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エピローグ


「うひゃー。まだ外は寒くてしょうがないや」


 吹き付ける外気に小城日向おぎひなたは思わず顔をしかめた。外の気温は相変わらず氷点下であり、ちらほらみぞれが散らついていた。こんな日には暖房の効いた家の中で過ごすに限る。だが彼は朝早くに家の外に出ていた。理由は簡単である。彼は最短距離を心がけながら最寄りの家電量販店へ歩いていった。


「つい先日1本クリアしたばっかだってのに、……買っちゃうんだからしょうがないね。ま、その分楽しむんだからいいだろ。お、あれだあれだ」


 家電量販店のエスカレーターで数階昇った先に彼の目指すものがある。このフロアは主にゲームを取り扱っており、この日は話題のとあるゲームが発売日ということで大々的に売られていた。そう彼の目的はこれであり、予約していたこのソフトを取りに来たのだ。


 少し並んで無事にソフトを受け取った彼は満足そうに微笑むと家に帰るために歩き始めた。商品棚には数多くのゲームソフトが並んでいる。どれもこれもよく知るものばかりだ。

 そして彼はふと足を止めた。その商品棚にはタ行で始まるゲームたちがたくさん並べられているのだ。そしてその後ろの方、見覚えのあるパッケージが並べられている。ほんの先日クリアしたばかりのソフトだ。

 目を閉じればすぐにでもあの冒険の日々や最後の宴の光景が浮かんでくる。福袋から手に入ったゲームだが今では大好きなゲームのひとつだ。


 彼は微笑みを浮かべながらその場を後にした。手には確かな重みが感じられる。彼は足早に家に向かったのであった。今度もまた素敵なゲーム体験ができるだろう。そう大きな期待を膨らませて……。



 最後まで読んでくださりありがとうございます。

 これにて『ヒナタのダンジョン攻略記』は最終話完結となります。この作品が読者の皆さまに楽しんでいただけたならば本当に嬉しく思います。それではまたどこかでお会いしましょう。

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