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第30話 不思議なおじさん

その男を最初に見たとき、落ち着きがない人だと思ったわ。

私達が働いている連れ出し店にやってきたその人は最初からキョドっていたし。


「もしかして。お金がないのかな」


同じようにキョドっている人は、持ち合わせが少なくお金が足りるかどうか分からない人が多いの。


でも、身なりを見るとそんな風には見えないわ。

ずいぶんと良い服を着ているし、持ち物も高級そう。


風俗店として最低ランクになるうちの店で、持ち合わせを心配するようには見えない。


気になって彼の目をじぃーっと見ていたら、目があったの。

でも、すぐにそらされてしまった。


「あれ?」


私の中で心の中で驚きが広がる。

反応が女性経験が少ない男ぽいのだ。


私は成人前の14歳だけど、恋愛経験もエッチの経験も多い。

この店でアルバイトするようになって、もう3年がたった。


お客の多くは冒険者で依頼に成功してお金が入ると指名してくれる常連さんもいる。

冒険者で成功して収入が多くなっても、スラム生まれの男は分かる。


なんていうのかな、スラムの匂いがするって感じ。

もちろん、本当の匂いじゃない。雰囲気というのかな。


キョドっている彼には、それが全くない。

もしかしたら、相当良い血筋なのかもしれないわ。


それなのに、女性経験が少ないおじさん。

不思議な匂いがする男性なのよね。


私の中で好奇心が徐々に増えてきて、どういう人なのか知りたくてしょうがない。


なんとかして、私を指名してもらわないと。

だけど、いくらアピールしても、目を合わせてくれない。


私は彼のタイプじゃないのかもしれない。

半分諦めかけていたとき、彼は言った。


「よし、こいつら5人とも連れ出すぞ」


ええっー、私達みんな?


女性経験が少ないなんて、完全な勘違いじゃん。

私の勘が外れるなんて、びっくり。


ハーレム遊びがしたい人だったのね。

それならもっとドヤ顔しなさいよ、初めから。


連れ出してもらえた嬉しさと勘が外れた悔しさでなんとも言えない気持ちになった。


でも、5人も相手するなんて。どんなエッチをする人なんだろう。

今度はそんなことが気になってきた。


「あと3か月もすれば、15歳になって成人する。そうなればスラムの外の娼館で働くこともできる。ここは彼を虜にして、いいお客さんにしちゃおうかな」


そんな下心を持って、彼の後を歩いて行った。

しかし、この人、何がしたいんだろう?


最初に行ったのは食堂。私達にも、なんでも食べていいと言う。


あ、お腹が空いていたのね。と思ったけど、それほど食べない。

その代わりにガイドの男の子と私達5人がガツガツと食べてしまった。


彼はそんな私達を嬉しそうに見守っている。


「もしかして、子供だと思われている?」


なんか、バカにされた気がした。


たしかに私以外はそれほどあのお店に長くいる娘はいない。

私の次に長い娘は、半年にすぎない。


まだまだ子供な娘もいる。

だからと言って、私まで子供扱いって、ないんじゃないの?


美味しい物を食べさせれば喜ぶだろう。

そんな単純な考えで、私達を連れ出したってこと?


まぁ、喜ばせてサービスをよくさせようという魂胆だと思うけど。


さて、どうするか。どうしたら、私のお客さんになってくれるか。

考えてみるけど、いい手が思いつかない。


食べ終わったら、私達を水浴びさせる。


その上、服も買ってくれるの? なんてお金持ちなんだ!

絶対、逃しちゃいけないお客さんね。間違いない!


私は新しい服を買ってもらって嬉しくなってきた。

もちろん、古着だけどね。


よし、今日は頑張るぞー。


連れていかれたのは、ハーレム用のとこ。それも一番いい部屋。

ここは何度か連れてこられたことがあるけど、この部屋は初めて。


みんなベッドに飛び込んできゃっきゃ言ってる。

そんな子供じみたことは私はしないけどね。


さて、彼はどうでてくるか。最初は一番年上の私でしょ、普通。

ちゃんと色気モード全開で視線を送ってみた。


だけど、気づいていないみたい。もうっ。


「さぁ、寝るぞ。抱き枕役は誰かな」


なんだって! 寝るってどうことよ!


確かにみんな水浴びして、普通の服に着替えているから、子供ぽくなっている。

だけど、女の子が5人もいるのよ。それでどうして寝られるのよ。


「今日は君だ!」


一番小さな娘を指名して、手招きしている。


「ねぇ、本当に寝ちゃうの?」


まさかそんなことはないと思いつつ、確認をしてみた。


「そりゃ寝るさ。夜は寝る時間なんだぞ」

「せっかく、こんなに女の子がいるのに。本当に寝ちゃうのかな?」


そんなの絶対ダメ。 私が許さない。


甘くみないで頂戴ね。男の特性くらい分かっているのよ。


ほら、まずはこのあたりで、すりすり。


他の子にも、サインを送るわ。寝させちゃダメって。

うん、いい感じ。5人の女の子に触られたら、寝られないわよね。


うふふ、ズボンが膨らんできた。


「ほら、大きくなった」


してやったり。もう直接触っていいわよね。


「だ、ダメだって」


抵抗するなー。いつまでもつかしら。(笑)


「何がダメなのかなー」


うん、成功っ。


ガバって来たわ。

ここからは大人しくされるようしちゃいましょう。


もしかしたら、彼は私の将来を明るくしてくれる男かもね。


珍しく、別視点のストーリー。オレンジ髪の少女だね。


同じエピソードだから、1日で配信しちゃおうっと。


「かんばれーー」って言う、

オレンジ髪の少女への激励の気持ちは。


↓の☆評価で、よろしくです。




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― 新着の感想 ―
[一言] なんというか、本当に普通のお話ではあるものの。 主人公の狙いが分からずも、なんで抱かないのよっ!?って思うあたりは場末の娼婦感を感じさせます。まだ幼いのにw 娼婦という仕事が一定の地位を持つ…
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