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楽器戦隊ネイロンジャー  作者: 宮来 らいと


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第4楽章 地下室迷走中 後編

 僕たちは、臭いをたどって、プールの近くに来た。


「ここだ…………!」


 ぬかるんだ地面から臭いがする。この地面の下に…………。


「スコップを持ってきましたわ。フウヤさん。ケイスケさん。」


「はい。エミリはカイたちを呼んできてください。」


「わかったわ!」


 僕たちは地面を掘る。しばらくすると、固いものがあたる。


「地面の下に…………マンホール蓋?」


 呼びに行った、エミリも戻り、マンホール蓋を開ける。


「ここが…………地下室…………?」


「おそらくは…………入りますか?」


「ああ。行くよ。」


 僕たちはマンホールの中に入る。



「強烈な臭いだ…………。」


 地下室に入ると、地上よりも倍以上に臭いがする。


「ぐっ…………なかなかの臭いだ。」


 地下室を探し回っていると、ついに…………。


「あっ。あれは…………!?」


「ぱー! 何故、ここがわかったぱー!?」


 探し回っていた、怪人がいた。


「お前がこの学園に臭いを充満させていたんだね!」


「ぱー! こうなったら、実力行使ぱー!」


「ケイスケ。行くわよ。」


「ああ。」


「「「「ミューズチェンジ!!」」」」」




「炎のミュージック!! ネイロンレッド!!」


「風のミュージック!! ネイロングリーン!!」


「海のミュージック!! ネイロンパープル!!」


「闇のミュージック!! ネイロンブラック!!」


「世界に輝く音楽を!!」


「「「「楽器戦隊ネイロンジャー!!」」」」


「演奏開始!!」


「ぱー!! ミュークたち!」


 怪人の手下が集まって来る。けど、僕たちは容赦せずに手下をやっつける。


「シンバル超音波!!」


「ミュー!!」


「エミリの専用武器が効きましたね。」


「ええ。このくらいなんてことないわ。」


「ぱー! こっ…………このままでは…………!」


「みんな! マジックタクトを振るんだ!」


「ええ!」「はい!」「ああ!」


 僕たちはマジックタクトを振る。


「ぱー!!」


 怪人は爆発寸前になり、僕たちは急いで地上へ戻った。



「よし…………。」


 幸いにも僕たちは怪人の爆発に巻き込まれずに済んだ。


 それと同時にカイたちも来る。


「なんだ? もう終わりか?」


「カイ…………。」


 すると、見覚えのある怪人が現れる。


「お、お前は…………!?」


「秘曲……巨大狂騒!!」


「ぱー!!」


「まずい…………。」


「「「ミューズチェンジ!!」」」




「雷のミュージック!! ネイロンイエロー!!」


「空のミュージック!! ネイロンブルー!!」


「光のミュージック!! ネイロンホワイト!!」



 掛け声とともに、ネイロボッツがやって来る。


「カイ。マコト。ライアン。頼む。」


「うん。任せて!」


「「「三重奏合体!!」」」


 イエロー――ブルー――ホワイト――



「「「完成! トリオネイオー!!」」」



「ぱー!! 巨大なメカには負けてたまるかぱー!!」


 そう言うと、怪人は強大なガスをトリオネイオーに投げる。


「「「うわああああ!!」」」


「カイ!!」


「この怪人…………今までよりも強いですわ!」


 すると、通信機で浅見先生の声が聞こえる。


「エミリ! シズク! フウヤ! きみたちのネイロボッツも出動させる! 合体だ!」


「わかりました!」


「みんな…………頼むぞ!」


 3人は頷く。しばらくしてネイロボッツがやって来る。


「「「三重奏合体!!」」」


 グリーン――パープル――ブラック――



「「「完成! トリオネイオー!!」」」



「2体が出てくるのは初めてだな…………。」


「ぱー!! 2人掛かりは卑怯だぱー!!」


 怪人は、ガスをばらまき、2体のトリオネイオーを錯乱させる。…………効果はない。今がチャンスだ。


「カイ!そっちが、とどめを刺して!」


「ああ…………。」


「…………最終楽章!!」


「「「フィナーレコンチェルト!!」」」


 ロボットの胸部から音符たちが出てくる。音符たちは怪人に突撃する…………!


「どわああああああ!!」


 怪人は爆発し、ガスも消えていった。



「よし!!」


「……………………。」


「ん?」


 今…………草葉の陰にいたのは…………深本先生…………?


「…………バレていないよな?」





「…………パイブがやられたわね。…………じゃあ。」


「……………………。」


「あなたたち。出番よ。」


 バチバチバチバチ!!


「「「きゃああああああああ!!」



 ネクストセットリスト(次回予告)



「この遊園地…………何か変よ!!」


 謎の遊園地にやって来た7人。


「誰だ…………お前たち!?」


 謎の3人組と怪人に翻弄される。


「解いて見せる…………!この迷路を!!」


 エミリが力を発揮する!!


 第5楽章「なぞ解きテーマパーク」


「私たちは…………!」


「「「パンク3人娘!!」」」

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