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424話 世界を守るために


 距離を詰めてこなかった代わりに守りを固める作戦に出たのか、厄介だな。あと1マス近寄られると接触されてしまう以上は慎重に行動しないんだが、何をするのが正解だ? ……とりあえずダメージ半減かどうかを確かめるか。ともすると半減以上かもしれないしな。


『ヒナタのフレイムスピア スケリラールに38のダメージ』


 ふむ、やっぱりダメージを減らす系のスキルだったか。まあ半減ならまだマシだね。接触されたということは向こうもここから攻めてくる。ここから本格的に戦闘が始まる。……気を引き締めないと。

 

 しかしただでさえ結構な固さしてるのにスキルでダメージを半減させてくるとはね。定数ダメージならダメージの半減は気にしなくてもいい。

 ……だが、ブーメランではダメージはあまり期待できないか。となると残る選択肢は……、毒ダメージか。


 聖属性モンスター相手なら闇属性スキルは倍のダメージ。トーチスキンでもそれなりのダメージは期待できるだろう。上手く毒にできればなおよし。……うん、撃つならポイズンアローだな。さあ、毒にしてくれよ……?


『ヒナタのポイズンアロー 4回当たった スケリラールに40のダメージ』

『アクアのアクアウェーブ スケリラールに24のダメージ』

『スケリラールを倒した 経験値を2500手に入れた』


 ……おっ? 倒した⁈ あ、え? 早くない?


「……ぐはっ、……私を倒すとは素晴らしい。さすがはここまで来た実力者よ。……あなたたちならば託せられる」


 ……託す? 何の話だ?


「いったい何のことだ?」

「私は音楽と創造を司る神。……かつて何ひとつなかったこの地に喜びを創る。それは私にとって至上の喜びだった。……しかしある時愚かにも私は怒りで我を忘れてしまったのだ」

「楽器を盗まれたからか?」

「そうだ。確かにそんな理由だったような気がする。……すまないね、何せ随分と昔のことだから理由なんてものはもうはっきりと覚えてはいないのだ」


 ん? 怒った理由をあんまり覚えていないのか。それじゃあそれほど根深い話ではなかったのか? それにしてはそれによって作られたダンジョンがえらく複雑だが。


「私は怒りに任せて創ってしまったのだ。……とある化け物を。それは創造主わたしよりも遥かに強く、凶暴であった。……故にその化け物を抑えるために私はこの場所を作り上げた。そうやって私はこの世界を守ってきたのだ」

「化け物……?」

「あぁ、そうだ。……奴の名はユグドラシル。凶暴な破壊神だよ」

スケリラール

音楽と創造を司る神様。神樹に封じることでユグドラシルから世界を守っていた。

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