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詩集 心箱  作者: TiLA
79/100

桜吹雪の並木道

ソメイヨシノの

花が舞う


桜吹雪の

並木道


川面を流れる

ピンクの絨毯


衣装直しの

葉桜の枝たち


青空は

また高くなり


春の終わりを

告げようとしている


始まりがあれば

終わりがある


もう春は終わりだよと

季節のアルバムは


大きくページをめくろうとして


ソメイヨシノの

花が舞う


桜吹雪の

並木道


春の風は

少し名残惜しそうに


さよならを

告げようとしている


その桜の花びらが舞う

小道の先で


佇んでいるのは

僕を待っている君でした


終わりがあるから

きっと始まるものもある


また思い出を

重ねていこう


桜吹雪のその先で


新しいページに


栞がわりの

花びら一枚添えて



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― 新着の感想 ―
[一言] 昨日、友人と桜を見てきました。 青い空に優しいピンク色の花びらが舞っていました まさにTiLAさんの作品のような桜吹雪でした。
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