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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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146: Humble Double

仕方なかったんや……理由があるんや(次回)

 本日は観光。県内の洞窟とサファリパークなんだけどウケは良かったりする。

 洞窟は前の前の天皇陛下が直々に命名なさったという事が年寄りの方々に人気。サファリパークは若い奥様に人気。年金旅行と言ってもお年寄りばかりではないのだ。ちっちゃいお子さんは来てないけど若い人はチラホラ居たりする。


 和やかな空気のままいけば良かったんだけど……残念ながらトラブルは待ってくれていた。


 だから、なんで近藤さんと西郷さんは同じとこにいる訳?

 実は仲良いんじゃないの?

 近藤さんが取り巻き連れて先に行ってしまったので西郷さんを含めて残った人を連れて回ることにした。


 たくさんのお皿の様な鍾乳石とかいちだんと広くなってる場所、それと黄金色の大きな柱。悠久の時が積み上げた歴史が形作る見事な芸術だ。


 足元が滑りやすくなっているから気をつけないと。割と鋭いからよく切れるんだよね。って言ってたら近藤さんが滑って転んだ。というかバランス崩して川に落ちかけてた。川底までは距離はないけど川の中にも鍾乳石は有るから身体が傷だらけになってタダでは済まない。


 私が気付いて間一髪助けあげられた。気をつけてくださいね。え? 誰かに押された? うーん、近藤さんの取り巻きの人はみんなついて行っちゃったし嫌がらせにしては危険だ。今のも私が気付かなければ大怪我だもの。


 洞窟出た所で西郷さんは近藤さんに食ってかかってたけど証拠も無いし明らかな言いがかりだと思う。

「大変だね」って坂本さんが同情してくれた。

 うう、ありがとうございます。


 サファリパークに移動。

 コウノトリを飛ばしてたりホワイトタイガー居たり小動物と触れ合えたりと動物に囲まれる素敵な時間。動物園と違って自由に野生の姿を見ることが出来るのは悪くない。


 万が一肉食獣の前にでも落ちたらヤバいよね。って言ってたら今度は近藤さんが落ちかけてた。というか何故かエサやり用の窓が開いてそこから身体が半分出ていた。慌ててガードして引き上げたから良かったけど、獣いなくても走ってる車から落ちたらケガするよね。


 バスがふれあい小動物のコーナーに着いたら今度は近藤さんが西郷さんに掴みかかった。ふれあうなら小動物にして! 坂本さんも困った顔で二人を見ていた。小動物とふれあいましょうって誘ってくれたよ。プレーリードッグに癒される……


 険悪なムードのまま旅館に戻る。明日は帰るので今日は大宴会なのだ。昨日もやっただろうって? それは旅行の企画立てた奴に言って欲しい。……まあお料理美味しかったから楽しみなんだけど。


 宴会始まって私たちは大忙し。あー、ハイハイ。飲み放題ですからいくらでもどうぞ。いや、あの、そんないっぺんに言われても二人しか居ないんで……あっ、坂本さん手伝ってくださるんですか? ありがとうございます。


 若い方が他にも手伝ってくれて何とか事なきを得た。近藤さんも西郷さんも早く潰れたなあ。とりあえず部屋に運ばないと。あれ? 近藤さんが居ない。あ、坂本さんが連れていってくれたのか。助かるなあ。大変そうだから手伝いに行こう。


 あ、見つけた。手伝いますよ、と声を掛けようとしたが様子がおかしい。手すりにもたれてるのは近藤さんなんだけど坂本さん、なんで階段の上の方に立ってるんだろう……あっ、抱えた? そのままだと落ちちゃ……違う、あれ、落とそうとしてるんだ!

 止めなきゃ!

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