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家の猫がポーションとってきた。  作者: 熊ごろう


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「343話」

皆が寝静まってからこっそり書いてます_(:3」∠)_

思い返せば初戦で死にかけたあのドラゴンから始まり、以降出てきたモンスターは全て竜種だった。

最後のあれもカードの効果をみる限り、竜種で間違いないだろう。

つまりは21階より先はドラゴンゾーンってことか……他のダンジョンもそうなんだろうか? 今のところ海外含めて21階より先の情報が出てきていないのではっきりとはしないが、おそらくそうだろうとは思う。


「ただのワームかスライムだと思ってたよ」


ドラゴンならもっとそれらしい見た目をしていて欲しかったぞっ。

せめて鱗があるとかさ、なんかやりようがあったと思うんだ……あいつをドラゴンだよって言われても、え? これが?? としかならんし。


「……それよりこのいかにもやばそうなスキルは何なの。例によって詳しい効果分からないし」


あれが竜というのであればそれはそれで別に構わない。

否定したい訳でもなし。


自分にとってはカードの効果の方がずっと大事だ。

なにせ今後のダンジョン攻略に大きく関わってくるのは間違いないからね。


その効果によって、次に出る敵についても何となく予測できるし……もう1枚集める大変さも変わってくる。


……もう一枚いるんだよなあ。

これをあと一枚……。


「…………」


いかん。

一枚手に入れた喜びがどこかに行ってしまうところだった。


どうかしたの? と顔を覗き込んできたクロの頭を噛まれながらなでくり回し、頭の中を一度リセットする。



よし、カードの効果について考えよう。


スキル名から分かるのは、確か神様の名前と同じってことと、あとは確か火に関係する神様だったということだ。

神様の名前を使うぐらいなんだからかなり強力なスキルなのは間違いないはず。

あとは火に関係しそうってぐらい……火に対する耐性がっつり上がるとか? 7割カットとかさ。


ただこうスキル名だけ書かれていると、ちょっと効果分からんくて怖いものがある。

人間やめますか? 的な効果だったらどうしよう。 ただでさえ竜化に龍化が合わさってやばいことになってるというのに……むうん。




「アマツさんに聞いても教えてはくれないだろうし……しゃーない使うか」


絶対アマツさんなら秘密だよ!! とかでかい声が返してくるし、使用前に効果が分かるなんてことは無いだろう。それに悩んでいても使うという結論は変わらないだし、もう使うの一択にしかならない。


もし呪われていて外れません。とかなったら生首をアマツの背中に入れてあげよう。

セミファイナルの如くアマツの背中で暴れ回ってくれるだろうさ。



……よし、装着しよう。



「身体能力ごりっと上がったけど、他には特になし……か?」


カードを付けて、ちらっとステータスを確認してみると、軒並みごりっと上昇していた。

龍化しなくても結構な上昇量なので、龍化したらさらに強化されるので、単純に強いねこれ。


……ただこれだけだと、仮にも神様関連の名前つけてるスキルにしてはちょっと微妙な気がする。

他にも何かあるんだろうなこれ。


確認するには実戦で試してみるっきゃない。

とりあえず龍化しないでワームと戦ってみるかな……ワームカードのステ上昇量が龍化するのと同程度なので、比較できるとは思う。


「ちょっとカード効果確認しにいこか」


そう言うと、バックパック毎クロを抱えてダンジョンへと向かうのであった。






「あ゛っづい゛!!」


ダンジョンに入り、さっそく1匹目のワームをやっつけたところで俺は思わず叫んでいた。


一応言っておくと別に溶岩に落ちたとか、体当たりもろにくらったとか、そんな事はないよ。

戦闘自体は割とさくっと終わった。


「なに、これ……どんどん体温上がってるまじでくっそ暑い、暑いというか熱い、死ぬ」


人間が発して良い温度じゃないよこれ。

40度とかそういうレベルじゃなくて、お茶が美味しい温度とかそんなレベルだ。


そんな体温になったら普通は死ぬと思うのだけど、熱い! となるだけで生きている。

これもカードの効果なんだろうかね?




「ちべたいぃぃ……涼しい、生き返る……」


とりあえずクロが見かねて出してくれた氷柱に抱き着くことで、上がっていた体温は徐々に下がっていった。

ちょっぴり皮膚がぴとっとくっ付いてしまったが……まあ、それは良いとして。



「あー……とりあえず効果としては、使用すると徐々に体温が上がっていくのと、体温上がるほど身体能力が上がる。かな? ほかにも何かあるかも知れないけど、どうだろうな」


体温上がるだけだとデメリットしか無いじゃん! ってなるところだったけれど、一応メリットもあったね。

体感的に2割から3割は身体能力上がっていた……と思う。


暑すぎて体感するどころでは無かったんよ。



「氷の魔法とかスキルと組み合わせ調整して使っていく感じかなー」


かなり強力なスキルなので、どうにか運用はしていきたいところだ。


問題は俺が上昇する体温にどこまで耐えられるか……我慢し続けると最終的に死亡判定まで行ってしまうんだろうかね? 長期戦になると不味い気がする。あと溶岩に落ちたりと外部からの要因で体温上がった時がどうなるかだなあ。下手に体温上昇すると自然発火とかしそうで怖い。


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― 新着の感想 ―
[一言] 暑いエリアがあるってことはこの先のエリアでは逆も……? もしそうなら体温上昇効果はかなり有用ですね。 ただ、体温上昇でバフがかかるなら体温が下がった場合デバフかかったりするのかな、なんて。ま…
[良い点] こっそり執筆お疲れさんですw 耐熱・・・じゃなさそう 体温上がれば上がるほど動きが速くなる とあの悪役っぽいなw [気になる点] 体温どこまで上がるんだろ? [一言] あと一枚……
[一言] 最終的にアツイイイイ!とか言いながら口から炎を溢したり体から火が吹き出して?流石島津ドラゴン!
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