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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
35/1275

34:また、会えたね!

戦わせようと思いましたが、モブは相手にならんのよ。だから山城くんには次回頑張ってもらいます(笑)

「わるいひとたちがきていろいろこわしてる」

なんですと!

「聞いた? 澪ちゃん?」

「いえ、何も聞こえませんが、何かあったのですか?」

そうだった! 私しか聞こえないんだった。

「いや、あのさ、その高宮さんちが襲われてるみたいなのよ」

「それは……大変ですわね。行かれるんですか?」

「もちろん。行ってなんとかしてくるよ」

そう言って店を出て普通だと少し距離があるから反則技を使わせてもらおう。認識阻害と加速。認識阻害は火の精霊だし、加速は風の精霊に力を借りて空気抵抗を少なくして後ろから押してもらうもの。二つの精霊の力を借りるのにも慣れてきた。遅刻しそうな時とかないから日頃は使わないけど、お休みの日に出掛ける時は便利なんだよね。ちなみに、加速で早くなっても疲労度は変わらない。風で押して貰ってる分速くなってるだけだしね。

「後で私も行きますわ!」

……ん? 澪ちゃんがなんかそんな事を言ってたように聞こえたけど、あの子なんで高宮さんちを知ってるのか……考えるのももうバカバカしくなってきた。今度ゆっくり話させてもらおう。具体的には次の章くらいで!(予定は未定)


ガシャーンという音が聞こえてきた。急いで中に入るといかにもモブ顔の男たちがガラスを割ったり鉢植えを壊したりしていた。うん、高宮さんと猫ちゃんは被害にあってないみたい。

「やめんか、貴様ら! こんな事をされてもここは立ち退かんぞ!」

「おいおい、じいさん。オレ達は別に立ち退きとかには関係ねえよ。ただ、むしゃくしゃしたから暴れてただけだ」

「そうそう、ちょっと最近ムカつくことがあったからよォ。まあ、オレ達が居なくなっても別の奴らが来るかもしれねえけどなあ」

ニャー!

あ、猫が飛び出した。そして一人の顔を引っ掻いてる。やるな。でも……

「このクソ猫が!」

と一人がバットで猫を殴ろうとする。させるか!

「バインド」

庭の草木からツタが伸びてモブ共を絡めとった。

「えっ? な、なんで、また……」

「う、嘘だろ、話が違うじゃねえか! オレ達はあの二人には近づいてねえぞ!?」

あー、どっかで見た事あるなーって思ってたら遊園地の時の。という事は……はんにゃか。

「愛と正義の美少女はんにゃ!」

仮面はないので姿は表さないけど。

「ひ、ひい…………」

その必要は無いみたいだ腰砕けになってる。

「まだやると言うなら存分に……」

「「「いえ、すみませんでした。もうしません。許してください!」」」

三人が声を揃えて答えた。こっけいだったのでバインドを解いてあげたら一目散に逃げ出した。

「はんにゃ……さんとか言ったかの? 姿は見えんがワシらを助けてくれたんじゃろ? ありがとう」

深々と頭を下げる高宮さん。なんか照れくさい。

「困った時は私の名前を呼んでください。いつでも助けに来ますから!」

と言ってサムズアップしてみせる。うん、見えないんだけどね。あ、そうだ。ドライアドさんにここの警備をお願いしとこう。という事で本体の方によろしく伝えて……え、返事来た? ちゃんと腐葉土入れて? あー、はい分かりました。これからホームセンター行って買ってくるよ。


「それでノコノコ逃げ帰ってきたのか?」

「す、すいません、山城さん……」

「ちっ時間がねえってのに……こりゃ俺が直接動くしかねえな」

「あのー、山城さん、さすがにあれには近づかない方が……」

「なんだと? じゃあ俺はお前らの与太話を信じて地上げに失敗しろっていうのか? 借金テメーらが払ってくれんのか?」

「い、いえ、それは……」

「だったら引っ込んでろ!」

「コイツさえあれば……うひ、うひひひひ」


という会話があったらしい。とドライアドに聞いたのは後日談なんだけどね。

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