45:それは不思議な出会いなの
はい、という訳で予定通り新キャラ出せました。ハーレム度合いが大きくなりそうですが暖かい目で見守ってください(笑)
前回までのあらすじ。お見合いパーティーに来たけどろくな男いねーでやんの。ちくせう。で、今回は女の子との面談だそうだけど……そもそもなんで婚活パーティーで同性の相手をしなきゃならんのだろうか? わけがわからないよ。
「準備いいですか? 通しますよ」
外から声が掛けられた。まあ、乗りかかった船だしねえ。ともかく会うだけ会ってみましょ。
「やっほー、ひとみん」
トップバッターはおのれかー!
「なんでハルがここに居るのかな?」
「やだなあ、もちろん結婚相手( ひとみん)を捜す為だよー」
探すの意味が違うだろ、絶対。「探す」(見つける)じゃなくて「捜す」(捕獲する)だよね、それ!
「で、なんでひとみんはこんな街コンに出てるの?」
「いや、単なる人数合わせだよ。先輩が人数足りなくて困ってるって言ってたから」
「あ、そうなんだー。じゃあ遠慮なくアタックするね!」
何が始まるの!?
「わかってると思うけど、私の収入はそんじょそこらの一流企業勤めより遥かに多いよ」
知ってる。デイトレとかFXで儲けてるもんね。
「ヲタク趣味にも理解あるよ?」
いや、私はヲタクじゃないし、むしろヲタクなのはハルの方なんだけど。
「家事一般は苦手です」
苦手って言うか努力不足だよ。休みの日に片付けてる私の身にもなって欲しい。まあでも私が得意だからこの場合はいいのか? ううむ……
「他には……あ、仕事辞めてもいいし、辞めなくてもいいよ!」
いや、別に続けたい仕事って訳でもないし、割とどっちでもいいんだけど……ってちがーう!
「いや、だからなんで私とハルが結婚するって前提で話進めてんのよ!」
「? 幸せにするよ?」
「あ、頭痛い……まあいいや。とりあえずこの話はまた今度ね。今は婚活パーティー中だから」
「ちぇっ」
渋るハルをなだめて部屋から出す。うーん、別に私もハルの事嫌いじゃないし、むしろ好きなんだけど、結婚がどうとかは違う気がするんだよなあ。
気を取り直して次の人。入ってきたのは普通の少し暗めの女の子だった。
「あ、あの、こんにちは。突然すいません」
「ああ、いえ、別に構いませんけど……」
えらく腰の低い子だ。しかも少しオドオドしてる。小動物系……というのだろうか。見てて癒される感じ。
「実は、その、婚活パーティーで、何人かと、お話し、させて、貰ったんですけど」
なんか緊張しいなのか言葉が途切れ途切れになってる。呼吸を整えて、ほら、ヒッヒッフー……じゃない。
「どの方も怖くて、その、ほかの方はどう思ったのか聞いてみたくて……」
ああ、なるほど。割と真っ当な理由だった。この子はおそらく一人で来たのだろう。それで、今日の事を話せる人を探してたのか。うん、そういう事なら全然OKだよ。
「あー、私もあまりいい男いなかったって思うよ。やっぱり婚活って言うと結婚できない人達しか集まらないのかなあって思った」
とまあ率直な感想を言う。やっぱり結婚出来ない人はそれなりの理由が……わ、私は違うからね!
「私、こういう催し物初めてで……今回勇気出して来てみたんですけど怖くなってしまって……」
あー、それはあれだね。災難だったねえ。
「あの、良ければお友達になってくれませんか?」
「婚活パーティーでお友達見つけるってのも変だけど、それもいいよね。私は霜月ひとみです」
「あ、ありがとうございます。私は文月葵です。」
という訳で友だちゲットしちゃったんだけど……まあいいか。
そして三人目。いや、ハルがいた時点でいても不思議はなかったんだけど、アナタ未成年よね?
「どうかなさいましたか、お姉様」
「なんで、いるの?」
「協賛したからでは?」
「あの、もしかして、今日ろくな男がいなかったのって……」
「見込みありそうな方々を排除するのは少々骨が折れました。次からはちゃんと相談してくださいな」
NOーーーー!




