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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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92:『覚醒』ジャガーノートオン

スポット当てるのは楓ちゃんと葵さん。特に葵さんの回です。まだまだ行くよぉー(みこみk)

 食事も終わって酔っ払ったハルと澪ちゃんは静かにお休みしてる。

 楓ちゃんはメイドさん達相手にビーチバレー。

 いや、普通に競技会レベルのスパイクが決まってる様に見えるんだけど……澪ちゃんの子飼いの方々は忍びの末裔って話だったはずだからものすごい身体能力なのは知ってたけど、楓ちゃんの身体能力がそれを一段階も二段階も上回ってる様に見える。


「時々お相手をさせていただくんですけど、楓様の身体能力は我々のトップと同等かそれ以上です。素質だけならお嬢様以上なんですが」


 えーと、素質だけならって澪ちゃんって県の背泳ぎのレコードホルダーなんだけど、それ以上って事はインハイ上位クラス……いや、オリンピック候補レベル?


「ひとつの競技に突き詰めてやればオリンピックでメダルも狙えると思いますよ。我々の場合は目立つ訳にはいかないのでそういう場には出ませんが」


 まあでも、楓ちゃん自身にはそんな気ないんだろうなあ。帰りに友だちとカラオケ行ったりプリクラ撮ったりする方が楽しいみたいだし。


 とまあ超人バレーみたいになってるビーチバレーを眺めながらちょっとパラソルの下で休憩。隣には葵さんもいる。なんか葵さんの話題が出る度に「でかい」しか言ってない様な気もするけど、でかい。

 なんでこの子婚活パーティーなんかに来なくちゃいけなかったのか理解に苦しむ。だって選り取りみどりだよ?

 と思って本人に聞いてみた。


「男の人が怖くて目を隠していたのと大きい胸に視線が集まるのが嫌で潰れるような服を着ていました。おかげで飲み会とかあってもすぐ気分が悪くなって帰っちゃうんです」


 ああ、それは分かる。男ってやつはでかい胸を見るとそこから視線動かないもんね!

 ……いや、ごめんなさい。それだけ大きかったら女でも視線集中すると思います。


「今はお陰様でだいぶ慣れてきましたし、少しは人とも話せるようになりました。委託じゃ無くてイベントに直接参加したいなって思う様になりました」


 そうそう、親の事での心配事がなくなったんだから好きな事を……ん? イベント?


「あのー、もしかして、葵さんはオタクなの?」


 私自身オタクには偏見がない。というかハルがオタクだから。奴は買う専門だけど。どこぞのアニメ制作会社の株とかも買ってると言ってた……ってスポンサーちゃう?


「ええ、一応マンガとかイラストとか描いて時々イベントで売ってもらってます。と言っても印刷代ととんとんぐらいですけど」


 同人誌売って印刷代で赤字が出ないって割と凄いんじゃないかな?

 ハルじゃない私の知り合いが初参戦した時とか沢山刷ったけど十冊も捌けずに来た時とほぼ同じ重さのダンボールを持って帰ったって言ってたなあ。

 それを考えるととんとんというのはかなりなものだと思う。


「いえ、その知り合いが壁サークルなおかげです。私のなんかついでに売れてるだけですから」


 いや、壁サークルって言ってるけど多分人気のあるサークルさんってことでそんな所に普通レベルの同人誌置いたところで邪魔者扱いされるだけだと思うのだけど。

 それん中でもとんとんで売れるってのはどういう……


「ちなみにどういうペンネームで描いてるの?」


 興味本位に聞いてみた。


「はい、葵のホーリーホックとなんとか狂のホリックを掛け合わせてホリックホックって名前で……」


「はっ? ホリックホック? 今ホリックホックって言った!?」


 ガバッといつの間にやらハルが目を覚まして血走った目でこっちに来ていた。

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