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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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171:新たなるライバル

次回は小学校に登校なのでその前準備。すっ飛ばそうと思ったけど話の流れ的に要るかなと思いまして。

 そろそろ学校に通う準備を、という事で二人を連れて街に買い物に来ました。

 お金は青龍王さんから預かってるので晶龍君の分は問題なし。ブランちゃんの分は……まあ私が出すよ、それくらい。あとでビショップさんに相談しよう。


「とりあえずはランドセルですかね」


 葵さんが少しはしゃいでる。こういう前準備がお好きらしい。


「ランドセル? なんだそりゃ?」

「ああ、カバンよカバン」

「私はトランクがあるから必要ありませんよ?」

「いや、トランクで学校行くのはやめて……」


 シーズンオフではあるがランドセルは一応売っていた。スタンダードな黒と赤でいいんじゃないかな?


 とりあえず背負わせてみる。

 うん。ブランちゃんは背が低いからね。ランドセルに覆い被さられてる様な感じ。一方で晶龍君はそこまででもないのでよく似合ってる。

 あとは半ズボンと白ソックスとスニーカーがあれば完璧……ってそうじゃない。


「なあ、これで学校に行かなきゃいけねえのかよ」

「まあ無理にとは言わないけどランドセルは優秀だからね」


 まずランドセルは雨に強い。そして形が崩れにくい。あと、身体の負担が少なくて、転倒した時にはクッションにもなる。


 まあ私がランドセルの素晴らしさを熱く語ると抵抗を諦めたようにため息をついた。


「まあ俺は世話になってる身だからな。文句は言わねえことにする」

「私はこういうのも新鮮で楽しいですわ」


 次に細々したものを買いに行く。文房具屋だ。小学生が鉛筆を使うのにも理由はある。芯が柔らかい鉛筆を使えば手首への負担が和らぐのだ。……まあもっともこの二人はそういうの必要なさそうなんだけど。

 という訳でそれぞれ好きな柄のシャーペンと念の為に鉛筆も。消しゴムや物差し、三角定規、コンパスと揃えていく。最近ではコンパスも短いシャーペンがそのままついてるやつとかあってあの小さいカーボンの芯を手を黒くしながらハメていたのが懐かしく思える。

 まあ、私のはママのおさがりだから喜んで使ったけどね!


 次は学校指定の靴と上履き、そして体操服だ。靴と上履きは実際に履いてサイズを確かめる。


 ブランちゃんは履かされ慣れていた。まあ昔は毎朝のようにやって貰ってたんだろうしね。すっと足を差し出す仕草でさえも優雅と来たもんだ。


 晶龍君は靴を履くという意識自体元々なかったので窮屈さに不満を言ってはいたがちゃんと履いてくれた。なんかいけないことしてる様な気分になりかけて葵さんと代わってもらったのは秘密だ。


 体操服も二人とも似合っていた。基本的に男女とも半袖半ズボンの格好なので手足がよく目立つ。

 ブランちゃんの肌は透き通るように綺麗だ。さすがは白の女王。肌まで美白だよ。

 晶龍君は手足がスラッと伸びてるけどまだまだ成長を期待させる発展途上の魅力だ。膝小僧とか絆創膏とか貼ったら似合うんだろうなあ。


 ……と脱線してしまった。とにかく準備はある程度整ったので来週の頭から登校と言うことになっている。大丈夫かどうかは著しく不安なんだよね……あっ、そうだ姿消して見守ればいいじゃん。


 問題は有給もう残ってないって事かなあ……でも見守りたいし……

 とりあえず身代わり作るか。身代わり動かすくらいならドライアドがやってくれるし。先輩には……結婚式の時に盛り上げるってことで許して貰おっと。


 その夜は実家に泊まって身代わりをせっせと作った。外見は認識阻害でどうとでもなるから関節とかがきちんと機能して座ったり立ったり歩いたり出来るようにした。さて、いよいよ小学校デビューだ!

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