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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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90:とったどー!

サブタイトルアニメからじゃないけど良いよね? これしか思い浮かばんかってん……

 浜辺で食べるバーベキューというのは格別の味だと思う。

 具材もタレも日頃のものと変わらないはずなのに何故か美味しく感じてしまう。みんなで食べる楽しさなのか、野外で食べる開放感なのかは分からない。

 ともかくお昼ご飯はバーベキューになった。

 お肉に関しては持参して来たものがある。

 だが、ここは海だ。捕れたての海の幸を味わうこと無くして帰るなんて出来ない。

 とりあえず海の幸をゲットしようと私は決めた。


 ここの近海には魚が割と居る。滅多に人が来ないから魚が人馴れしてないのだ。釣り糸を垂らせば割と直ぐにかかる。

 葵さんがトップに釣れている。のんびりしてるからじっくりと待つ釣りとの相性は良いみたい。そこまでの大物は居ないけどしっかり稼いでくれている。

 ここは葵さんに任せて大丈夫そうだ。


 私は沖まで楓ちゃんと一緒にボートに乗って出ることにした。ハルと澪ちゃんは別のボート。

 楓ちゃんに泳げるか一応聞いたら「泳ぐだけなら大丈夫です。澪ほど速くないけど」との事でした。いや、比べてはないけど。

 そのまま二人で海に潜っていった。この辺りの漁業権も買い取ってあるから好きな物を採って食べても良いらしい。

「あ、あれ、カニですかね?」

 楓ちゃんが指さした先にはカニが居た。あれはガザミかな? ワタリガニって呼ぶ場合もあるらしいけど。

 時期的にはもうちょい後なんだけどこの時期でも多分美味しい。

「よし、楓ちゃん、捕まえよう」

「はいっ」

 割と素早い動きをするカニだが、水の中でも動けるように呼吸とか質量とか色々魔法でいじってるので地上と同じ動きが出来る。

 そして地上と同じ動きが出来るなら野生児(お兄さん談)の楓ちゃんなら捕まえられる。

 あっという間に二十匹あまりを確保した。


 次の一匹に楓ちゃんが手を伸ばした時、海底が揺れた気がした。何か太くて長いものが巻き付いて来たのだ!

「うわっ、ちょっとなにこれー」

「ぬ、ヌルヌルして離れませんわ!」

 声の方を見るとハルと澪ちゃんが触手に捕らわれていた。

 澪ちゃんの健康的な身体を触手が余すところなくはい回っていた。一方でハルの方はと言うと豊満な胸部に触手を埋め込まれて固定されていた。潰れたおっぱいが少しえっちかったです。

「二人とも何遊んでるの?」

「見たらわかるでしょ、捕まってんのよー」

「助けてください、お姉様!」

 まあ最初から助けるつもりだったので根元の方に水の刃を飛ばす。触手を切り飛ばすと二人は解放された。


 水底から圧倒的なプレッシャーが漂ってくる。三人をボートに上げて私は一人で迎え撃つことにした。

 タコである。大型のタコ。この海の主であろうか。とにかくでかい。全長で十メートルはある。

 しかしどう見てもタコだ。多分ミズダコ。

 煮てよし、焼いてよし、刺身でよし、万能の食材で私も大好きだ。

 俄然やる気の出た私はタコに向かっていった。

 タコは墨を吐いて応戦しながらこちらに触手を叩きつけてきた。

 しかし、そんな事でやられる私ではない。水の刃で切り刻みつつ接近する。

 タコは狂ったように触手を乱打するがそれをかわして目と目の間の急所に水圧をピンポイントで掛けてやる。

 触手の乱舞が消えてタコは沈黙した。

 とったどー!

 あ、でも同やって持って帰ろう?

 やっぱり重力軽くして運ぶしかなさそうだよね。

 ボートは三人に任せて私はタコを持って帰る事になりました。

 ハルと澪ちゃんはウニやらエビやら貝やら捕ってました。動き少ない方が捕りやすいもんね。

 ウニ、エビ、貝、カニ、タコ。海の幸が満載だ。

 バーベキュー楽しみだね。

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