からないよ。


「へぇ……なるほど。弓使ってるんだね?」


「中村です。ええと島津がお義兄さんて呼ぶってことは、北上さんの兄弟で……?」


そういや中村がお義兄さんと会うの始めてだっけか。

すっごい他人行儀で笑える。


面白そうだから少し見守ってようか。


「正解。遥の兄の茂です。ところでダンジョンではどんな弓を使っているのかな?」


「ええと、今日は持ってきてなくて……普通の矢を使うやつじゃないんで、あの手の弓とは全然違うんですけど、その」


ごにょごにょと何やら喋りながら、中村は徐々にお義兄さんから距離を取るように後ずさろうとした……が、俺が腕をつかんでいるためそれは叶わない。


まあ、気持ちは分らんでもない。

お義兄さんのうっすら開いた目って結構怖いんだよね。黒目がちだし……例えるなら漫画とかで絶対悪役なやつだよ。それも結構やばめの。


俺、知ってるよ。

途中まで味方っぽいのに、嫌なタイミングで敵に回ったりするんだ。


実際何度か後ろからばっさりやられた覚えあるしなあっ!



「モンスターは動き回るのに良くあてられるね。ちょっとそこの弓で試しに撃ってみてくれないかな」


弓使う人ってあんまおらんからなあ。

ダンジョン内だと誤射が怖いし……お義兄さんが興味を持つのも仕方ないだろう。

何せ目の前に弓の実物が用意されているんだ。


そりゃちょっと撃ってみてくれとなるよな。



「え、いや、その……し、島津っ!」


え? なんか呼んだ?


俺が自分の考えにうんうんと納得していると、何やら焦った様子で中村がこちらをみてきた。

なんだろう……別に弓ぐらい撃ってもへりゃせんだろうに。


……ああ、なるほど。



「俺、的になろうか?」


「島津ぅぅぅぅうっ!!?」



お義兄さんの要望的に動いている的に撃ってほしいってことだろう。

そうなると相手はモンスターか人ってことになる……動く的って無いからね。


モンスター相手だと弓に慣れているならあてるのはそこまで難しくないはずだ。

中村が対峙できる相手なら、回避行動はそこまでとらんはずだし……それだと面白みにかける。中村はきっとそう言いたいのだろう。



「いや、ごめんごめん。冗談だよ半分ぐらい」


「……そうそう冗談冗談。俺が中村にそんなことさせる訳ないじゃん」


「本当かなああああ???」


本当ダヨ。

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― 新着の感想 ―
竜変化した島津なら弓で射ても平気じゃね?
どこに向かっていくんだこの小説w ダンジョン物で合戦が起きるとはw 死なないってかえって怖いんだなあw つか戦闘狂がおおすぐるw
半分は本気だよ!
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