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終焉に終焉を。  作者: 終焉を迎えたTomato
第三章 確実に世界を救うために。

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EP46 道標と....

今ここでクレリアからの信頼や関係性を失っては、このあと大変なことになる。

部屋くらいなら大丈夫だよな....

「....和人様?」

「あ、ごめんごめん少し考え事を....」

「そうですか。行きましょう」

「うい」

軽く返事をしてホテルに入る。幸いなことに一室空いていた。なんかプレミアムベッド....とかなんかでとんでもない数字を見たが、クレリアが全て払った。いや、俺金持ってないしね?払わせたわけじゃないぞ。

「....受付とか無人なんだな。時代か」

「地球では有人だったんですか?」

「まあ、一応ね。けど無人もあるところはあった。コンビニとかスーパーとかだな。あまり飲食店には無かったはずだ」

掠れきった記憶から、少し地球のことを教えた。

「へー意外と進んでるんですね」

「意外とって....あれ?地球の事とか分かり切ってるんじゃないのか?」

「いえ、確かに、星の情報や生命がどんな種類でどこにいるかとかは分かりますけど、流石に文明のことは分かりません。なんせこの距離ですし」

「なるほど?」

ダラダラと話をしていたら泊まる部屋に着いた。

ドアを開けると、かなり綺麗だ。防音やライフラインもしっかりしてるし、何より一番いいのは窓から見える景色だ。ほぼ地球の夜景と変わりなく、とても美しい景色だ。こんな宇宙で、こんな世界で、また夜景が見えるとは。

「綺麗だな。....ここはどんな場所に建てられてるんだ?」

「えーっと船内の壁....ですかね。廊下のような道路は、何層も重なっているからですし」

「ほえー」

「....むすー」

クレリアは口でむすーと効果音を発しながら頬を膨らませた。まずいこれは謝った方が良さそうだ。

「あ....ご、ごめん」

腕を組みながら謝ると、すぐに笑みを浮かべた。

「いいですよ!和人様なので!」

「よかったです」

「彼女だったら許しませんが」

「よかったで....ちょっと待ておい」

俺彼女いること言ったっけか。と言う思いより、嫉妬と女子って怖いという思いの方が強かった。

「....待ちませんよ?」

「怖えよ真顔で言うな。せめて目にハイライトを....」

「彼女だったら嫌です」

「わ、分かったから....」

だめだ頭おかしくなってる。

「と、とりあえず、明日は作業だよな?」

なんとかして話を逸らそう。

「はい、明日はまた資材を運びます。今度は上層部にある司令部ですね。その後はそこに滞在して、装備の点検などを終えてから作戦に入ります」

「なるほど。そういえば、他の船はどうなってるんだ?」

「現在、近くの二隻と連絡を取り、作戦を共有中です。もう一隻が離れたところにありますが、その船は終焉の調査結果を順次提出される予定です。データとしてこちらに届きますように手配してます」

いきなり急な口調で真面目に話し出したクレリアに少し引きながらも、俺は話を聞いた。

作戦....についてかなり話したが、今はできるか不安でたまらない。

作戦の実行も近づいてる....気持ちを整理しないと。

「今日は寝ようか。明日のためにもね」

「はい。ではお隣失礼します」

「何サラッと入ってきてんだ....もう一つベッドあるだろう....」

「黙れ」

「なんか酷くない?」

「いいから黙れ」

「....はい」

隣からの圧が酷い。同時に発言も。

というかなんでクレリアはタブレット握りしめているんだ?バキバキ言ってるぞ....

....気にしないでおくか....というより、気にしたら何をされるか分からない。

おやすみ世界。

「和人様、おやすみなさい....」

「う、うん....おやすみ」

結局、クレリアはベッドから出なかった。ただ、無闇に動くと何をされるか分からないので俺は何もできずに1日を終えた。


「....で?なんでお前がここにいるんだ?」

また夢の中だ。しかし今回はよくあるパターン。そう、あいつとでくわした。

「魔王ベース....」

「....気づくか....和人よ」

「そりゃ気づくわ。なんでいるんだよ....なんのために来たんだお前....」

「我は暇なのだ....少し話をしよう....」

「話だあ?嫌だよ、お前と何を....」

そうすると、少し食い気味でベースが話し出した。

「魔物についてだ....加え、聖力についても....」

「そりゃあ聖力は聖なる力で、魔物の持つ力とは真逆の存在だろ?」

「....しかし、魔物に勝てる訳ではない....貴様が聖天地で使うあの聖力も、例外ではまいだろう....」

「どう言うことだ?」

「そのままだ....」

「え?....」

「では....」

ベースは去っていった。何を伝えたいんだろうか。


「朝だあああああ!!!!!」

叫びながら起きた。クレリアもびっくりして起きたようだ。

「おはようございます....和人様ぁ....」

「おはよー」

さてと....筋肉痛が酷い。流石にあの量の資材を運んでいたらこうなるよな....

にしても、ベースはなんだったんだろうか....

何かの伏線か?

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