表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
84/1275

83:ご利用は計画的に

たんていパートだよ! 今明かされるボス! みたいな。

「とりあえず話すからもう痛いのは勘弁してくれ!」

 やだなあ、はんにゃ!はほんの冗談なのに。

「いや、シャレになってないからな、お前さんのソレは」

 黒木さんが地べたに未だに這いつくばってる男達を指さして言った。

 いや、だって解放したらうるさいやん?

 コイツら田舎のチンピラみたいにいきがるしか出来なさそうだし、これ以上の有益な情報集める前に手間がかかりそうだからね。モブBさんなら喋ってくれそうだし。

「この県の族って言うと西と北と真ん中と東に分かれる。この辺は西の奴らの縄張りだ。九州の奴らとも良く揉めてる奴らだよ。西は小さいところが多く乱立してる感じ」

 まあ海峡渡ったら直ぐに九州だもんね。トンネル通るのかな?

「で、最近この辺りで幅利かせてるのが鬼走会だな」

 きそうかい……ねえ。

「そんなにデカい族じゃなかったんだが、なんでも今の総長が黒曜蝶に元々居たってんでその縁で威張り散らしてる」

「って言ってもつるんで走るだけじゃないの?」

「持ち込んでるのはドラッグですよ」

 ドラッグ!?

 半分が優しさで出来てたりラッパのマークだったりピンクの小粒だったり?

 って、そんなわけないか。普通に違法ドラッグだよね。

「鬼走会の総長にくっついて来た奴が医学部の奴とかで自分で調合してるとか聞いた。スピードみたいだけど爽快感が凄いらしい」

「それが本当ならウチとしても手を打たなきゃ拙そうだな」

 黒木さんが思案している。

「まだ女たちが言うことを聞いてる間はいいが、嫌がって逃げたりするとクスリを使うらしい。まだそこまではいってないみたいだけど」

 つまり、使われる可能性があったって事か! それは間に合ってよかったし、急いで潰さないといけないよね。

「で、その総長の居場所は?」

「いや、さすがにそこまではわからん。片方が医学部生ってのは分かるんだが」

 ぐわー、地道に探さなきゃいけないのか……ん? 待てよ?

 地べたに転がってる奴らが動けるようにする。

「ねえ、あんた達、あんた達は知ってんじゃないの? 総長達の居場所」

「し、し、知るかよ! 俺たちゃ学校で会ってるだけで別にあいつの部下でもなんでもねえんだからよ!」

 あれ?

「あいつらが黒曜蝶の名前使っていいから金集めろ、分け前はやるっていうからそれに乗っただけだ!」

 あー、ダメだ。こいつら本当にクズだった。

「黒曜蝶の名前出せばビビって大人しくなるやつもいたからな。有効に活用させて貰ったんだよ」

「そうそう。活きが良さそうな女も最初「族の彼氏が居る」って言ってたんだけど黒曜蝶の名前出したら彼氏が震えだしてさ。そのまま彼女差し出しやがったんだよなあ。あれは楽しかった」

「そうそう、その時の彼女の絶望に染った顔と言ったら……」

 ドコン!

 地面に大きな穴が空いた。

「で、お話は終わりましたか?」

 にっこり笑って三人を見ると自分の置かれている立場を再認識したのかガタガタ震えていた。

「お、俺たちをこれ以上どうしようってんだ?」

「とりあえずお金を上納する仕組みを教えてくれるかな?」

 まあ最悪そこから辿るしかない。

「せ、専用の口座があるんだ。でかい銀行だと目立つから小さい銀行で作ったんだけど……キャッシュカードはそいつらが持ってて俺たちは通帳で出し入れしてる」

 と言って預金通帳を見せてくれた。

 あれ?

 どっかで見たような……ってうちの銀行じゃん!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ