284:ラスト・ガール・スタンディング
おっぱい、おっぱい( ゜∀゜)o彡°
拘束を解かれたヘラ様はちょこんと可愛らしく座っている。
「.......なんであなたがこんな所に居るんですか?」
「そりゃあこの子のそばが面白いからに決まってるでしょう」
「オベロン、怒ってませんか?」
「なんにも言わせないわよ」
何やら言い合いが始まっていた。まあ久しぶりにあったんだから友人の話くらいはするもんだよね、きっと。
「あのー、それでこっちの話なんだけど」
「本当は腸が煮えくり返るぐらい業腹なんですがニアに敵にまわられてはどうしようもありません。私たちに干渉しないと言うなら見逃します」
「私も〜二度と会いたいと〜思ってなかったので〜助かります〜」
「あなた珍しいわね.......ああ、テンプテーションが解けてるのね。さすがは精霊に匿ってもらえただけの事はあるわね」
「私もこんなクズを父と呼ぶのは真っ平ごめんですわ。不老不死には惹かれましたけど」
ほとりさんに続いて澪ちゃんにも散々に言われてるゼウス。まあこれは仕方ないよね。
「不老不死ですか? まあ黄金の林檎が欲しいとか言われてましたからそんな事だろうと思ってましたけど.......それならあなた、私の養子になりなさい」
なんか話が飛んだぞ?
「あの、それは一体どういう事なのですか?」
「あなたは曲がりなりにもゼウスの子です。それなら私の義理の子どもでもあります」
「えーと、そうなるんですかね?」
「ですから義理の母として可愛がってあげます」
「ダメです〜、ウチの子は渡せません〜」
ヘラ様の怒涛の展開にほとりさんが立ちはだかった。母親対決?
「もちろん、あなたも母親で構わないの。母親が一人でなくてはいけないって事は無いでしょう?」
「そうですわね。本当の母と義理の母とお姉様と母親が三人になる訳ですね」
そうそ.......おい、ちょっと待て、なんで私が入ってる?
「まあ〜、それは素敵ね〜。一緒に母親頑張りましょうね〜」
ほとりさんがヘラ様の手を取ってぴょんぴょんしてる。可愛らしい人だなあ。これで超理論によって澪ちゃんの母親が増えてしまった訳だ。
「さて、では澪、こっちにいらっしゃい」
ヘラ様が優雅に手招きしていた。お隣にはほとりさんも居る。さっきまでぴょんぴょんしてたからね。
「はい、なんでしょうか.......ええと、お義母様」
「ここに座りなさい」
示されたのはヘラ様のお膝。今澪ちゃんの頭の中ははてなマークでいっぱいじゃないかな。それでも言われた通りに膝に着座する。
「これで良いですか?」
「そうね。では始めましょうか」
言うなりヘラ様はおっぱいを出した。え?
アイエエエエ! オッパイ!? オッパイナンデ!?
「あ、あの、これは一体.......」
澪ちゃんもかなり面食らって居るようだ。ほとりさんは.......うふふって笑ってるだけだ。ダメだ、わからん。
「さあ、お母さんのおっぱいを吸うのです」
ヘラ様がドヤ顔で澪ちゃんに告げた。いや、そんなこと言われても。ほら澪ちゃん固まってるし。
「あなたは私の娘となったのですから授乳から始めるのは当然でしょう。ほら、早く吸うのです」
促されるままに澪ちゃんがおっぱいに吸い付いた。喉を鳴らして母乳が嚥下される。あっ、本当に母乳出てるんだ。お味はどうなんだろう?
ヘラ様はその間中ずっと澪ちゃんの頭を撫でていた。




