表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

82/91

第82話 リビングに入ったみた

ここは狭間のエリアのリビングだ。


『第一リビング』と名付けてある。


広さが20㎡だから12畳ほどの広さ。

すごく広いとまではいかないが、そこそこの広さがある。


そこに色とりどりのビーズクッションが8つ置いてある。


ビーズクッションを置いたのは、ネットでみつけた海外リゾートのビーチクラブの写真の影響だ。


ビーチに ビーチパラソルがあって、その下にビーズクッションが並んでいる。

いい感じのビーチクラブになっている。


そのイメージで『第1リビング』を作ってみた。

大きなビーズクッションは高いのかなと思ったら、1つ2千円ちょっとだった。

思ったより安かったから、8つ買った。


「ふう。いいな、この感じ」

「私も好き」


ジョゼも喜んでビーズクッションに身体を預けている。

このビーズクッション、別名、人間をダメにするクッションと呼ばれているけど、その通りだと思う。


「どうだ? 他の子達も喜んでくれるだろうか」

「もちろん。そろそろ、くるはずよ」


わー、なにこれ。

きもちいい~。


女の子達がやってきて大騒ぎ。

そりゃ、異世界にこんなのないからな。

まさか、巨大スライムに座るとかできやしないしな。


「あとね。こういうこともできるのもいいわね」

「おいおい、そんなに寄せるなよ」


ジョゼが自分のクッションをぴったりと俺のにくっつけて、まるで二人分のクッションみたいにしている。


「いいじゃない。最近、してないし」

「おいおい、みんないるのに駄目だって」

「じゃあ、これ食べて」


いきなり、キスしてきて口移しで小さな飴みたいのを入れてくる。


「ん? なんだ、これ」

「おいしいでしょ」


確かにおいしい。

ちょっと甘くてすっぱくて。


油断していたら、急に苦くなったぞ。

なんだ、これ?


「身体に良いお薬よ」

「あー、それで苦いのか」


栄養剤か何かか。

異世界にもそういうの、あるのか。


「うん、ちゃんと飲み込んだわね。どう?」

「どうって…えっ?」


身体が熱い。

いきなり、身体中の血液が活性化したような。

熱くて、なんか、むずむずしてきたぞ。


「ほら、元気!」

「おいおい、そういう薬なのか?」


ジョゼが俺の下半身をなぜている。

血液が1か所に集まってきちゃったぞ。

それもすごい勢いで。


「そうなの。老人でも元気になるって評判の精力剤ね」

「おいおい、みんながいるとこで…」

「大丈夫だって。みんなエッチ大好きだから」


やばいなー、俺たち以外でも8人くらい女の子がいる。

みんな、見ていないような、こっそり見ているような。

微妙な感じで、俺たちのことを意識しているのが分かる。


「ね。私も口に含んだから、もう」

「だ、ダメだって。あー」


気持ちいい。

精力剤でやる気がMAXになってしまったところに、あちこち触るなんて。

あー、もう無理だ。


「どうなっても知らないぞ」

「わーい」


結局しまくってしまった。

3回目くらいでジョゼがイキ疲れて寝てしまった。


それなのに、まだ。

俺のは元気バリバリだ。


別の女の子が手を引いて、自分のクッションのとこに連れていかれた。


あー、やっぱり。

このクッションは人間をダメにするクッションだ。


あと、あの精力剤も理性をダメにする精力剤だな。


そのあとは、思いっきりエッチになってしまった。

全部で9人の女の子を満足させてやっと収まった。


一体、何回エッチしたのだろう。

おまりに多くて数えるのをやめてしまったしな。


俺も眠くなって寝てしまった。

目が覚めたのは朝だった。


「よし、決めた。名称変更だ!」

「ん? なに?」


目をこすりながらジョゼが聞いてくる。


「この部屋は第1ハーレム室だ!」

「素敵っ」


朝の口づけかっ?

ん、何か口移しで……甘くて酸っぱくて。


「はい、ハーレム室の朝のルーティーン、しようねっ」

「おうっ!」


いかん、この部屋にいる限り、ずっとこのパターンな気がするぞ。


 

読者のあなた! 正直に答えるように!!


いま、どのくらい第1ハーレム室をいいなって思ったのか。


↓で☆で答えるように・・・なんちゃって。(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ハーレム室! 素晴らしい! 万歳!
[良い点] ハーレム室にリゼロのレムを連れ込みたい… [一言] 仕事が不味いことになって最悪転職も視野に… 笑えない(泣) せめて土日ぐらいは安らかに過ごしたい 天野先生の作品を読みながら…
[良い点] こんな異世界転売モノは初めてよんだよ、面白かったー。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ