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詩集 心箱  作者: TiLA
94/100

おやすみの代わりに

ごめんなさい

急にあなた

呼び出したりして


今さら私

あなたに会いたいなんて


雨あがりの街

通り抜けていった

風が少し冷たかったの


お願い

何も聞かないで


どうしたのなんて

きっと私

また我儘になる


だからお願い

何も言わないで


あなたの声きけば

きっと私

涙とまらなくなる


だからお願い

おやすみの代わりに

優しいキスを


そしてあなたの腕の中

包んでほしい

そして息ができないほど

強く抱きしめて


心まで

震えてしまいそうな

冷たい夜


懐かしい

あなたの胸の温もりで

凍えた私

心まで暖めて


そして

おやすみの代わりに

髪を撫でて

昔みたいに


おやすみの代わりに

優しく微笑んで


そして何か言いかけた

私の口を

そっとふさいで

ほしい


そのまま優しいキスで

涙を拭いて

あの頃のように


おやすみの代わりに








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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵です。 ドラマのような雰囲気で、映像が流れてきました。
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