目次 次へ 1/135 プロローグにはしおりを挟んで たった1年だったけど、1年間で色々なことが起きた。あの日々は、私たちが勝手に生み出した幻想だと言われればもしかしたらそうだったのかなって、思ってしまうほどの出来事だった。 でも、もしも幻想だったとしてもそれでもいい。だって、私は覚えているし忘れたくもないから…。 空を見上げれば桜が舞っている。あの日もこんな風に澄んだ空に桜が舞っていた。 これからも桜が舞うたびに思い出して、笑えていけたらいいな。 だから霞たちもずっと、笑っていてね…。