426話 ラストバトル
……なるほど、ラストバトルの戦闘BGMはさっきスケリラールが弾いていた曲になるのか。ただ、微妙にアレンジがされているのかな? ところどころ音階が低くなっている気がする。
……まあこんなおっかない奴を相手にする状態で聞くのは違って聞こえて当たり前か。心地良くもあり、恐ろしくもある。ラストバトルにはぴったりだ。
さあ、状況を整理しようか。目の前にいるのはユグドラシル。初めて見るな、4マスサイズの敵モンスターは。サイズが大きい分威圧感が半端ないね。離れているのは2マスだけど、これは多分1ターンで埋まるんだろうな。
さっき戦ったスケリラールはこいつを抑えることしかできなかったと言っていた。……と言ってもスケリラールから攻撃をもらってないからスケリラールの強さがイマイチ分かってないんだよね。
あれこれ考えても仕方ないか。まずは相手の属性を考えることから始めよう。初手は先手必勝フレイムスピアだな。……ちなみに貫通攻撃だから2回ヒットとかするのかね?
ま、撃ってみれば分かるか。一応部屋攻撃のことを考えてアクアにはバブルスキンをしておいてもらおう。さあ、戦闘開始だ!
『ヒナタのフレイムスピア ユグドラシルに75のダメージ』
『アクアのバブルスキン アクアはバブルスキン状態になった』
ふむ、普通に近づいてきたか。それなら部屋攻撃はない……のかな?
だったら俺は1マス下がろう。俺はアクアほどのタフさもダメージを減らすスキルもない。下手にダメージを食らってハートのおまもりを無くしたくはないね。
『アクアのアクアウェーブ ユグドラシルに43のダメージ』
『ユグドラシルのドラゴフレア あまり効いていない アクアに38のダメージ』
うぉっ⁉︎ ドラゴフレアか。まあユグドラシルは竜だしそりゃ撃ってきてもおかしくないよな。
しかも火力が半端ないな。アクアのまもり、属性のダメージ半減、バブルスキンでのダメージ半減込みで38ダメージ。普通だったら今の4倍以上のダメージが入ってることになる。……おっかねぇ。
まあそれでもアクアのHPなら一撃では倒れないけどね。俺も一応属性の半減はあるからさすがに倒れはしないかな。本格的に始動して1ターン目からこんな激しい戦いになるとは、……さすがはラストバトル!
『ヒナタのフレイムスピア ユグドラシルに75のダメージ』
『アクアのアクアウェーブ ユグドラシルに42のダメージ』
『ユグドラシルのテンペスト アクアに60のダメージ あまり効いていない ヒナタに72のダメージ』
tips:
テンペスト 風属性周囲
荒れ狂う風の塊を解き放つ。近くにいればいるほど大きなダメージを負う。
消費SP 40 威力80〜130 命中100




