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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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43:登場!キュートなエルフ!?参加者のハート盗みます

今回から街コン編です。バトルはない……予定ですが気が変わったら入ります。

よろしくお願いします。

 えー、男っ気もないのに三角関係に巻き込まれた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? 季節は梅雨を迎えて私の心の中も涙の雨が降っております。……いや、ハルにしても澪ちゃんにしても別に嫌いじゃない。むしろ好きだ。でもね、でもだよ、私は男性と付き合いたいのですよ! 奇しくも六月はジューンブライド。ジューンの語源はローマ神話の結婚と女性の神様、ユノだから女の幸せ掴むには絶好の時期だ。つまりだ、この状況を打破するためには動かなくちゃいけないって事だよ。いや、本来はもっとじっくり見つけるべきだしそんなに恋愛に重きを置いてる訳じゃないんだけど……このままだと色々アブナイ。

「そういうわけなんですよ、先輩」

「あははー。ひとみっちも苦労人だねえ」

「笑いごっちゃないですよ。それで、誰かいませんかね?」

「いやー、チャラい知り合いなら沢山いるけど、そういうのはひとみっち苦手でしょ?」

「あー、そうですね」

「彼ピッピの知り合いでも良いけどヲタクばっかりだし」

「まだそっちの方がマシですけどそれもちょっと」

 というか豊さんのこと、彼ピッピって呼んでるんですね……

「んー、なら、あれは? ほら、街コン」

「そんなものもありましたね」

 結婚を「地産地消」する為に自治体主導で行われる合コンである。コンセプトは独自の地域性を取り入れたものもあれば普通の試みもある。

「友だちが実行委員やってるらしいんだけど人数集まらないんだってさ。私が行くつもりだったけど、その、彼ピッピが行くなって。その時の真剣そうな顔がまた……」

 あ、はい、長くなりそうですね。話半分に聞いときます。しかし、街コンってのはいい考えかもしれない。来るのはお堅い公務員が多いって話だし、人数合わせって口実も出来るからイザとなっても大丈夫! って、私は誰に対する言い訳を探してるのか……

 「それなら私、行ってみますよ。丁度暇ですし」

 「あ、マジで? 助かるわー。それなら連絡入れとくね〜」

 まあ、私もこれで彼氏が見つかるとかそういう事を思ってるわけじゃない。そう、泳ぐ前に準備体操するようなものだ。徐々に慣らしていかなきゃいけないんだ。休みの日に映画見に行ったり食事に連れてってくれたりする程度の相手が欲しいのだ。大体、何が悲しくて休みの日にハルの部屋を片付ける生活を送らにゃいかんのだ。特に嫌って訳では無いけどこのままでいい訳がない。それと澪ちゃん。まだ若いんだし、私以外のものにも目を向けて欲しいなあ……


 あっという間に街コン当日である。いつ見ても女性1000円は安い。男性なんて5000円だよ? 面子的には確かに公務員が多い。うん、年齢は高めだね。まあそこは仕方ないよ。優良物件でなくてもそこそこの人と話せればいいかなって思ってたし。なんとなーく視線が私に集中してる気するけど耳はちゃんと隠れてるはずなので別の意味で目立つのだろう。そりゃ彼氏いない歴イコール年齢のキモさはにじみ出てないと信じたいけど……


 パーティは立食形式で始まった。ほら、自由に話しかけに来てくれるってやつ。それから1対1で話し合う時間が設けられている。制限はあるけど10分くらいはフリートークだ。それで気に入った人が居れば連絡先を交換する。そういう流れ。まあ私のところには誰も来ないんだけど。やっぱり私は魅力ないのかなあ。なんかボソボソ話されてる気がする。悪口じゃないよね? ああー、不安になって来た。こういう時は手のひらに人、人、人、ごっくん! ゲホッゲホッ、ちょっと気道に入った。い、いいもんね、今日は単なる人数合わせなんだから悔しくなんかないやい!

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