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詩集 心箱  作者: TiLA
73/100

ここにいる

人は皆、心を傷つけながら

毎日を生きている

でも気づいて欲しい

あなたの心を傷つけている

本当の加害者は自分なのだと


人が何を言おうと

相手とどんな関係になろうと

気にする人は気にするし

気にしない人は気にしない


オプティミストには

どんな言葉も青信号に見える

ペシミストには

どんな言葉も赤信号に見える

真の賢者は

色盲なのだそうだ


誰かの言う否定的な言葉

何かの事象に対して


それを自分の価値と結びつけ

心を傷つけたのは

自分で自分を否定したあなただ


誰かの意見は

ただの情報だし

それが誤解だったり

間違いなことも多々ある


別にあなたの

人格が否定されたわけではないし

たとえもし仮にどこかの馬鹿が

そうしたのであったとしても


どうして他人に

自分の価値が決められようか


あなたはそのままで価値があり

そのままで完全であり

素晴らしい存在であるのに


どこかで自分に

何か足りない、何か欠けている

そう思っている自分がいる

だからつい自分を否定し

傷つけたくなる


そう思うからこそ

さらに人は成長しようとする

そう、それはつまり

その証なのだ


今日傷ついた分だけ

あなたは自分に期待したのだ

願ったのだ

もっと素敵で

素晴らしい存在でありたいと


だから今日、傷ついたのなら

誇りに思えばいい

加害者をやめれそうにないのなら


本当はそのままで

素晴らしい存在であるのだけど


その証なら



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― 新着の感想 ―
[良い点] ちょっと涙腺ゆるんでしまいました。 素敵な作品をありがとうございました。
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